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変則開催の筋道

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今年も、ちょっとポイントがズレれば、甚大な被害が競馬関係の施設にも出ていたかもしれない。隣県ではなく、県内での激甚災害というのは、とてもじゃないが他人事とは思えないものがある。
昨年は、その台風接近による早めの中止策により、セントライト記念と京都大賞典が順延になった。
去年と今年、様々なタイプの自然災害に煩わしいほどの頻度で襲われる列島の中で、我々は生活しているのだから、そこから逃れることなどできない。

でも、3日間開催のリスクばかり論じても意味はない。
9月の変則開催は、改良の余地が無限にある。
3歳クラシックのトライアル競走をまとめて、その週を3日間開催にしようがしまいが、ハイレベルの馬と騎手を集める日は、ダービー・グランプリデイ以外にも作ってもいい。
2歳の重賞が全くない秋の中山、阪神開催に、それを組み込むのも一手だ。

かつて、開催日の関係で、ダービーとオークスのトライアル競走がまとめて行われていた週がある。
2回東京の最終日にNHKマイルCが配置され、春の天皇賞が4月に行われると、翌週は連休と重なる。
GⅠをやっている週でなければ、今の5回東京・京都の開催初週のように、まとめて重賞を組んだほうが、注目度の観点でもプラス面があるから悪趣味だと揶揄されることもないだろう。

あと、ちょうどこれからの時期は、地方でも最大の盛り上がりをみせる頃合いだ。
古馬のダート短距離重賞を作るなり、今行われているオープン特別で優先出走権の代わりになるような優勝馬、2着馬などへの優遇を図れば、レースの質が向上して、いい馬がぶっつけ本番で、というよくない流れが改善できる可能性がある。

ダートのオープン戦など、正直いくら作っても迷惑する陣営はないわけだから、実質準重賞化させることは、有力馬にも参戦してもらう意味でも優先順位の高い施策だと思う。
地方のGⅡに並び追い越せではなく、賞金加算なりなんなり、メリットのあるレースを中央にも作るべきではないだろうか。

 

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