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宝塚記念の劇的逆転

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2番人気以下の独壇場

ダンツフレームやその前ならマーベラスサンデー、サイレンススズカなどが、悲願のタイトルを1番人気でもぎ取った例はあるが、いずれも、あまり多い頭数の競馬ではなかったことが勝因になっていた部分がある。

実際問題、1番人気は30年間で、

【111027】

主な着外馬

'17⑨キタサンブラック

'15⑮ゴールドシップ

'07⑧ウオッカ

'05⑦タップダンスシチー

'03⑤シンボリクリスエス

'95⑦サクラチトセオー

'89⑦ヤエノムテキ

ただ、30回で7回の4着以下が問題なのではなく、11勝19敗という勝敗の塩梅が肝なのだ。

前述の通り、少頭数になる年も多い宝塚記念だけに、多頭数が増えた近年のレベルアップがありながら、昨年も見事な惨敗だった人気の中心馬は、このレースであまり頼りにならないことが完全証明されている。

連対率に対して、1番人気馬の勝率がここまで低い例というのは、独特な空気間の中で行われることの多い、シーズン末期も過ぎている春のグランプリの開催条件も大いに影響しているはずだ。

何より、1番人気馬がその年の国内GⅠに出走していた場合、そのほとんどが好走していて、2番人気以下は反対に勝ち切れなかった印象の馬が、しっかりと力を発揮して春のうちにタイトル奪取に成功、という例がほぼ通常の流れになっている。

前出のマーベラスサンデー、ダンツフレームらは、その時に、タイトルホルダーに目新しいのがいなかったために、人気に応えられた必然の流れがある。

同時に、そうでもない限り、メンバーが90年代よりはずっとハイレベルになった宝塚記念だけに、人気になって勝つ確率も低くなり、昔取った杵柄というのでも通用しないから、順調に使えているGⅠ実績上位の馬は、今後も狙いの中心になっていくことだろう。

非根幹距離戦にしては、リピーターが少ないのも気になる。

連続連対はほとんどが根幹距離でこその馬ばかりで、GⅠだからこそ、スペシャリストは1回でその役目を終えてしまう傾向が伺える。


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