2017年サマーシリーズ総括

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サマーシリーズ総括

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2000
優勝 21pt タツゴウゲキ
戦前はサクラアンプルールの勝ち逃げもあり得るのでは考える人が多かったが、新潟記念の直線をずっと見ているうちに、ああ、これがチャンピオンのあるべき姿なのだなと、これもまた皆が感じるのであった。
最大の武器である安定感を、誰も想像しなかった日本一長い直線コースで遺憾なく発揮し、またも接戦になったが、今度がしっかり待ち受ける本来の形で押し切り勝ち。
ゼーヴィントに再戦を挑むまでに、いや、先越して出世するチャンスを得た夏競馬の後半となった。

スプリント
優勝 16pt ラインミーティア
まさか、専門家がチャンピオンになるとは…。
過去何度か、その後のローテが最も組みやすいアイビス組がチャンピオンになったこともあるが、この7歳馬の一瞬の決め手は、もはや全方位型だったのだ。
上がりでは3、4着馬の方が上でも、レース内容でも着順でも、今の充実を示すセントウルS2着に、人馬の執念を見た気がする。

マイル
優勝 15pt  ウインガニオン・グランシルク
苦労したステイゴールド産駒に、夏のプレゼント。
5歳という季節は、父が伸び悩み最高潮の歯痒い季節であったが、産駒はそれぞれの得意条件で力を発揮する時期。
脚質真逆の2頭は、中京記念の連対馬。初めての文句なしのチャンピオン誕生が、2頭同時とは…。

騎手
優勝 32pt 北村友一
スプリント2勝、最終戦のセントウルSで、全くの格下馬であったアドマイヤゴッドを駆って5着というのは、この夏の充実が本物である証だろう。
ジューヌエコールは展開と時計に斤量の助け、シャイニングレイのCBC賞は、馬のフレッシュさも勝因だろうか。
地味ながら、2000Mの函館、小倉記念で稼いだ入着ポイントが最後の差に出た形。
最後も差し損ねた戸崎騎手とは、安定感に違いがあったのも大きい。
充実の夏を経て、この中堅騎手の今後の活躍が期待される。

いつも以上に地味な、いかにもローカルスターの誕生というシーンの連続だったものの、大駒が少なかった割には、スリリングな競馬の連続で十分に楽しめたように感じる。


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