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奇跡の血統 ミスタープロスペクター

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凱旋門賞とスプリンターズSが行われた週は、
・ポストポンド<父ドバウィ(シーキングザゴールド直系)×母父ドバイディスティネーション(キングマンボ直仔)>
・ビッグアーサー<母父キングマンボ>
らが人気を裏切った。
しかしシリウスSを、
・マスクゾロ<父ローマンルーラー(フサイチペガサス直仔)×父母父母母父にミスタープロスペクター×母母父ホームビルダー(ミスプロ直仔)・継続クロス>
が制し、スプリンターズSと凱旋門賞では、
・レッドファルクス<父スウェプトオーヴァーボード(フォーティナイナー直系)>
・ファウンド<父母父ミスワキ×母父母父クラフティプロスペクター>
らが、人気馬の穴埋めをする見事な走りを見せた。

毎日王冠に出られた4歳、出られなかった4歳もそう。
・アンビシャス<母父エルコンドルパサー(キングマンボ直仔)>
・リアルスティール<母母モネヴァッシア(全兄キングマンボ)>

西の前哨戦でも、
・ラブリーデイ<父キングカメハメハ(キングマンボ直仔)>
・ラストインパクト<母父ティンバーカントリー(ウッドマン直仔)>
らベテランが、この秋も無事に始動した。

日本なら断然のサンデーサイレンス直系という構図。
欧州は重い馬場であればあるほど、サドラーズウェルズの血が躍動し、大まかなところではデインヒルを中興の祖とするダンチヒの直系が幅を利かせている。
アメリカではそれらも活躍するが、ダートでは、ボールドルーラーやデピュティミニスターに代表されるヴァイスリージェントも大威張りで存在感を示している。

にもかかわらず、どの国でも、ミスタープロスペクター系はどんな条件であろうとも、何かの系統は自分の庭を持っていて、そこで活躍する。
フォーティナイナーやキングマンボには、もはや、国も馬場差も条件も問わない万能性が見て取れる。
つい最近のキングマンボ系は、どうも大舞台で情けない感じになっているが、昨年はヒーローを増産していた。
ノーザンダンサークロスが全盛の時代にあって、それを生み出す原動力となったネイティヴダンサーの直系が活躍する世界は、何も、突然一変して生まれたわけではない。
ノーザンダンサーの万能性と、原理は同じだと思う。

 

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