上がり馬には夏休みはない

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

夏の空白地帯

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サマーシリーズの拡充に、出世レースのダート重賞が2戦もありながら、夏競馬に物足りなさを感じるのは、芝の3歳限定戦がないことも要因だろう。

トライアルが今年から牡牝とも重賞が2戦ずつとなるから、優先出走権も6頭確保されるので万全と言えばそうなのだが、秋のクラシックには上がり馬がつきものだから、そのチャンスの拡大と賞金加算の両方である程度プレマッチの意味合いのあるレースの増設には、違和感なく受け入れられる状況にあると思う。

11月に最終戦があった時代は、9月に東西のトライアルがあって、10月にもそれらを統合する最重要前哨戦という位置づけのトライアルが存在した。
今はそれはできない。何せ、9月の最初の週までは、夏のローカル開催だからだ。

ただ、上がり馬には夏休みはない。
タケノベルベットが7月の中日スポーツ賞4歳Sからの直行でエリザベス女王杯を勝って以降、10月に3歳タイトル最終戦が施行されるようになってからというもの、休み明けは基本的に消し。
秋華賞は女王杯より400M短縮されて2000Mで行われているから、オークスからの直行は成功しているが、その他は7月後半以降のレースを使われていないとダメ。

菊花賞は言わずもがなであるから、春のクラシック組のためというより、ダービー、オークストライアルのオープン特別のような救済レースを設定するのは悪くないように感じる。
レパードSの成功を大いに肖りたいところだ。

ここ数年輪をかけて高速化の進む京都戦との兼ね合いを考慮すると、似た作りの小倉と新潟が理想。
その2000Mと2200Mを第一候補に、札幌の2000Mも北海道戦の活性化の効果を期待した次点候補に挙げておく。

重賞を作るのは大変だが、ノングレードは基本的に主催者の裁量で自由に設定ができる。
昔のレース体系がいいということではなく、客観的にみた3勝目の価値とその後の古馬戦における優位性を3歳馬に与えることは、古馬優勢の日本競馬の基本的立ち位置をいい意味で揺るがせる可能性を秘める。
極論、これを凱旋門賞の前哨戦に使ってもいいのである。

 

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