血統予想・コラム

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怪しいGⅠの分析

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ヴィクトリアマイル ジュールポレール

重賞未勝利馬による、レース史上初の優勝、連対達成。

3着の例はこれまで、

’17自身

’15ミナレット

’09ショウナンラノビア

’ブルーメンブラッド

ブルーメンブラッドは前走の阪神牝馬S2着馬で、秋にはGⅠ馬になった。

今年の3着馬である、レッドアヴァンセはそれと同じような戦績があったが、ストレイトガールのように不利があった年の3着から、その後連覇するようなはっきりとした武器のある馬ではない点で、極めて特異な結果と言える。

宝塚記念 ミッキーロケット

重賞1勝馬による勝利は95年のダンツシアトルと02年のダンツフレームがあるくらい。

時計と実績で上位人気だった2頭に比べ、枠順だけで大レースを制したこと自体が極めて異例の出来事。

ダンツシアトルの時も稍重で、いくらか縛りが解けるとはいえ、近1年以内での重賞連対1度のみの馬の好走そのものが、13年のカレンミロティックしかいないから普通ではない。

共通項はそれが中京の暮れの2000M重賞での連対実績ということになるが、何とも言えない。

調子がいいという声は聞かれていたし、ケイアイノーテックのパターンにある直前乗り替わりのGⅠ春初制覇も珍しいパターンだが、日本の小市民の一人である筆者には、この2頭の快走に今でも疑念がある。

人気のGⅠ実績馬の凡走や不発、勝負に挑む際に必要な際どい場面での勝負強さの点で、2着馬の方が遥かに格上のようで、勝負強さや持ちうる武器はGⅠ級だったと、レース後に気づかされるパターンは、あるようで意外とない。

何せ、先行馬よりマグレの確率が断然低い、中団グループの差し切り勝ちの類である点も、道悪は抜きにして、極めて珍しい。

道悪とて、時計が平凡だったわけではない。

歴代のハイレベル決着に及ばないまでも、良馬場のアヴェレージより上というタイムだった。

フロックという論理では、どうにも説明のつかない結果。

好走理由や血統に目を転じると、割れ気味の単勝オッズの中争われた一戦で、人気の主要種牡馬の産駒が勝ち切れず、違う傾向の大種牡馬の産駒が勝つという流れが同じ。

落としどころはその辺りしかない。



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