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遅いディープという矜持

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ジェンティルドンナという馬は、ドナウブルーを姉に持ちながら、何故か2400Mで強かったのだが、基本距離のマイル戦での最高時計1:34.3<シンザン記念優勝時>からも分かるように、速い馬ではなかった。
オークスでは2:23.6という大記録を出しながら、JC初勝利時の2:23.1で自己記録更新後、秋の天皇賞で1:58.2という今では大したことのない走破記録以外、はっきりと遅い時計でしか走れていない。

クラシック時点のライバル・ヴィルシーナが、マイルで1分32秒台を3度も記録しているのとでは、明らかに一線を画す適性の差。
その癖、昨年の宝塚記念は時計平凡にも拘らず、生涯初の先着を許すのであった。

配合こそ違えど、キズナも似たようなところがあって、両者とも日本よりは時計を要する洋芝の大きなレースで、タフな競馬を制している共通点もある。
距離をこなせるから、遅くなる。

対照的に、父のディープインパクトは速かったが、速いから長距離GⅠを勝てたわけではない。
レース展開によって5秒は時計が変わってしまう3000M以上の競馬で、それぞれ違った形で快勝できたのは、ゆっくり仕掛けるのに適した馬体と飛ぶように走れる特殊な脚の関節を持っていたから。
オプション一つで努力可能な領域を拡大できる。これが才能の差なのだ。

産駒は総じて、出来がいいから距離をこなせるとは限らないが、遅くなる要素を母系の血から求めることで、この産駒はいかようにも変身する。

キズナと母父は共通のリアルスティール。
歴代2位の時計で決まった皐月賞は2着、ダービーレコードの2400戦は4着。
時計が遅くなった神戸新聞杯で2着。菊も中身は大差なく2着止まり。

牡馬クラシックは、速さが優先されにくい舞台設定であるから、タイトル一つだけの場合は、余程のことがない限り古馬チャンピオンにはなれない。
総合力というファクターは曖昧でも、速さで勝負は決まるから、その度合いでいえば、リアルスティールのバランスが少々お上品すぎたのかもしれない。


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