2016年 新馬回顧 ダンツペンダント シークザフューチャ ブレッシングテレサ ヒカリトップメモリ

JUST競馬予想ブログ

新馬回顧<2/27・28>

読了までの目安時間:約 3分

 

実質、3月の開催の始まり。引退する調教師のラストファイトが、この時期の恒例となっていること以外では、もう春の大一番に向けた始動の意味合いの強い競馬が盛り沢山だ。
出会いと別れの季節とはよくいうもので、土曜日までは、まだ冬らしい寒空の下で競馬が行われた。

そんな感傷的な空気感を察知したが、午前中からJRAにしては?大盤振る舞いの配当が出て盛り上がりのあった阪神では、その午前最後のレースであったダート1400の新馬戦を、やっと日本のダートを理解して勝ちまくるデムーロ騎手鞍上の3番人気・ダンツペンダントが制した。
芝で軽快な走りを見せたサンデー系の父を持つ馬の上位独占は、その血筋のダート適性を感じさせる結果となった。

この時期のせいなのか、牝馬が上位人気独占の中山2000Mは、牝馬のワンツースリーも、1番人気ミスドバウィが不完全燃焼の5着。
一方、続く人気だったシークザフューチャは迫力ある差し脚で抜け出しで快勝。名前からして人気しそうなツボミも、上々の好位抜け出しでの2着だから、未勝利脱出は早いか。
前者はゼンノロブロイ、後者はスペシャルウィーク。2分4秒の時計通りのスピード能力を示した内容で、どれだけ縮めていけるかが課題だ。

暖かかった日曜日は、阪神で似たような構図の2000M戦が行われ、2番人気のブレッシングテレサがお行儀のいい競馬で断然人気のエイシンティンクルを抑え込んだ。
前者は父マンハッタン替わりのAラクティの妹、後者はエイシンヒカリの全妹と国際派の血縁者。
まあ、逃げる気にさせなかった分、エイシンが負けたという展開なのだが、鞍上の判断は正しかったように感じる。
自分で行こうとしてから逃げさせるのが、この血統の場合はいいと思う。

中山ダ1200は、前に行った3頭の競馬。
ゴール前抜け出したのは、3番人気のヒカリトップメモリ。
ハービンジャーだから、最後にエンジンがかかったのだろうが、勝ちタイムが1分12秒台なので、速い競馬は合うのだろう。
在来牝系の良血馬を負かして、鼻高々である。
 
 

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中山記念 -回顧-

読了までの目安時間:約 5分

 

パドック気配から察するに、
「フォルムは完成形に近づいていたが、仕上りそのものはギリギリOKくらい」
といった感じのドゥラメンテ。

脚を叩きつける前肢の謎の動きは、後肢の踏み込みの深さを示す力がついてきた証なのか。
昨春のそれより、より明確にこう歩くのが自分なのだという自己顕示の側面がより色濃く出てきたようにも感じる。
ここまでは、総評する前の段階の、各方面のスペシャリストのコメントをまとめたもの。

唯一、出てくれないと騎手ととしても、危ない性格を知ってしまったから、どうしても慎重にならないといけないがために、じっくり後ろから構えないといけない危うさを秘めていたがための2倍前後の支持であったのだが、休み明けのマイネルラクリマが内の方からポンと出て、前半の速さならこの中で一番の大外枠からの発走だったカオスモスが先行したことで、望外の平均パースとなった。

ちゃんと出てくれた上に、このペースメーカーの存在は、ミルコの勝ち気をより引き出すことになった。
中山は好き。
でも、必ずしもうまく乗って勝ったという重賞は、それほど多くはない彼にとって、実力知ったる同期4歳の完璧なポジショニングは、正攻法という選択肢しか残されていなかったがために、気持ち早めの仕掛けでも、実戦勘の回復と体調良化を兼ねたハード調教の側面があったレースという位置づけに最もふさわしい競馬をすることができ、結果は至極当然の1着となった。

4角の鋭い反応。
本来の2割くらいしか出せていないだろうそれは、一緒の位置を回ってきたリアルスティールに対する最後通告であり、勝負の溜めを利かせた差し切りを狙ったC.ルメール×アンビシャスにとっても、決定的な差を直線半ばでつけられてしまう結果に、追い上げながらも気づく、切ないへの2着猛追となった。

2000年代半ばの高速化著しい中山の1分45秒台ではない。
力を出して、かつ、一定以上の流れを作ってもらわないとこの領域には達しない馬場状態。
中間の天候からして、重い馬場ではないが、素軽い動きでちょこっとゴール前だけ脚を使えば勝負になるような甘い競馬とはならない。

単勝の支持とほとんど同じような結果。
ファンの支持は間違っていなかったが、ファンの見立ては大きくいい方向で裏切られた。
みんな、秋より、もちろん春の頃よりは強くなっている。

積極的な好位抜け出しを図ろうとしたが、直線お釣りをなくしたラストインパクト。
どうにも、スタートに変な癖がついて、本質小回り向きではない性質が、挽回の足かせとなったイスラボニータ。
言い訳はいかようにできる厳しい展開だったが、詰まる所、4歳勢には完敗である。
無論、4歳の2、3着馬も、彼の日、東京1800Mで未来に再戦することの約束を果たしながら、スケールの差では、もうどうにもドゥラメンテに敵わないと認めざるを得なくなった。

ダービーの頃より、体がふた周りほど増えていたはずなのに、背が伸びたせいか、ヘンテコなお腹ぼってりの体形にはならなかったドゥラメンテ。
しかし、超一流馬というのは、いい意味で成長しないとされる。
晩成型の牝系の影響で、フォルムの概要は母にそっくりだったのだが、キングカメハメハの秘める古馬になってからの成長力が体現されたのならば、彼はもう少しがっちり体型の部分が出てくるように感じる。

見るからに仕上がり途上の作りでありながら、いつまでも成長しそうな可能性を示すこの馬は、もう誰も知らない世界を見てきた、未来型のサラブレッドのサンプルであろう。
であるから、勝負付けの済んでいる連中に、後ろ指差されるような無様な姿は、絶対に見せないのだ。
素晴らしい。
 
 

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中山記念 -予想-

読了までの目安時間:約 5分

 

さて、今年も春競馬の訪れを告げる中山記念の開催週がやってきた。

「斤量の問題より休養明けの影響の方が問題」
「わざわざ中山を使わず賞金加算をして皐月賞に挑んだ馬が、少頭数ながら、本当に中山で彼本来の能力を発揮できるのか」

悪いことばかり考えたくなる状況で、堀厩舎の馬にM.デムーロというコンビで、それも昨春のヒーロー候補だったサトノクラウンとのコンビネーションが、最高の結果で理想の形として現れたことは、少なからずファンの食指もドゥラメンテに向くという流れにはなる。

でも、やっぱり危ない説にかけようと思う。
本番ではない。
そして、他の10頭に比べ、明らかにレース内容にムラが出るタイプ。
鞍上も、最近重賞とそうじゃないレースとの気持ちの入り方にかなり差があるようだし…。

どう狙おうと俺の勝手だよ。
散々好きなことをやってきた彼らに、今回も翻弄されることを承知の上で、軽めにお断りの挨拶をしておく。
様子を見させてください。

こういうレースは、他にも買いたい馬に事欠かないのがいい。
木を見てみ森を見ずの典型的な失敗パターンにはなりかねないが、常道の斤量利、意味のある休養、乗り替わりなし、安定したレース内容に一日の長があると考え、ごくごく平凡ながら、自信をもってリアルスティールを推したいと考える。

言っても、こちらだって休み明けなのだから、1年勝っていないことを含めても、意外と危ない2、3番人気の対抗株ではあるのだが、調教過程にしか現状を把握する術を知らないファンとしても、逆転の余地が十分にある舞台で、それも、出られれば即古馬GⅠの覇者にもなれたかもしれないという、実はライバルでなくなったかつてのライバルに先んじた大きな一手を差さずに待ったことの判断が、結果的にではあるが、乗り替わりなく次のステップに進める状況で、かつ、日本の代表馬になれそうなアイツに、少なからず自分を意識させるだけのレースにできる可能性があるのなら…。

判官贔屓。
いや、屈辱的な惜敗の連続とダービーで見せつけられた決定的な能力差は、普通の舞台では逆転不可能。
同じ休み明けでも、成長を促す期間に費やした時間そのものは、結局は大差ない。
むしろ、秋のレースを使っていないほうがいいくらい。

でも、骨折を乗り越えたことが判然としているリアルスティールには、古馬初対戦で同列の4歳馬ながら、長い距離の競馬で泥にまみれた経験がある。

本当は、最後に勝った東京1800Mのようなフェアな舞台が合うタイプ。
がしかし、そこで能力全開でやりあっていたのなら、少なからず、キャリアの差ということだけではなく、スケールの違いでの評価の差も厳然とあった下馬評は、そっくりそのまま、クラシックでの結果として現れてしまった。

戦う前に見えているものは、意外と少ない。
ただ、押圧される苦しみと似たような軽い骨折の経験から先に立ち直る機会を得ている者とこれからそれを経験する者との差は、このような微差が大差になるコースでは、意外なほど大きく、そして、複雑な理由もついて、結果として現れるのではないかと思う。

馬は順調である。
リアルスティールが普通に走れれば、血統の印象通りの距離適性を示す絶好の舞台となるはずだ。
何分の一かでも、お返しをしておきたい。また戦う時のためにも。

相手筆頭は言わずもがなとして、アンビシャス、イスラボニータ、フルーキーも当然押さえて、そこにちょい足しするなら、今年はおとなしいベリー騎手鞍上のラストインパクトか。
そこまで人気にはならないだろうし、何だかんだで小回り向きの印象が人馬双方にあるから、妙味はある。
 
 

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クラシック展望③

読了までの目安時間:約 3分

 

まず、牝馬戦線の方から。
クイーンCの前に、出世レースの一つであるエルフィンSが行われ、京都の未勝利戦を勝ったばかりのレッドアヴァンセが人気に応え、楽しみも少しは増えたなと喜ばしく思っていたのだが。

翌週。嵐の前の東京競馬場で、信じられないような光景を我々は目撃するのであった。
「12.3-10.8-11.3-11.7-11.7-11.2-11.6-11.9」
???
困ったものである。(笑)
そもそも、東京でも外回りコース敷設後の阪神でも、3F通過から、34.4-46.1-57.8で逃げる先行馬がいるのかという話なのだ。

このラップを、他の陣営が真っ正直に捉えた時点で、ほぼギブアップであろう。
2歳女王・メジャーエンブレム。
皐月賞参戦を願う声は、ファンからだけではないように思う。
ちなみに、先述のラップ。
位置取りはともかく、1:32.4でヴィクトリアマイルを圧勝した5歳時のウオッカと双璧。流し方も同じ。
一体、彼女はどんな馬に育っていくのだろうか。
感心するばかりだ。

きさらぎ賞と共同通信杯は、勝ち馬の本質面の差異を顕在化させた。
馬場差はあったとはいえ、勝ち時計できさらぎ賞の方が0.5秒速かったのに、1600M通過は推定サトノダイヤモンドが先頭に入って独走し始めたポイントで、共同通信杯2着のイモータルは、勝手な互換ではあるが、その0.5秒前を走っていたことになる。
が、ディーマジェスティがその後ぐいぐい伸びて…。

最終ラップは、11.3と12.3秒。
無論、馬場状態の影響は考慮しないといけない。

でも、終いの脚を見る限りでは、その能力差は1秒ではなく、ディーマジェスティのラスト推定12.2秒とサトノダイヤモンドの1600通過1:35.6を足した1:47.8と実際の走破時計の差0.4秒を加えた1.4秒とすべきなのではないだろうか。
各重賞の勝ち馬に、展開上の利点が生じるような勝負の綾が、結果として味方につけられるかどうかの方が、皐月賞攻略の当面の重要事項である。

この感じだと、芝の急進勢力はなかなか推せない。。
今月は、ヒヤシンスS快勝のゴールドドリームを推しておく。相当な器だ。

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一年して思う・哀悼

読了までの目安時間:約 3分

 

エンターテイナー・後藤浩輝騎手の自死は、空虚感を生み出すブラックホールのようなものを作り出した。

彼の重賞ラストライドとなったダイヤモンドSは、ファンにとっても思い出が多い。
自爆覚悟の大捲りからの押し切り勝ちで、賛否を巻き起こしたユーセイトップランの時は2000年。
錘の代わりに?身に着けたアブトロニックと共に、CMを兼ねた騎手インタビューに応じたのは、その2年後のキングザファクトでの優勝時。

落馬翌日の裏開催で活躍した時、ふとその日のことを思い出して気を紛らわせていたのか。
急に辛くなったのは、パートナーの死をふと思い出し、気を張って我慢していた自分から、一気に力が抜けていってしまい、すると今度は急に恐怖が襲ってきたからなのか…。

誰にも分らないその真実も、日曜の重要競走のメモリアルの中に溶かし入れて、永久保存しようではないか。
キングザファクトの初重賞制覇2週前、泥田の東京競馬場で白い馬が久々の勝利の美酒を味わう。2週後は、今度こその完全復活を裏付ける阪神での圧勝劇。
中山記念にだって、栗毛の愛しき相棒との楽しい記憶が刻まれている。

アドマイヤコジーンとローエングリン。
ラストランでは乗れなかった2頭のファイナルウインのパートナーが、何を隠そう後藤浩輝だ。
そして、その勝利によって、彼の輝かしい戦歴の中で、主戦騎手のイメージを確定させる仕事を成した。

決して易しい馬ではなかった。
負けたレースもまた、彼の糧になった。

プライベートなことなのだろうが、後藤騎手には誰もが憧れ、また羨む素晴らしい家庭があった。
それなのに…。

同時に感じる。
大好きなお馬さんに囲まれた生活に、もしも怖気づいて、結果自ら幕を下ろすことになるとしたら…。
天秤の両皿に、とても大きな幸せの重しが乗っかっていた。
そのちょっと危ういバランスを保つために、砂を噛みながら、補助なしで岩を登るようなリハビリをした末に展開された悲劇。

1年して、思う。
孤立の打開には、周囲の人のデリカシーのない無粋な親切心が必要だということを。
老婆心で闇からの解放が叶った後は、幸せな世界の生活の中で不遇も自己処理できたろうに…。
合掌。

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新馬回顧<2/20・21>

読了までの目安時間:約 3分

 

先週と同じく、土曜日から、西から順に馬場が湿っていくといった流れ。
早速、雨の影響を大きく受けた小倉では、芝の2000M戦が重馬場で行われ、やっぱり荒れて…。
でも、やっぱりはもうひとつ。
人気薄ながら、見た目以上に強い勝ち方をしたスノーマンが、母サンレイジャスパーとその父ミスズシャルダンの小倉巧者ぶりを、そのままに受け継いだ印象を残したということ。
父スズカフェニックスで、間違いなく差し馬といったイメージもあって、後方から勝負所で一気に上がっていたあたり、道悪も得意。
20倍の単勝オッズが不思議なくらいである。

京都は稍重のダ1800戦、東京は渋り出した良馬場のダ1600戦。
ともに、2番人気馬が楽勝の競馬となった。
前者は、米2歳王者アンクルモーの産駒・エイシンヒマワリのぶっちぎり圧勝劇。
当地の生産馬らしく、牝馬ながら500kg近い大きな体を活かして、先行押し切り勝ち。

後者はハービンジャー産駒のダノンバウンドが、最後は楽に抜け出し、エンジンの掛かりの良さをみせた。
母系がアメリカの一流種牡馬を代重ねされているのもあるが、少しそれを遡ると、プライヴェートアカウントやアサティスなど、ダートのイメージと直結する種牡馬の名が近親に記されているから、素軽い快速型の多い一族らしい特性がよく表れていた。

日曜日は、土曜日の雨の影響が大きく反映される形。
しかし、GⅠ開催の東京芝1800のひと鞍のみ。
重馬場ではあったが、上がりも勝ち時計も稍重レベル。

というより、コース取りと血統の重要さが意外な大差に繋がったか。
混戦を制したのは、5番人気、小柄なドイツ血統の牝馬・ビッシュ。
好位置から、刻一刻と馬場状態が変化するシチュエーションで、百戦錬磨の横山典弘騎手が最後はインを選択。経済コースを通り、馬場は悪いが、何とか馬の走るリズムがギリギリ壊されないことを確認しながらの抜け出しで、他を圧倒。
ディープ産駒のキレもあったし、何よりタフな馬であることを証明した。
人馬とも納得の勝利。
鞍上のメモリアルに相応しい、泥臭くも美しい圧勝劇だった。

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フェブラリーS -回顧-

読了までの目安時間:約 6分

 

モーニンには距離不安もあるとか言われつつ、高速決着当然の馬場状態で、サンビスタを覚醒させたミルコ・デムーロが鞍上。

コパノリッキーが何もできないまま終わってしまったせいもあるが、直線お釣りのなくなった先行馬を交わし去った後の力強いストライド、そして、今までにない前にいる馬を押して押して追いかけていく形、新王者のそれに相応しい「歴史的覇者」誕生を実感させるだけの風格や迫力を有していることも証明し、奥行きという面にプラスアルファを作り出せたことでも、ミルコマジックが今回も炸裂したと言っていいだろう。

先入観のない馬に乗った時のパフォーマンスは、時に、フランキーをも凌駕する強烈なものがある。

血統面でも、ストームキャットの直系の馬にしては、変に癖のある常識にかかってこない面もなく、異様に主流血統が重なり合うような難儀な血統構成ではないから、早熟になったり、異常なほど晩成なわけでもないのは、血の進化もあるにしても、日本に来た同系統の馬の中では、最も優秀な馬であったということだろう。

母母父はアドマイヤコジーンの父コジーン。

単調な先行タイプと高を括っていると、いつの間にやら古馬の一流馬になっていたりすることがある。

その一面が、いい方に出たようだ。

ただ、今回は、勝ち馬のスピード能力についてではなく、2着以下の、ナリタハヤブサのレコードくらいは走った馬たちを褒めてあげたい。

本当によく頑張っていた。

ノンコノユメは、いくら小回り向きではないにしても、あの超不良馬場の大井のジャパンダートDで、見たこともないような追い通しのレース中盤の一生懸命な追走から、どう考えてもクロスクリーガーの先行押し切りが決まる展開を覆し、最後は、猛然と追いこんできたこちらの方が、ゴール前流すほどの余裕を残して、あっさり交わし去ってしまった馬だ。

1番人気は当然。

でも、武蔵野Sが58.2秒、今回は、GⅠ馬のコーリンベリーが結果として先行したことによる安定した逃げによる58.4秒の流れで、ついていけないどころか、馬群が道悪でバラけるのをいいことに、悠然と大外一気をかましてくるから凄い。

0.2秒差届かずの2着。

休み明けであっても、加藤調教師は、出来得る限りの最高の仕上げをしてきていたように思う。

+2kg以上にパワーアップを感じ、中間の調整を有意義な時間にすべく、いい意味で作られた中だるみは、成長を促すための理想的なレース間隔を作った。

無論、どこか使っていれば、それはまた違う結果だった可能性を秘めるのは事実だ。

しかし、若きチャンピオン候補の馬が、東京マイルを1:34.2で走ったことは、純粋に素晴らしいパフォーマンスだと言える。

素直に、勝てなかった点以外は、称賛されるべきだ。

レースの展開が、モーニンの底力をあまりにも出しやすいものになってしまったがために敗れたに過ぎない。

そして、3着のアスカノロマン。

一介のオープン馬は、今や、スピード勝負にも対応できる安定勢力になったことを、前回の東海Sとこのハイレベルマッチで証明した。

ずっと、ダートの比較的長めの距離を使われてきたが、アグネスデジタル<マイルGⅠ4勝>×タバスコキャットという配合で、ノーザンダンサーの母ナタルマに行き着く世界的名牝系の出身者で、むしろ、スピードと底力が最大限引き出される環境は、最高の舞台であったように感じる。

一年前の京都戦を圧勝した後、ちょっと進むべき道を迷いそうになったが、地方行脚に入る前に、中央の異質なスピード競馬で勝負し、かつ、末脚勝負に活路を見出す直線の伸び方だったから、使い詰めで多少は疲れはあるだろうが、まだ5歳馬。

未来は明るい。

人気馬は、大体上位に来た競馬。

7着コパノリッキーの周りにも、道悪なら、ハイペースの時計勝負なら、という穴馬が来たのだが、きっと、1600Mでのスピード比べでは、これくらいの順番であったということなのかもしれない。

6歳の、たまに強烈に強い先行馬・コパノリッキー。

どうも、走りに癖が出てきて、直線では手前を替えてくれないという話。

昨年、このレースを不本意な位置取りから、直線完璧な走りで抜け出し連覇を決めた後、脚を傷めて春を休んだが、若手で、また芸の引き出しが多い馬が相手だと、上がり目の面も含め、今後はなかなか出番は少なくなるのではないだろうか。

何しろ、自身の走破時計1:34.6は、一昨年ここで勝った時のベストタイムより1.4秒も縮めているのだ。

見ようによっては、まだ伸びしろは残っている気もするが、本音は、良馬場のパワー勝負向きという、馬体の印象通りの馬だからなあ…、であろう。

勝ち馬のレースではあったが、この結果は真摯に受け止めるしかない。

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フェブラリーS -予想-

読了までの目安時間:約 5分

 

またしても、週末は雨予報。
日曜日に風の影響が出るようなことはないとの話だが、ダートの乾きは期待できない。

コーリンベリーは、チャンピオンズCで唯一、コパノリッキーにケンカを仕掛けなかったわけだから、鞍上も変わっていないし、距離短縮で自信は多少あるにしても、力づくで先手を奪う手はハナから考えていないと思われる。

ただ、今年コパノリッキーには敵が多い。
1400MのOP特別を先行して連勝しているスーサンジョイという若い馬が出てきた。
コパノリッキーも、2年前のこのレースで、前半は抑えて、というセオリー通りの競馬をした人気勢を尻目に、人気薄をいいことに自分のペースに持ち込んで、楽々先行押し切りを決めている。

目指すものが違う2頭。
一昨年の盛岡で行われたJBCクラシック以降、先行してると言っても、だいたいが12-12のイーブンペースの先行策だから、直後を追いかける馬には辛い面はあっても、激流を作っているわけではない。

ましてや、6歳にもなり、2000Mのタイトルも2つ持っているのだから、どんなに力勝負に持ち込むにしても、マイルで逃げたいとは思わないだろうし、自信のある距離だからこそのマイペースを大切にするはずなのだ。
それを壊せる馬がいるのか、いないのか。

実は、それは前半の走り方に妙な共通点のあるスーサンジョイだったりする。
1400のオープンで、3F目や4Fの通過ラップに12秒前後の時計を交え、終いにもう一度スパートする。
コパノリッキーと丸被り。

それを追いかける組に、関西馬とのコンビが珍しい柴田大知騎手のタガノトネールや有力のモーニン、当然先手争いに加わってくるだろうモンドクラッセがいる。
本当に速いのは…。
もし、彼らがみんなガチンコでスピード勝負に出たとすれば、それはそれは直線は前と後ろがそっくり入れ替わることになるだろう。

でも、自信があるからこそ、無理はしないというのもある。
前に行ければ、とりあえずOK。
でも、これだけ先行馬がいれば、人気との兼ね合いはあるにしても、59秒台の中盤以上の平均ペースが推測される。

逃げて自信のある馬はいない。
よって、コパノリッキーは、得意ではないだろうマイルの高速決着へまともに挑むことになるのだから、3番手くらいもあると読んだ。
従って、自分のリズムで競馬できる可能性はないといっても差し支えないのである。

4歳の粋のいい実力馬2頭の競馬となると考える。
本線は、モーニン-ノンコノユメなのだが、武蔵野S好走馬がしばらく馬券に絡んでいないので…。
実は、これには裏があって、武蔵野Sが良馬場で1:35.5より速い決着になって、フェブラリーSもそうなった場合、というのが基本的にボーダーラインなのだ。

前2年が、最近には珍しい1分36秒台の決着。
稍重でも、武蔵野Sが34秒台の時計で決まって、それと同じくらいの馬場で、また時計勝負になりそうな展開予想。
その時の好走馬2頭には、少なくとも有利な条件が重なっている。

なかでも、根岸Sでの賞金加算に照準を絞って、高速決着は望むところのモーニンは、レイズアネイティヴやノーザンダンサーのクロスで、血統全体から受ける前向きな印象をより強調する様なスピード優先の配合が施されているから、前回より下げたとして、それなり各馬がバラけた展開にはなるだろうから、前走の余裕残しの作りをちょっと締めるだけで、キレが増幅する可能性もあるし、猛追必至のノンコノユメを、今度こそは受けて構えて、抑え込む確率は相当高いように感じる。

根岸Sの時計はレースレコード。
時計が速いときこそ、その組は買い。
道悪大歓迎のホワイトフーガや日本レコード級の1800Mの持ち時計を誇るロワジャルダンなど、世代交代というより、適性に見合った能力を秘めた馬から狙い、オッズに応じて、ヒモ要員のコパノリッキーの配分を考えたい。
彼は、中距離では脆さはあるが、マイル戦における順応性は別物であるから、バッサリというわけにはいかない。

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ダート初参戦・フェブラリーの厚い壁

読了までの目安時間:約 3分

 

キングヘイロー⑬<00年・1番人気>
に始まる、有力馬の初ダート戦における挑戦の記録。
トゥザヴィクトリー③<01年・4番人気>
にわずかながら成功の道が見えたと言っても、微差でも連を外しているとのいうのでは物足りない。

どの馬も、血統であったり、走りのフォームを考慮して、目先を変えてきたわけだが、上の2頭は後に、芝のGⅠタイトルを獲得している。
ただ、いい刺激止まりだった馬もいる。

・レッドスパーダ⑫<10年・3番人気>
・カレンブラックヒル⑮<13年・1番人気>
重賞はその後も出番をモノにする形で複数回勝利したが、GⅠで好機を逃したイメージの方がより強く残っている。
変わり種だと、初勝利の時がダートだったことを考慮して、芝の重賞を勝った後にフェブラリーSに出てきた
ヘヴンリーロマンス⑩<05年・10番人気>
が、後に秋の天皇賞を勝ったこともあったりしたが、完全なる例外とすべきだろう。

どの馬も芝のGⅠ連対馬で、ダートでもっと派手に…、と期待されて、よもやの大敗を喫した。フェブラリーは一日にしてならず…。

とはいえ、実際のところ、芝もダートもこなしたタフガイはここ15年で多数登場している。
アグネスデジタル
アドマイヤドン

JCダートでも、
クロフネ
イーグルカフェ
芝スタートに一縷の望みをかけた馬の抜け殻が、1600のスタート地点には山積している。
ダートは重賞実績が重要なのだ。

でも、重賞制覇が芝の方が先という形で括ると、
グルメフロンティア(ダート重賞初参戦)
サイレントディール(トゥザヴィクトリーの全弟)
メイショウボーラー
シーキングザダイヤ
ヴァーミリアン
ブルーコンコルド

らに、前出の芝GⅠ馬と、成功例も多い。
ダート馬にとって、フェブラリーSは上がりの側面が大いにあるから、成長のピーク地点で参戦できないと、やはり苦しいのである。

今年はそんなことを一切考える必要がないわけだが、スピード化著しいこの路線の速さに対するハードルは、常に高位置をキープしておくべきだろう。

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フェブラリーS 三連覇へ

読了までの目安時間:約 3分

 

水曜日の朝、栗東Cウッドコース。

僚馬・スリータイタンを追いかける形で、一週前追い切り同様、小崎綾也騎手を背に馬場入りしたコパノリッキー。

残り6F地点で約2秒後ろにつけ、4角で前を行くスリータイタンが減速したこともあって、その差は一気に詰まり、直線でギアを上げスピードに乗ると、迫力十分の走りで前を捕まえて、最後は楽々先着。

「84.6-67.7-51.9-37.5-11.8秒」

ゴール後もしっかりと追われ、実質7Fの長く強い調教。

思われていたより、簡単に前を捕まえられる状況にあったことを考慮しても、6歳シーズン緒戦は、過去2年と同様、それ以上のパフォーマンスも発揮できるだろうことは、容易に想像がつく。

追い切り日の昼の段階では、ホッコータルマエも出否未定とあって、豪華メンバーは変わらずとも、宿命のライバルの動向を傍目に、万全の態勢が整ったことをアピールできたことは、レース展望において、極めて大きい要素となったことを意味している。

どういう出馬表になったところで、コパノリッキーの動きが、レースの流れを左右することが判然としたのである。

ただ、世界的に見ても、マイルのGⅠを3年連続制覇するというのは、超レアケース。

日本のダート戦線は年々スピード化が進行し、少し前と比べても、軽快な先行力を持ち味とした馬の出番が大分増えた。

時代の寵児たる存在として、2年前のあの日、奇跡的な一変でGⅠ馬の仲間入りを果たした約束の場所で、鞍上の連続年GⅠ勝利記録の更新の手助けはできるのか。

大記録保持者多数参戦のGⅠレースは、やはりワクワクする。

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