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予感

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走るごとに良くなる馬は結構多いが、走る馬の中には、走るごとにパフォーマンスが大きくダウンする馬がいる。
スタミナ型にそういうタイプは少ないから、どうしてもグランプリレースの頃には気配落ちというか、どうしても疲れが溜まってしまうキタサンブラックのような馬は、基本的に頑張って長距離をこなしているのであろう。
メイショウサムソンもそうだったが、決め手でサンデー系やスピード優先の血統の馬に挑む<挑まれる>時に、得意とされる中距離戦ではフレッシュでさえあれば、どこからでも来いとドンと構えて自分の勝負に徹することはできるが、以降は、そのガッツが消耗の原因に繋がってしまうというケースが続いている。

秋天直行は、今回に関しては大いに叩き台の意図を感じるキタサンブラックは、2000M以下のレースで【4110】という好成績。
これまで休み明けのレースで連を外したことはないから、実績をそのまま信用する方が賢明なのかもしれない。
さすがに、前哨戦はパスしたが連覇の懸かるJCを前に回避は有り得ない。

走った後に伸びる海外組。
若い馬が後に出世するケースは多いのだが、一定の共通項があって、GⅠ馬として挑戦した場合は、総じて、2000M以下のタイトルを持っていると、ヴィクトワールピサやジェンティルドンナの例に止まらず、オルフェーヴル、ゴールドシップなどが最晩年に一旗揚げる激走をすることもあったりと、総合力を下支えする効果がありそうだ。

サトノダイヤモンドはどうだろうか。
菊花賞、有馬記念を連勝。ディープインパクトは皐月賞からGⅠ勝ちの記録が始まった影響なのか、本番で策を変えざるを得ない展開に持ち込まれてしまって、更には、レース参戦の事実まで否定された。
道悪に夢を奪われた大遠征ではない渡仏の結果は、有馬記念で出る。それが21世紀の系譜。
速くはないことを示した日本と、重厚ではないことを示したフランス。
グランプリ連覇でしか、もう力は示せない立場になった元天才が、スピードの開眼を見せる可能性が出てきた。

 

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