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危険水域・JC考

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最近、これホントにジャパンCなの?というレースが、ポツポツ出てきた。

第25回以降のレースから、一番面白かったものを挙げるならば…。
10年前は、ゼンノロブロイとハーツクライがレースを盛り上げる役目を背負い、ゴールシーンではリンカーンなどとともに、大接戦の叩き合いを演じてくれた。
結果、離れた3番人気のアルカセットがハーツクライの急襲を微差ながら凌ぎ切り、鞍上のL.デットーリは、3度全てハナ差という稀有な記録を作り、JC最多勝騎手の栄誉を浴した。
タップダンスシチーの逃げは秋の天皇賞とは一変、ハイピッチのGⅠらしい展開に。

ハイホークらが先行して、当時の秋の天皇賞よりずっとハイレベルの時計で2000Mを通過後、芦毛の名馬が一騎打ちをした時も同じ。
脚質というか、上位馬の戦法はまるで違うが、世界一速い2400戦としてのメンツを立てた第25回であった。

一方、34回中最低だったのは…。
敢えて、歴史的快挙を成し遂げたジェンティルドンナの2度目のJC制覇を挙げておく。
止むに止まれず、二の脚がついてしまって逃げることになったエイシンフラッシュ。捲ろうにもなかなか動いていけず、ついに走る気にならず終わってしまい…。
これだけの実績馬がいながら、みんな不発だったのに、ジェンティルドンナは前年叩き合ったオルフェーヴルとは数段レベルの低い3歳牝馬のデニムアンドルビーに、首の上げ下げまで追い詰められた。
同じハナ差なのに…。超ハイペースと超スローペースが、それぞれのレースレベルを如実に示することとなった。
メンバーのレベルに差はなかったと思う。

新コースに改装した2003年以降では、3着以内に入った外国馬はわずかに2頭という無残な結果。今年も優勝候補までは見当たらない。

今年、過去を上回るような残念すぎる展開が危惧されている。
秋天も近年侮れないアル共組にしても、レース自体はスローでともに低調だった。スローの前哨戦(トライアル)のあと、本番もまたスローというのが妙にトレンド化しつつあるのも気掛かり。
ペルーサさん、行けたら行ってみませんか。でも、それだと何だか寂しい。



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