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JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

足下から見直せ

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競馬学校30年生以上のベテランが、未だ質の安定感で中堅以下を上回り、他の方法で騎手として成り上がった人も活躍する現在、大勝負の経験値がまだまだ若手に足らない状況が透けて見える。

学校は基礎を叩き込むべき場所ではあるが、それは現場で見習いの仕事をさせれば身につく部分もある。
最初のハードルを上げて、成績優秀者をどんどん実地訓練で鍛えさせて、脱落者についても、もう一度学校の中で基礎知識と学ぶべきものを得れば、遠回りにはならない。

一定の学力が求められる点では、そもそも門戸が狭いからヤフートップニュース級のバカはいないわけで、複数のペーパー試験は必須ながら、仕事の性質を考えたら、勝ち抜き制を導入してもいいだろう。

問題は、馬に乗るということ以前に、勝負に必要な精神力を生み出す努力が、世界との戦いの中で明らかに足らないこと。
ジョッキールームの空気は常に安穏としていると、よく騎手は語っている。
しかし、騎乗技術がアップした昨今も、昔と同じで、実戦の結果に対する満足度の向上が見られない。

落ちることよりも負けることへの恐怖と戦う力を、競馬学校の中で得ることはできなくても、それを実戦で得るための準備くらいはさせてほしいものだ。
落ちる恐怖を伝える術は騎手出身者なら持っているだろうが、負けることの恐怖に打ち勝った大レースの映像をしっかり解説する授業があってもいい。

敢えて、それを先生の主観で伝えることで、己の個性を自覚するきっかけにすることもできる。
所詮は、個人稼業である。
一本立ちさせる中で、今足らないとされる調教に必要な技量を持った乗り手を増やす意味でも、勝負をすることの面白さを、厳しさを備えた言葉でもって伝えるだけで、ただ憧れの眼差しでレース映像を反芻して見る少年、少女の気持ちは、自己責任の重みと対峙する苦しさに耐えうるものを得ようと努力する方向へ、能動的に変化するだろう。

日本人には、闘争本能を呼び覚ます準備が必要だ。
狡猾になれない人種である以上、勝負をさせる教育こそが学校の存在意義となるのではないだろうか。

賢い子に育てるのではなく、貪欲に競馬の研究をする勝負師を作ってもらいたい。

 

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