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秋に良化した名馬たち

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2001年以降、秋の3歳以上のGⅠで、春のGⅠで3倍より高い支持を受けながら勝ち切れなかった馬<春GⅠ未勝利>が、秋に勝ち切ったという例は、

スプ ロードカナロア<12>

秋 なし

菊 サトノダイヤモンド<16>

天 なし

エ アドマイヤグルーヴ<03>

マ なし

J ブエナビスタ<11>、ジェンティルドンナ<13>

チ なし

有 サトノダイヤモンド<16・菊花賞から連勝>

みんな似た者同士。

牡馬の2頭は、ノーザンダンサーもしくはヘイローが継続してクロスしている意図的な配合。

JC実質連覇の2頭も、同じような配合。

アドマイヤグルーヴだけは、初めてGⅠで人気が落ちた血統馬で、母には、ナスルーラのクロスとハイペリオンの継続性のあるクロスがが入っていた。

そもそも、日本のGⅠは血統に厳格で、近親交配の代表例である3×4や同系配合といったわかりやすいベストトゥベストは、それほど効果的にならない面があり、それが人気馬だと門戸が狭くなる。

ノーザンダンサーのクロスを持つ牡馬の人気馬は、まず古馬GⅠは勝ち切れないとされ、距離が延びれば、より細かい篩にかけられる。

ここに挙げた馬が、全て常識外のところにいる名馬であるから、その縛りはあまり気にはならないのだろうが、ブエナ、ジェンティルクラスでさえ、古馬GⅠを連勝した記録はない。

だから、春秋の棲み分けがあるようで、それは簡単にはいかない事例を明示しているに過ぎない側面があると言えるのだ。

彼らがセントサイモンやナスルーラの直系が一時期ほどの勢いを失ったように、いずれ、淘汰の道を進むことになる宿命を背負った血統の持ち主だと、皆理解ができている。

しかし、地道にアウトブリードを重ねたところで、クズ馬が多く出過ぎれば、大きな牧場でも経営に影響を及ぼしかねない。

例外的存在のロードカナロア以外、全てノーザンファームの生産馬。

緻密な戦略は、総合力勝負の秋のタイトル獲りに繋がったが、後継争いではかなり厳しくなるだろう。

 

 

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