エイシンヒカリ フランスGⅠ制覇

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自然体で称賛を

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エイシンヒカリ、17年ぶりの日本調教馬によりフランスGⅠ制覇を、冷静に振り返る。

一に道悪。その次が馬の距離適性であり、第三は言わずもがな、フランス競馬に日本一詳しい名手・武豊騎手が鞍上に固定されていたことが大勝の要因。

直線勝負に賭けるのが当然とするヨーロッパの競馬文化に対し、良くも悪くも、日本の競馬は騎手の判断に委ねるケースが大半であるから、逃げ馬を番手で折り合わせる騎手の技量と、そのリクエストに応えられるようになったエイシンヒカリ自身の成長は、意外な結果以上に高く評価されるべきだ。

じっくり腰を据えて、長いスパンで見たときに大切な、馬の適性を考えた末の連続海外遠征の英断は、海外GⅠ圧勝の最大の根拠であり、不安とされた馬場に対するコンタクトは、後続のエンジンがなかなか掛かりにくい厳しいコンディションを尻目に、前に行って、そこからリズムをできるだけ変えることなく、終いは余力のある分だけ加速するという、競馬の基本を体現しただけのことであり、これこそ、エイシンヒカリの距離適性がそれを可能にしたという、人馬一体の勝利と見るべき、当たり前の展開であったことは付け加えたい。

知っているものの中で、レースを行う馬と人が、適応力の高さで他を屈服させたのが、イスパーン賞という名の通ったGⅠの大勝の結論。

その裏で、日本にはこれだけ強い馬が沢山いるのに、肝となる、馬の適性の判断が疎かにされていないかとも感じた。

秋の天皇賞で、不完全燃焼に終わったあと、評価云々以前に、香港側からオファーがかかるかどうかわからない段階から、香港C参戦は既定路線であった。
そこを逃げ切り圧勝。

あっぱれであった。それが続いた。

挑戦にリスクはつきものだ。
しかし、自分の損失が、他に還元されることを相対的に見て有益と考えられない人間に、大切な命を預けることは憚れる部分もある。

リスクというのは、何も、そこに止まることでなくなるわけではないことくらい、どうして理解できないのかがわからない。
今更ながら、関係各位、秋天完敗馬の躍進を自分のこととして捉えてもらいたい。
学ぶべきことがあまりも多すぎる。

 

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