2017年 ダート血統

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ダート血統の時代へ

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地方も含めると、日本競馬はダート戦がメインとなるのだろうが、高額賞金レースの殆んどは、ほんのわずかしか行われていない芝の重賞である。
しかし、日本で慣らした血統というのは、どの国でもそういうものだが、土着の傾向を少しずつ取り込んでいって、淘汰を繰り返すうちに独自の進化を果たす。
(外)という概念が(父)制度の撤廃によりなくなったのと同様に、今その血統の振れ幅はより大きくなっている。

レッドファルクス
 スウェプトオーヴァーボード×SS×アファームド

秋華賞と菊花賞の勝者はそれぞれ、
ディープ×マキャヴェリアン×ヌレ
ディープ×オルペン×サザンヘイロー
という配合。
昨秋はこれくらいしかダート色を感じさせる才能の躍動は見られなかった。
が、今年はそれが異常に増えた。

セイウンコウセイ<稍重>
 Aムーン×カポーティ×ミスワキ
レーヌミノル<稍重>
 Dメジャー×Tシャトル×ロイヤルスキー
アルアイン<レコード>
 ディープ×エッセンスオブドバイ×グレートアボヴ
アエロリット<レース史上3位>
 クロフネ×ネオ×ヌレ
アドマイヤリード<稍重>
 ステイゴールド×ニュメロス×ケンマール
レイデオロ<超スロー→高速上がり>
 キンカメ×Sクリスエス×シーキングザG
サトノアラジン<歴代2位タイ>
 ディープ×Sキャット×ファピアノ

不思議な決着と雨馬場の多さに加え、騎手の腕も光った上半期だったから、色々と変わった傾向が出ているのは確かだが、ひとえに、
「究極の場面」
というファクターが、新記録の樹立ではないそのゾーンの入り口付近における守備範囲内での極端な傾向に繋がった可能性を見て取れるのではないだろうか。

簡単に言うと、どれもチャンピオン血統ではない。
でも、いい出来の馬となれば、いくらでもチャンスがあれば出番をモノ出来る準備さえ整っている条件で、爆発的な才能を発揮する。
母父という括りよりは、全体のダートよりの傾向が、芝血統の血の袋小路化の流れで顕著になっているから、隙間を埋めているのではないのか。
あくまでも仮説だが、この夏も少し見劣りする配合の馬が、ダート寄りということで勝ち切るケースを多く見かける。



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