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ダート馬の分水嶺

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ダート王に返り咲いたホッコータルマエと、ダービーのお返しを究極のJCで完遂したエピファネイア。
共にスーパーエースではないが、これ以上の才能もまた少ない。

あくまでも、ターフがメインではないのがドバイミーティングの本懐。
ただし、無残にも討ち死にしたジャパニーズスターに学ばなければ、謙虚に大胆に大物食いなどできるわけもない。
その中にあって、立ち直ってきたホッコータルマエは、陣営も馬そのものも称賛されて当然である。
2年続けて結果を残した上で、参戦できた馬など記憶にない。

本質的な問題はスピードだったが、芝の馬が通用すると分かって、今年の少数精鋭での参戦には納得だ。
一応、他にも興味のある馬はいる。
何故かお熱になって、今年3頭も挑むことになったUAEダービーや同期の華ハープスター・ワンアンドオンリーのシーマクラシック獲りも見逃せない。
が、それはそれぞれに必要なタイトルには思えない。
前年は、ホッコータルマエがワールドCでもっとやれると思っていたが、全てアウェイという負け方だった。

必ずしもフェブラリーSが、ドバイの競馬への招待状を得るために必要なタイトルではないことは、前記の通りに証明済み。
トゥザヴィクトリーはGⅠを勝ったわけでも、ましてやダート実績があったわけでもないのに、見せ場を作って惨敗ながらも、2着に粘り込んでいる。
特別な年のオールウェザーは芝GⅠ2勝のヴィクトワールピサが、逃げたトランセンドを僅かに競り落としての歓喜だった。

日本で思うようなダートと違う以上、無謀な挑戦にも思えるが、ホッコータルマエに期待される先行力は、昨年参戦時以上に可能性を感じる。
秋の復帰2戦目からは、逃げ馬も差し馬も封じている。
頂きに立てれば、その世界観は180度変転する。ワンアンドオンリーと共に、人気のない方の激走に期待だ。



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