2016年 天皇賞(春) レース展望

JUST競馬予想ブログ

天皇賞(春) 予想

読了までの目安時間:約 6分

 

今年人気が予想されるメンバーは、それぞれにコーナー6つの長距離重賞での好走実績がある。

未完成のレーヴミストラルだけは、脚質もあるのだろうが、適性や体調面に不安があって東京の2500Mを一回経験しているだけだが、2400M重賞を2勝。
そして、2500Mのアルゼンチン共和国杯も、ダービー以来の厳しいローテーションではあったが、3着と好走している。
あとの4歳の3頭は、例年なら厳しいとされる3000M重賞・GⅠの連対馬だ。
それぞれ中距離実績もあり、流石にここまで来れば人気の一角を形成するだろうキタサンブラックも、同期の強いところと戦っているアンビシャスに、2000Mの休み明けのレースで負けた前走の内容は、皆口を揃えて、次に繋がる好内容と評された。

ステイゴールド産駒が、今年はダイヤモンドS圧勝のトゥインクルの一頭のみ。
散々ファン、関係者を振り回してきた「奴ら」はもういない。
ただ、トゥインクルにしたら、ゴールドシップと似たような仕掛けで勝った前回以上の内容を、こちらでまた求められるのは厳しいだろう。
中山で相手にしてもらえなかったアルバートを、まずは負かさないといけない。

そのアルバートを、2戦とも格下扱いにした14菊花賞上位2頭が、トーホウジャッカルとの再戦の時を迎えた。
菊花賞以降の成績は、
トーホウジャッカル【0003】
サウンズオブアース【0303】
ゴールドアクター【5000】
…。
テイエムオペラオーとその他となった99クラシック組と似たような構図か。ダービーまでと秋以降の立ち位置は、古馬との戦いが始まると一変することはままある。
同様、敗者としてもがく、アジアエクスプレス、イスラボニータ、ワンアンドオンリー、たまには勝つが2着の多いヌーヴォレコルト。

スクリーンヒーロー産駒というジョーカーが、この世代のメンツを何とか保っているものの、実は、主役には物足りないというサインは、2年前の秋からもう出されていたのかもしれない。
軸にはしたくない。

自ずと、古馬中長距離GⅡで圧倒的な存在感をここまで示している4歳世代からの狙いとなる。
京都適性では、人気面で上回るだろう5歳勢との比較で、菊花賞1、2着馬の持つ奇跡的な数的根拠では劣る部分はあっても、やはり勢いは互角なので、そこまで差はないだろう。
最近、ハイペースになりそうもない時に速く流れて、そうじゃない時ほど、何だか不満の残る展開になったりと、流れは読みづらい。

ジャパンCから逃げ出したカレンミロティックが、ハイペースを作ることはない。
ただ、この長距離カテゴリーの競馬でのそれは、ほどほどに走りやすい、言うなれば、どの馬にも有利不利のない展開だ。
前2年の菊花賞も、序盤は同じような平均ペース。
が、昔から、天皇賞の方が、いくらか時計が速くなるので、中距離馬でも対応可能。
その点でも、互角同士の対決構図が見られそうな感じもする。

少し怖い阪神大賞典の勝者だが、前走があまりにも楽だった割に人気は分散しそうなので、シュヴァルグランの爽快な勝ちっぷりを期待する。
前走から手の戻った福永騎手は、ここまで6戦して連対は一度も外していない。
京都2歳Sで、陣営には縁の深い内田騎手への乗り替わりとなったが、昨秋から落馬事故までの期間は再度の騎乗機会を得ている。

ハーツクライの産駒の割には、前記のヌーヴォレコルトのようなまたかよというような惜敗の多い馬のような印象は、前々走の日経新春杯まではあったが、3000Mでそのイメージが一変。
新記録に、こちらはフランス語で偉大な馬という和訳の彼らには、ノーザンダンサーやヘイローの意識的なクロスが配されているが、爆発的な何かを得たというようなパフォーマンスはここまでなかった。
それが変わったというのも、大きな強調材料。
ヘイローのクロスは、速さの補強には繋がっても、キレにはマイナス。本質的なワンペースの性質がより強く出て、芝向きの馬は軽快さが消える。
ある意味、高速馬場の距離延長には適した配合だろう。シュヴァルグランには、ヘイローが3本入っている。

鞍上も、三度目はないと思っていたらしく、オーナー、調教師への恩義は相当に感じていると聞く。
元来、義理堅い男のこと。ビッグアーサーの時とは違う、燃えるものがあるだろう。
春天制覇も機は熟している。

キタサンブラック、サウンズオブアースが対抗の筆頭株。
実績は言わずもがなであるから、論拠の提示は控えるが、このレースの実績馬ややけに競馬がうまくなってきたサトノノブレスなども、案外侮れないだろう。
穴で期待はアルバートだけと考えていたが、タンタアレグリアの成績表にここの出走馬が多いので、土曜日の結果如何では、3連勝馬券の買い目には迷いそうだ。
 
 

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優駿牝馬展望 -牝馬クラシック展望②-

読了までの目安時間:約 3分

 

桜花賞組は今年も強いだろう。
そこでの主役、超高速決着のチューリップ賞1、2着馬でもあるジュエラー、シンハライトは、マイル戦における牝馬のハイグレード競走で、全く底を見せることなく、連対記録を伸ばしてオークスへと向かう。
1:33.4の勝ち時計は、事前にそれを遥かに上回る時計で駆けてしまった馬が大半なので、全く目立たない記録となってしまったが、アパパネのレースレコードとわずかに劣るだけの高水準の結果。

この1分33秒台の決着で最先着した馬のオークスの成績は【3203】で、今年のように、桜花賞で5倍以内の高い支持を受けていたばかりなのだが、負けた5頭のうち、括り方からすれば当たり前ではあるが、桜花賞馬が4頭いるから、注意が必要。
後々に、すごいことをやってのけるブエナビスタ、ジェンティルドンナあたりが該当していないのは、時計が速くなかったから。
ただ、1:34.0とギリギリのところで駆けたブエナは、オークスではレッドディザイアとハナ差になったことは強調しておきたい。
接戦を落とすパターンが予想の軸になるだろう。

一方、メンバーの質が高かったフローラSは、桜花賞とは真逆のチェッキーノのワンサイドゲーム。
キングカメハメハ×ハッピーパス<父サンデーサイレンス>は、ここ数年、否、今後もよく見かける走る馬の血統。
性質上、2400Mに向く馬は多く出さない分、2000Mでこういう強い勝ち方をできる馬は、間違いなく大成できる。
2、3、4着馬も、例年の優勝圏内の時計で駆けている。過剰に人気を落とすようなら、妙味は大きい。
皆、自分から仕掛けられるタイプだ。

フラワーC楽勝のエンジェルフェイスは、時計勝負歓迎の中距離の快速型。
忘れな草賞で骨っぽい相手を破ったロッテンマイヤーは、クイーンC3着馬。叔母はブエナビスタのオプション込みで、例年なら人気になるのだが。
つまり、今年のオークスは相当面白いレースが期待できるのである。
 
 

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ステイゴールド狂騒曲 -春天近3年史-

読了までの目安時間:約 3分

 

オルフェーヴルが再調整中の2013年春のこと。

ゴールドシップ<長距離GⅠ三冠>とフェノーメノ<天皇賞(春)連覇>は同期。
ダービー以来の対戦となった両者は、持っている箔の違いが、そのまま反映された支持を集め、
<1.3倍:6.2倍>
が、終始好位のインでスムーズに立ち回り、ゴールドシップの捲りを堂々受けて立つ早めの進出から、直線見事な抜け出しで3:14.2で駆け抜けたフェノーメノを、ゴールドシップはついに捕まえることができなかった。
思えば、ダービーも同じだったではないか。

<4.3倍:11.5倍>
敵が増えた翌春の一戦は、どちらもキズナの相手候補という支持。
前年よりは苦しい立場にあったフェノーメノは、スタート直前、隣の枠にいたゴールドシップに叱咤?され、うまく馬群を捌いて最後は堂々と抜け出した。
日経賞で敗れた相手に雪辱を果たし、勝ち方を知った馬の強みを遺憾なく発揮した一戦。
乗り替わり騒動、オルフェーヴルとの遭遇、隣にフェノーメノ。ゴールドシップのエネルギーは、反発することにしか使われず、スタート直前に勝負は決した。

<4.6倍>
10か月前だったか。
自分の走る気を丁寧に引き出してくれるベテラン騎手と出会う。
怒りっぽい自分を心の底から尊敬してくれるパートナーを、ゴールドシップは信頼することに決めた。
たまに乗り替わるが、知っている奴だと気も緩んで、真剣には走らなかったが、三連覇を決めた阪神大賞典の直線で、彼はあることを思い出す。
「今年もまた騎手が変わるのか」

宝塚記念を自由に走らせてくれたパートナーを、再び受け入れるか否か。
結論は否だった。
でも、本当は京都は好きなはずだろ?と鞍上に唆された彼は、少しやる気を出して、進境の見られないキズナなどをまとめて倒した。
「あれ、俺どうしたんだ」

その1か月半後。ゴールドシップは、再び我を通すことを決意し、今度はトーホウジャッカルに因縁をつけるも、両者とも敗退。
その後、彼は荒ぶる闘志を失い、ぬいぐるみのような愛くるしい目をして、ファンの前に佇むのであった。
 
 

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牝馬の一変

読了までの目安時間:約 3分

 

ヴィクトリアマイルに救われた面々。ホエールキャプチャ、ヴィルシーナ、ストレイトガール…。
府中の薫風を肌で感じると、前走までの不振が嘘のように、羨望の眼差しを一身に浴びるシンデレラに変身を遂げた。

春の名物競走である京王杯SCもそう。
連覇したスティンガーや2着ながら復活の足掛かりとしたキストゥヘヴン、穴をあけたサンクスノートに、ここまでは最高だったスキーパラダイスなどもいる。
ビリーヴもここで好走した後、連勝を重ねてスプリント王者となった。
晩春の東京競馬場は、慈悲深い女神様が鎮座する場所なのか。

春の牝馬はデリケート。
ただ、大半の馬が出産し終え、種付けを済ませた馬も多い今頃は、現役馬に関してはもう、普段通りの自分に戻っている。

にしても、ヴィクトリアマイルの波乱とこの流れの持つ特異性は際立っている。
コイウタ-アサヒライジングで決まった2007年は、カワカミプリンセス、スイープトウショウら中距離型には対応しきれない高速決着が、波乱の要因とされたが、どうもそれだけではないように感じる。

秋のエリザベス女王杯とは、まるで関連性のないレースであり、前哨戦はいくつもあるが、それと連勝した馬が1頭しかいないので、そちらともコネクションを持たない。
推し量ると、東京マイルの前には、同格か少し長めの距離のレースを使うのがよいのだろうが、牝馬戦なので、前走内容が重要でないから、大崩れしていなければGⅢ組で来てしまう。
荒れるわけだ。

安田記念とは関係のない結果になりやすい5月のビッグレースの奇妙なリンクは、ウオッカには関係なかったようだが、春独特の体調の急激な良化も影響しているのか。

絶対的な当該距離への適性が、必ずしも重要ではないにしても、スピード型、華奢な牝馬らしい体型の馬が総合力で勝る馬相手に、東京の重賞で輝きを見せる意味。
どちらも、エース級の牡馬は出られない、多くは出てこないレースとあって、わずかに本質的な意味での適性と違う何かが求められる可能性があるのだろう。

華やかな牝馬の変身劇には、競馬のコアな一面が垣間見える。
謎は謎のままでもいいのかもしれない。
 
 

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新星現る

読了までの目安時間:約 3分

 

今週は国内でGⅠは行われなかったが、ラブリーデイ、ヌーヴォレコルトらGⅠ馬に、4歳の実力馬・サトノクラウンを含む計3頭が参戦するクイーンエリザベスⅡ世Cが、香港・沙田競馬場で行われるとあって、熱心な競馬ファンは全レース終了後、今度は画面にかじりついてレース観戦していたのだが…。

勝ったのは日本馬でもなければ、デザインズオンローム、ミリタリーアタックら地元の実績馬でもなく、香港ダービーを勝って勢いに乗る4歳馬のウェルテルだった。
直線で渋った馬場をものともせず猛然と伸び、最後は完全に独り舞台。
2着ミリタリーアタックに4馬身以上つける圧勝で、日本馬最先着4着ゴールのラブリーデイを始め、若手には不利とされるレース傾向を大きく裏切る内容で、堂々と世界に認知される存在へと成り上がって見せた。

モンジューの孫が楽勝するレースだったので…。
「最後は疲れていました」池江調教師
「もう少しいい馬場でやりたかったです」斉藤調教師
ヌーヴォレコルト(6着)は牡牝のパワーの差を敗因に挙げ、道悪得意なはずのサトノクラウン(12着)が、京都記念の時と同じく前に行きながら直線は失速という展開。
勝ち時計が2:01.32であったから、平均的な良馬場のイメージを持つ人も多いかもしれないが、平坦馬場であることを差し引いても、勝ったウェルテルが異常に強かったということだろう。

世界に飛び出すとこうしてとんでもない才能とも遭遇することがあるから、怖いし、面白い。
メイダン競馬場で化け物に出会ってから負け続きゴールデンバローズが、東京で久々惜しい内容の4着好走を見せていたが、再編成前に勝ってほしい気持ちは皆もっている。
 
 

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フローラS 回顧

読了までの目安時間:約 5分

 

チューリップ賞で未知のゾーンを経験したクィーンズベストの作った流れは、普段このレースで展開される我慢比べの質を変えた。
スローペースで折り合いをつける能力が問われるオークストライアルらしいものではなく、2000Mでタフさが要求される総合力の勝負となったフローラSは、かなりオッズが割れていたにもかかわらず、流石に11月以来では厳しかったアグレアーブル<6着>以外、内枠を活かせるような展開にならなかったことと揉まれることを嫌った鞍上の判断でかなりリスキーな後方からの競馬を選択したビッシュでさえ、しっかりと掲示板に載って、上半分にほとんど人気上位馬が入った。

即ち、これはオークストライアルとしても、レースレコードの決着だったことも含めて、極めて優秀な結果であり、着差は大きく開いてしまったが、次のレースでここまでの流れになるかは不透明であるから、重賞好走馬も多かったので、負けても巻き返しは十分利くだろう。

にしても、直線の勝負を決める場面で踊るように先頭に立ったチェッキーノの潜在能力は、想像を超えたものだった。
素直にここは絶賛したい。
そして、何とか面目を保ったルメール騎手の復活という大袈裟ではあるが、きっちり勝ち切る姿をしかと見届けることができたことを、また喜ばしく思う。
今週のルメールは、しっかりと自分を取り戻していた。

18番枠というのもあったが、藤沢厩舎の馬でこの時期の3歳重賞に、前走OP勝ちでありながら1番人気にならないというのは珍しい。
シンボリクリスエス、ゼンノロブロイでさえ、青葉賞はオープン未連対の身で断然人気に推されている。
中山、阪神まではおとなしく、この東京開幕週に計10頭参戦と攻勢をかけた陣営は、フローラSのチェッキーノ圧勝により、【3214】とし、名門厩舎のプライドを見せつけると同時に、こだわりのローテーションで結果を残すことの意味を再び世に問うた。

ロブロイの仔・ペルーサは、使いこむことはしなかったが、恐らく、どこかで負けることも計算に入れた使い方で、しかし、ダービーを前にオープンクラスを2勝して、でも、ダービーでは悪癖の出遅れ癖をみせて、師の念願は叶わなかった。
母のハッピーパスが、デビュー戦を負け、折り返しの新馬を制したのち、3-2-2とオープンキャリアを重ね、桜花賞こそ力負けの4着に敗れるも、古馬になってから重賞で何度も好走していることが、師の理想的なローテーションとするならば、産駒5頭全てが3勝ないし、4勝を挙げている状況に鑑み、チェッキーノの場合は、早い時期に連続して使い込まなければ、2歳時の兄のような走りを古馬になっても披露できると考えたのかもしれない。

敢えて、師も基本距離であるマイル戦を重要視している向きがある中で、桜花賞はパスした。
たったの2週間でも、成長力を秘めた3歳馬にとって、それはとても重要な成長期間になる。
結果的に、3馬身という差は意外なほどの大きく見える着差を開いてのゴールになったわけだが、前半全くレースに参加していなかったビッシュと、上がり3Fは全く同じ34.6秒。
少なくとも、同父の牝馬の傑作・アパパネ以上のパフォーマンスは期待できる。
でも、もしかして、また回避とかもあるのか…。
藤沢調教師には、オークスにも因縁がある。素直に参戦してもらいたいところだ。
 
 

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フローラS 予想

読了までの目安時間:約 5分

 

一応、明けの東京でデビューしたビッシュを掘り出し物として見つけたので、戦績に傷もついていないし、好調ならば、関東馬でも通用するとみて、この馬を本命とする。

フェブラリーSの行われた日に、1800Mの新馬戦を5馬身差圧勝、それも、なかなか差しが決まりにくいほどに掘れてしまった馬場を、いくら走りやすい五分どころであったとはいえ、418kgの小柄な馬が外から飛んでくる光景は、実に痛快な光景であった。

このレース。
1秒近く置き去りにした2着同着のムーンクエイク<先行粘り込みを図った馬>が、中山の1800M戦をビッシュの走りを再現するかのような末脚を繰り出して圧勝。

実は、同じコースで2勝目を挙げているビッシュとこの馬以外、その後、先の新馬を使った組はまともに使えていないのだ。
2戦目を使えただけでも、芯の強さを感じさせる。

極めてレベルの高い桜花賞上位組に対抗するには、こういうタフさが必要であろう。
ドイツ由来の血脈が父も母父も、曾祖母以前の名前からも見受けられる血統は、年々スピード化が進行する競馬界にあって、2400Mでさえスタンダートではなくなってきた状況で、チャンス十分の候補として推すべき才能だ。

ただ、例年であれば、この馬は断然人気になっていても不思議ではないのだが、多士済々、3歳の少女たちには適当ではない形容でも、そうせざるを得ないファンにとってはうれしい悲鳴が聞こえてくるようなメンバーが揃った。
丁寧にケアする必要がある。

前走のミモザ賞の迫力の競馬から、ヴィクトワールピサ産駒ということもあり人気を集めそうなパールコードが、間違いなく強敵になる。
唯一ここまで苦杯をなめた一戦であるつばき賞の上位2頭は、主だった実績もなく、賞金加算もできなかったのに、ナムラシングンは若葉S2着で、ミッキーロケット<この時の1番人気>に至っては、スプリングS5着で万策尽きた感もあったのに、異例の1勝馬の身で皐月賞に参戦叶った強運の持ち主。

そんな馬たちに敗れた後、あっさり2勝目を挙げ、段階を踏んでトライアルに歩を進めてきた馬だから、こういった実力勝負のレースにはぴったりの存在だろう。
今にして思えば、この馬が一番強かった、というパターンにも思う。
姉シークレットコードより、ひと回り以上体が大きいせいか、父が見せた持続力をそのまま体現できそうな雰囲気はある。

後もなかなかに捨てがたい。
東スポ杯以来のアグレアーブル、札幌2歳S3着のクロコスミア、アネモネS勝ちからこちらに回ってきたチェッキーノも気になるし、エルビッシュ、クィーンズベストら底を見せていない関西勢も侮れない。
例年であれば、ゲッカコウ、フロンテアクイーンなどを軸にしていれば、何となく気になる1勝馬でも押さえておけば万全なのだろうが、そうもいかない。

どう見ても阪神1600には向いていなさそうなクロコスミアの東京2戦の内容が、結構中身が濃かったので、小柄な馬の機動性が多頭数でも活かせるはずだから、叩いての一変に期待。
例年なら3番手には惜しい素材だが、本番並みの厳しい戦いが推測される。

異常に速いトライアルの好走馬や、例年ならば楽勝の組でも、余裕がある才能にはなかなか歯が立たないような気がする。
ここを勝てば、十分本番でも勝負になるが、時計がやたらと速いのは困る。
その意味で、中間の雨は彼女たちには歓迎であろう。
 
 

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ヴィクトリアマイル展望

読了までの目安時間:約 3分

 

JCは不完全燃焼に終わったミッキークイーンが、マイルに戻った阪神牝馬Sに登場。
内容を吟味すると、妙に手控えた騎乗の目立ったルメール騎手の言わば外れの週に当たってしまった印象だけが残って、そこまで悪い競馬ではないという感じの差し損ねであった。

即ち、彼女に運がなく出られなかった桜花賞は、結果的に破壊的スローペースであったことで、出られたとしても見えてこない本質的なマイル適性について、重賞に限れば、平均ペースから少し遅い流れで、時計のまずまず出たレースでの2着2回という記録から、推理していくことになる。
それは、東京マイルで行われるGⅠの適性を推し量る材料として、根拠が弱いのは事実だが、よく知られるところ、1800以上の距離に適性を感じさせる狙い目のミッキークイーンには、京都2000M・1:56.9の記録があって、それから24秒引けば、1:33.0前後で走れるという単純な計算が成り立つ。

ここまではそんな時計でも勝負になったが、体調面に不安がない以上、それを死角とみなすか、はたまた可能性の明示された必然の好時計勝負での台頭はあるとするのか、単純には判断できない。

シュンドルボンが充実している。
京都牝馬Sで道悪をモノともしなかったクイーンズリングも、相変わらず強力なライバル。
スマートレイアー、ルージュバック、マジックタイムなど、油断ならない好敵手の他にも、昨年とは持っている箔がまるで違うショウナンパンドラも登場する一戦。

年齢に関係なく、いかにこの未体験ゾーンを戦い抜くかが鍵となる特殊な条件「東京マイル」は、クラシックを戦ってきた、特にマイラーとされる馬に厳しいレース。
桜花賞連対馬でも好走したという例は、必然的に多くなるわけだが、桜花賞馬となると、ダンスインザムード、ブエナビスタ、アパパネなど、男勝りで、距離もこなせるような馬でないと苦しい。

今年は、そのタイプが少ないので、阪神牝馬Sの結果は重要であったのだが、人気馬が好走。
本番でも上位入線馬の好走確率は高い。
ストレイトガールだけが、まさかの一変がある以外、近走で強いと感じた馬から狙うレースだろう。
 
 

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ステイゴールド狂騒曲 -オルフェーヴル、事件後の事件-

読了までの目安時間:約 3分

 

2012年・阪神大賞典。
暴走気味に向こう流しで先頭へ→2度目の3角で真っすぐ外ラチ沿いへ疾走→方向転換して、猛然と捲り上げて2着。

最初の凱旋門賞、楽勝気配の大外一気→ゴール前内ラチに接触して2着、の歯がゆいレースぶりや、宝塚記念、フォア賞の雄々しい勝ち姿など、一人テーマパーク化した三冠馬のお遊戯会が2012年シーズンのオルフェの軌跡となった。

この年、実は、というより、みんな予期していながら、それでも生涯最大となる屈辱的大敗を喫している。
単勝万馬券が発生した天皇賞(春)である。
ウインバリアシオン、トーセンジョーダンらも、前のミスキャスト産駒と後ろの三冠馬に翻弄されて、好走止まり。

曰く、
「もう長い距離は飽きた」
ダービーから5戦連続2400M以上の競馬を使われ、全て連対していた馬というのは、実は意外と少なく、昔は、京都新聞杯が2200Mだったから、オルフェーヴルのこの戦績は、三冠馬ならではの異常なる軌跡であり、それが負の副産物を生んだのだ。

阪神の外回りができたことで…。
初めての古馬とのレースでは、我慢に我慢を重ねて、超スローの展開から大外一気を決めた。
以後、外から豪快に差そうとすると、内にモタれるようなってしまった。
有馬だって、厳密に言えば、結構ササっている。

外に行こうとしたのではなく、ラチ沿いをスムーズに駆けて、走りのリズムを微修正したかった。
その修正の叶わなかったオルフェーヴルは、すねたのではなく、体調の再調整の舞台に天皇賞を使ったのではないだろうか。
宝塚記念は、鞍上の渾身の騎乗もあって、直線は内から抜け出している。

陣営の混乱をいち早く察知し、差し詰め、奴らの要求は凱旋門賞制覇ってところか。
人間のことなど、大して利口だと思っていないこの超個体は、彼らの焦りを全て斟酌して、自分を悪者にしたのかもしれない。
と言うと、きっと彼は怒るのだろうが。
 
 

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高速ダートのパラドックス

読了までの目安時間:約 3分

 

今年のフェブラリーSは、レース史上で最高の時計が叩き出された。

ダート1600Mの日本レコードは、よく知られる2001年武蔵野Sでクロフネが独走した際に記録された1:33.3。
時代は進み、34秒台で決着することもよくあると認識されるようになった現在、程よく水分を含み、最も時計の出やすい状況で、34.1-46.1-58.4という展開では、ほぼ間違いなく新コースにおけるレコードの更新が期待できる環境にあった今年、その不滅の記録にいかに近づけるかの勝負となった。

勝ったモーニンには、クロフネがそうであるように、アメリカ産馬であることから、日本の根幹血統であるサンデーサイレンスの血が入っていない。
新コースで1分34秒台の決着になった時は、数の多さも影響してか、サンデー系が2頭、ヘイロー系のタイキシャトル産駒メイショウボーラーが勝利している。
ただ、真のレコードである1:34.0という時計では、1番人気のノンコノユメとみやこSで猛烈な時計で駆けている母父サンデーのロワジャルダン以外は、実績のある人気上位のアウトサンデー系の馬ばかりが上位を占めた。

過去京都戦時代に3度1分49秒を切る高速決着、阪神に舞台が変わってからも、5年で4度、1分50秒を切ってのハイレベル決着が展開されるアンタレスSも似ている。
大レコードが出ると、サンデー系が壊滅的敗走となる。
1:47.8が記録された09年にウォータクティクスとワンダーアキュートで決まった時は、共に、サンデーの血は持っておらず、この時も②-①人気の決着で、先行した方がどんどん前に突っ込んでいくようなタフな展開であった。

地が固まれば、サンデー系は走る。
芝でも同じ。
日本ダービー、ジャパンCの時計は、キングマンボの人気馬がサンデー系に今までは違う景色を体感させてから、翌年以降のレース格の保証に一役勝って、またキングマンボが…。

世界との戦いに壁を感じるのは、サンデー系に正面突破力がまだ備わっていないからだろう。
2000Mをこなせる馬だと、その距離で大いに活躍できるのだが、今度は意外とスタミナが足らない。
 
 

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