2018年阪急杯 レース展望

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

阪急杯 -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

昨年のシュウジのことはあるが、今年は本命候補にGⅠ馬が混ざっている。

18頭、実に多士済々のメンバー。

そういうレースだからこそ、というのもあるが…。

怪気炎を上げ続ける安定感あふれる伏兵という評価をここらで一変させたい関東馬・ディバインコードを、意外性ではないところで狙い目十分と見て、ここは穴狙いとして買ってみたい。

ここまで東京のマイルの重賞では2戦して4着以下だが、それ以外に関しては、【3340】という好内容。

勝てはしないが、いつも健闘するというよくいるタイプのエース級だ。

まあ、重賞ではほとんど完敗という結果だから、見た目ほどは信頼に足る本命とはなりえないのだが、マイル未満の距離では一度も崩れていないのは強気になれる。

1400Mしか使っていないのは、一定の距離に対する対応力を見極めたいということより、GⅠに適距離がないため。

そうこうしているうちに、意外なハイレベルとなった東京新聞杯でリスグラシューと2馬身弱の5着に、好位から粘り込みで入線。

姉はワンスインナムーン、母ツーデイズノーチスでややスピード型の配合。

マツリダゴッホという名が気にかかるが、この一族も案外長い距離に本質的に向くわけではないから、1400Mでハイペースもスローペースも関係なく上位入線できる安定感は、こういう誰も見ていないような状況では、とても面白みのあるタイプに思える。

ゆっくりと体も大きくなり、若い頃より中身が伴った善戦マンは、姉の進んだ成長ロードと瓜二つ。

一気に姉越えの重賞制覇は、決して夢物語ではない。

時計勝負も一定レベルまで対応可能なのは、開幕週の競馬では有利。

色々なタイプの馬に流したい。

◎ディバインコード

○モーニン

▲モズアスコット

注レッドファルクス

△カラクレナイ、ダイアナヘイロー、ペイシャフェリシタ

モーニンに関しては、初芝を1:20.1で駆けたことを評価したい。

少なくとも、昨年3着のナガラオリオンよりは強い。

 

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高松宮記念展望

読了までの目安時間:約 3分

 

ファインニードルの今期緒戦快勝は、ある意味明るいニュース。

同時に、その他が淘汰されてしまった印象を残しつつ、シルクロードSの近年の極端なバイアス傾向は、2年前のビッグアーサーのような危ない人気馬に推されながらの快勝という、本番での一変の可能性を秘めるから、ちょっと怖い。

いや、前までは平坦だった中京のレースは、今は直線の長い急坂もあるコースへの変貌により、全体のレース傾向がまるっきり変化してしまっただけではなく、近年のよくわからない異常天候にみられる雨の降り方、降らなさ具合などに多分に影響されるバイアス傾向顕著な春序盤のGⅠの流れに、今最も振れ幅の大きなレースとなってしまった面を考慮しないわけにはいくまい。

バイアス×バイアスとなると、前哨戦の内容もそれまでの実績も重要ではなくなる。

人気に応えたエアロヴェロシティや先述のビッグアーサーなどは、雨馬場なり高速馬場での実績があったから、直前になって意趣返し、なんて急転直下の買い足しが吉と出る可能性もあったわけだが、そういうことがあったかなかったは別にして、秋のスプリンターズSに比べると、<勝ち馬/1人敗戦馬>

'12 カレンチャン/ロードカナロア

'13 ロードカナロア

'14 コパノリチャード/ストレイトガール

'15 エアロヴェロシティ/ストレイトガール

'16 ビッグアーサー

'17 セイウンコウセイ/レッドファルクス

などなど、縦の歴史で見ると、全くもって不可解な存在はいないという結果になっている。

だから一定の実績、昨年でいえば、雨馬場への対応力を求められた際のパフォーマンス、コパノリチャードだって前哨戦圧勝後の非1番人気馬だから、無理筋で推したい馬を挙げるのはあまり得策とは言えないのである。

最近非常に多い道悪では、昨年の上位入線馬はだいたい参戦してくる見込みで、大不振から少しだけ持ち直してきたセイウンコウセイはどこかには押さえておく必要はあるか。

レース傾向から、もう夏の時点では注目馬になっていたような馬でないと苦しい。

ファインニードルはもちろん、軽めに京都牝馬Sを叩き台に使って案外の5着だったワンスインナムーンも、この時期までは元気だから注意したい。

 

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新最強世代列伝

読了までの目安時間:約 3分

 

'04<新血統馬世代>

クラシックホース

ダンスインザムード

ダイワエルシエーロ

ダイワメジャー

キングカメハメハ

デルタブルース

(ヤマニンシュクル)

(コスモサンビーム)

フ1 高0 大ー 春1 V1 安1 宝1 ス0 秋2 エ1 マ3 J0 チ0 有1

ハーツクライ

スイープトウショウ

中距離路線の中心的存在になった宝塚記念の1、2着馬。

コスモバルク

国際派が当たり前になり、ボーダレス化を具現化した名馬世代。

一つ下のディープ世代はゼロではないが、シーザリオのアメリカ芝での快挙を除くと、名馬が多かった割に、目立った記録はないのとは雲泥の差。

おまけに、地方所属の芝馬まで海外GⅠを勝っている。多角化が進んだのも、長く活躍できる馬が多かったからこそ。

クラシックホース輩出の種牡馬は、

ダイワメジャー 桜

キングカメハメハ 桜・皐・ダ2

ハーツクライ オ・ダ

クラシックホースのみでは難しいから1つ欠けは仕方ないが、ディープの次に挙がる種牡馬が多数。

ダートは目立たなかった世代ながら、キングカメハメハは10個の栄冠を勝ち取ったホッコータルマエと三冠牝馬のアパパネに、短距離制覇者のロードカナロアという真打ちがダメを押した。

まだサンデーが元気だった時代で、その直仔は当然活躍していたが、皆、伏兵か非王道路線の覇者ばかり。

本当の意味でのサンデーのエースは、ハーツクライというよりは、紆余曲折を経て5歳時に再び自分を取り戻したダンスインザムードだろうか。

ダンス一族最後の大物。

この辺りから、牝系の重要度や兄弟の活躍度合いが結果に影響するようになってきた。

新旧の名血が、いろいろな路線で活躍。だから、サンデーである、というブランドはこの辺りで完全に都落ちの状態に陥るのだった。

ディープ世代のサンデー爆発の翌年、GⅠ馬は2頭のみになり、孫の世代が活躍するようになった。

そのステータスを、この世代の名馬が守っている。

クラシックホースが出ているという意味が、ようやく変質した時代の分かれ目でもあるわけだ。

8歳秋に春が訪れたカンパニーの一族も、今や3歳から活躍するクラシック血統になりつつある。

 

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クラシック展望③

読了までの目安時間:約 3分

 

もう2月。展望を中心に、重賞等を回顧していく。

きさらぎ賞

軽い馬場ではなく、ディープ産駒には苦しいのではという見立てはあったが、それらの敗因は全て自滅。

一方、逃げて自分の持ち味を出し切ったサトノフェイバーは、年明けから京都で連勝という景気のいいスタート。

しかし、例年のレースレベルにないきさらぎ賞は、本番に関連性がなくなってしまうことも多いから、むしろ、ディープ勢の巻き返しに期待するしかないか。

共同通信杯

バイアスというより、馬場悪化するほどの雨が降らなかったことで、スローの内側有利の展開に。

上がり勝負にも一定対応していたオウケンムーンが、好位抜け出しで後続を完封。賞金面で不安も、ディープ産駒の1戦1勝馬・サトノソルタスの末脚も、今後の成長如何では期待が持てる。

あとは賞金が足りないと出番なしだが、少しずつ、価値ある結果とそうでないものとの清算が始まった印象。

十分に本番の基準を成せる才能は存在していた。

クイーンC

前日の共同通信杯と、馬場傾向そのものは同じでも、逃げ馬であり勝者のテトラドラクマの作った流れは、34.6-46.0-57.8→1:33.7というハイレベルなもの。

負けた2頭がGⅠ馬になった昨年は、46.8-46.4のバランスラップであり、勝ち馬はオークスで好走したことを考慮すると、桜花賞に直結する結果だったように思う。

ここで急に、関東から大物候補続出である。

クロッカスS 稍 リョーノテソーロ

初芝ながら、特殊な馬場状態に加え、ストームキャットの入った馬の上位独占。イン突きは砂の経験があるから可能だったか。

エルフィンS レッドサクヤ

道悪経験もあった勝ち馬が、好カードを直線勝負でモノにした一戦。エイジアンウインズの下で、底力のある母系は本番でも驚異。

特注の条件戦勝ち馬は、

ゆりかもめ賞 稍 ブラストワンピース

直線の伸びが他とは違った。大型のハービンジャー産駒と考えなければ、クラシック候補である。

あまりキレないタイプの台頭は、大いに歓迎である。

何せ、本番で人気になるのはディープ産駒ばかりなのだから。

 

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新馬回顧<2/17・18>

読了までの目安時間:約 3分

 

今週は土曜にダート戦2鞍、日曜は芝が2鞍という組み合わせ。

土曜日は完全に湿り気が飛びきらなかった京都、小倉のダートを除き、いい状態の馬場に戻った。

東西でダートの新馬戦が行われ、東京1400では、叩き合いを好調の田辺騎手騎乗のアラスカノオーロラが制した。

京都1800は、人気のチュウワウィザードが直線半ばで突き抜ける圧勝。

この両者は、前者が祖母シングライクトークのロイヤルレジナ系、後者も4代母ダイナフェアリーという良血で、こちらはファンシミンのライン。

社台系の出番という時期ではもはやないのだが、同時に、遅ればせながらデビューに漕ぎ着けた血統馬ということで、父キンシャサノキセキ、キングカメハメハに加えて、母父も古馬になってから一皮むけた日本馬であり、クラシックシーズンに出番がないことが、むしろ歓迎である可能性もある。

古馬になってからの活躍が楽しみだ。

一転、日曜の芝2戦は、何とも気になる存在が勝ち上がり、不気味な気配を漂わせた。

東京1800でゴール前、鋭く前を捉えたライラックカラーは、ルーラーシップ×ルルパンブルーの良血馬で、いくらか小休止の藤沢厩舎の所属馬。

大きく出なければ、母こそ気性の問題で短距離を好んで走ったが、母父はジャングルポケット。

トニービンの危険なレベルのクロスはかかっているのものの、この時期にデビューして、本番であっと言わせる本格派のそれと、どことなく共通した魅力を秘める。

小倉1800戦は、スローとはいえ、しっかりとゴール前でもうひと伸びして逃げ切ったダンサールが強かった。

コース形態上、人気馬が準備万端で追い上げたからといって、馬場悪化前の平坦馬場、簡単に届くとは限らないが、ハーツクライ牝馬で504kgの体躯を誇るパワー型。

木幡巧也騎手がまだ1kgもらいで有利だったとはいえ、意外性を秘めた持続力は興味をそそられるものがあった。

人気馬が体を作り切れない中で、ちょっとした粗相があったところからといって、結果が変わった印象も受けない。

この日曜勝ち上がりの2頭は、不思議と惹かれるものがあった。

 

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グランシルク骨折、競走能力喪失

読了までの目安時間:約 2分

 

昨年の京成杯オータムHを好時計で圧勝したグランシルクが、中山記念に向けた調教の際、左第1指骨骨折を発症し、競走能力喪失の診断が下り、引退することが明らかになった。所属するシルクホースクラブの発表。

重賞1勝馬ながら、3歳時はNHKマイルCで1番人気に推されたほどの好素材。

惜敗街道に終止符を打ったのも束の間、走る馬だからこその故障による引退は、実に残念だ。

通算成績は24戦5勝。美浦・戸田厩舎、牡6。

キタサンブラックと同期で、ミッキークイーンやルージュバックは、レースを使えない時期こそあったものの、無事、繁殖馬としての役目を果たすべく、ついこの間引退したばかり。

勝てない時期が長く、オープン特別でも取りこぼすことが多かったグランシルクは、昨年の夏頃から、ちょっとずつ自慢の末脚に安定感のようなものが出てきて、先述の重賞制覇に繋がった面があり、6歳馬ながら、ノンコノユメやテイエムジンソクも活躍する中で、彼も芝路線でまだまだ今後が期待されていた馬だった。

もう3年ほど前の話になるが、関東馬はショウナンアデラ、ダノンプラチナ、ルージュバック、ドゥラメンテの他にも、後に中距離王になるサトノクラウンや弥生賞でその2着になるブライトエンブレムなどなど、相当なレベルの陣容を誇っていたのだが、いざクラシックシーズンになると、ドゥラメンテ以外全て、例年通りに関西のトップホースが力を見せていた。

フェブラリーSはグルメフロンティア以来となる関東馬の優勝で終わったが、菊花賞は01年以来、連対もままならない状況。

真のレベル均衡化は、まだ道半ばである。

 

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フェブラリーS -回顧-

読了までの目安時間:約 5分

 

最後の最後に強烈な脚を使ったのは、かつて道悪でしか走らなかったキレ馬・ノンコノユメだった。

去勢あり、それによるモチベーションの低下、当然のスランプ。

1年前はこういう図は想像できなかったが、少しずつ自分を取り戻していき、武蔵野Sのどうにもならないスローペースでも4着にまで追い上げていた。

根岸Sの驚愕の追い込みには、皆がびっくりしたわけだが、今回は想定以上のハイペース。

そして、古馬になって少しズブさが出たことが、こうした望外の強烈な展開にも、十分に対応できる要素になった。

トータルの時計が速くなりすぎるのは、道悪得意の追い込み馬には苦しいに決まっている。

とはいえ、良馬場で特に例年以上にタフな時計の掛かるコンディション。

一度は、ゴールドドリームと鬼神・ムーアに差し返されたが、首も完全に上を向いてしまって、いつも以上に苦しいところから、腕比べで本来負けることはほとんどない内田騎手の叱咤に、最後もうひと伸び。

まだ立派な男の子?だった時代は当たり前に使えていた素晴らしい末脚を、非常に厳しいローテの中でまた繰り出して見せた。

キャリアがないとできないこと。

得意距離とはいえ、苦手の要素が詰まった大舞台で、久々に6歳以上の馬として、このスピード&パワフルマッチを勝利した。

それにしても、ニシケンモノノフをケイティブレイブが追いかけていたのは見えたし、テイエムは下手をすると1400ベストくらいの配合だから、少し行きたがっていたとはいえ、良馬場で時計がいつもより2秒近くかかっていたくらいの馬場質だから、東京の重賞で上がり3Fが37.7秒にもびっくりでも、やはり、その影響を与えた<34.1-45.8-58.3>というラップは、筆者の想定を遥かに凌ぐ、破壊的なハイペースであった。

行くしかないと内枠を引いた時点で考えていただろう名手たちが、中央でもGⅠを勝ちたいと勝負を掛けたのだが、外枠に人気馬や有力候補がうようよいたことで、タフな馬場であると認識たことが、10年に一度レベルの猛烈なハイペースを作る要因となった。

同時に、1:36.0という、普段なら34秒台中盤の時計になっても何ら不思議ではない展開での平凡な勝ち時計は、この直前に行われたヒヤシンスSで明らかに役者の違う勝ち方をしたスマハマは、ミドルラップから遅めの展開で1:38.5であったから、いかに特殊な馬場だったかが良く理解できる。

先達てのチャンピオンズCを基本軸にレースプランを練ったが、全く違うファクターで、物事が全て決まっていき、地方のGⅠでもなかなか起きえない不思議な追い込み競馬が展開されることになった。

その中で、期待のヴァイスリージェントの血を持つインカンテーションが、武蔵野S以上の動きで快走の3着。

武蔵野Sは平凡も、JBC諸競走の除外馬多数で、やけにオープン特別的雰囲気漂う取っつきにくい競馬だったが、結果、そこからここの上位入線馬が4頭登場である。

それも上位独占。

地方馬が半分以上いる競馬で、中央馬が悠々交流競走を走っている中、中央の多頭数の競馬で揉まれた馬が、いつも以上に活躍した。

となると、このレースの好走馬は今後どうなってしまうのだろうか。

ゴールドドリームは、珍しくムーア騎手からやや反省ともとれるコメントが出されたようが、それは騎手のスタイルもある。

前走のこともあり、今回もスタートはかなり悪かった。

速いという認識は、日本の騎手より案外鈍感なところもあったりする。

こんな流れは少頭数当たり前のヨーロッパでは、まずお目にかかれない。

それでも頑張ったと馬を讃えた、そのゴールドドリームの本格化が本物であると確認できただけ、今日はいいとしようではないか。

もう時代はゴールドドリームのものである。

若手の台頭を許すのも、いずれは必然の流れとなる、だから、これを逃したくない。

 

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京都牝馬S -回顧-

読了までの目安時間:約 3分

 

かなりのスローで前残り濃厚と思いきや、大幅プラスでまだ体調一歩だったスプリントGⅠ好走馬2頭は最後に伸びあぐねた。

道中は特別いい手応えという印象ではなかったミスパンテール。しっかりと大外を伸びて、快勝であった。

さすが強い4歳の牝馬世代である。

先々週、東京新聞杯で鮮やかに復活を果たしたリスグラシューを、同じ休み明けの身で、新馬を勝ったばかりだったのにゴール前で差し切って2着は1年前のこと。

最近、やけに横山騎手がお気に入りの昆調教師が、実は本当に勝ちたかったのはこのレースだった、というくらいの漲るような気配で、前走異常な決め手で一気にここでも優勝候補に名を挙げたデアレガーロ等を、しっかりとねじ伏せた。

ターコイズSは、馬込みからの抜け出しながら、ミスパンテールの持つキレを最大限引き出すような、究極の遅仕掛けで混戦を制していたから、陣営としても、少し距離を求めすぎたことを反省して、ローズS以降はマイル戦に限定し、今回は初めての1400M戦。

この結果、桜花賞を除く1600M以下の距離では【4100】となり、良馬場で馬体重500kg以上と絞ると、あまり意味はないにしても、4戦不敗とした。

思えば、父はダイワメジャーであり、近親にウメノファイバーがいる血筋。

このフラストレート系は、ウメノファイバー然り、アジュディミツオーもいたり、古くはトウメイやミナガワマンナが出ている系統だから、これが本筋ということはないにしても、長く日本に根付いた系統だけに、常にマイナーチェンジを繰り返しているのだ。

因みに、2着デアレガーロには凱旋門賞連覇のアレッジドの4×3が掛かっている。

3着エスティタートは、グランプリ春秋連覇のドリームジャーニーとトニービンの掛け合わせ。

軽い血統からは、所詮、重厚なスピード馬は生まれない。時計が遅いことも、今後の出世に大いにプラスと出るような気がした。

 

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フェブラリーS -予想-

読了までの目安時間:約 5分

 

またムーアが乗るということで、テイエムジンソクとゴールドドリームは、直前まで1番人気も、レース中でもチャンピオンズCのような接戦を演じる可能性がある。

これまでは、中京に秋の大目標が移ってからというもの、まるでフェブラリーSと繋がりがない状況が続いていたが、昨年の場合は、中央の重賞しか勝っていない馬と、フェブラリーSを制していた2頭との組み合わせ。

こういう場合、東京、阪神時代を含め、両獲りを果たした猛者たちに共通する、良馬場での強さや速さが、数字の持つ絶対能力の差を示すことで、他をライバルとさえしなかった歴史に正しく倣った結果になるのが、ずっと当たり前になってきた。

ゴールドドリームは選ばれし者なのである。

'00 ウイングアロー 1:35.6(良馬場レコード)-2:07.2(日本レコード)

'05 カネヒキリ 2:08.0(新コースレコード)-06 1:34.9(良馬場レコード)

'09 エスポワールシチー 1:49.9(良馬場レコード)-10 1:34.9(良馬場タイ)

'10 トランセンド 1:48.9(レースレコード・稍)ー11 1:36.4

'17 ゴールドドリーム 1:35.1-1:50.1(良馬場タイ)

この中で、良馬場でフェブラリーSを快走した3頭は、リピート率の極めて低いダートGⅠとしては異質のこのレースには珍しく、再度馬券に絡んでいる。

勝った時より強くなるということはなくても、昨年、何度もチャンピオンズCに挑戦して初めて馬券に絡んだコパノリッキーも、フェブラリーSを連覇した唯一の馬。

それはレースタイレコードで、良馬場でのレース。

これに加えて、ヴァイスリージェントからデピュティミニスターを経たフレンチデピュティ(F)の系統とデピュティミニスター(D)が入った系統が、近10年史は数多く上位争いに顔を出していることも、人気2頭には心強い。

それがまた良馬場で強い。意外だが。

'06 ①カネヒキリ 母父D

'09 ①サクセスブロッケン 母母父D ②カジノドライヴ 母父D ③カネヒキリ(〃)<稍重>

'10 ③サクセスブロッケン(〃)

'15 ②インカンテーション 父母父父D

'16 ③アスカノロマン 母母父D<重>

'17 ①ゴールドドリーム 母父F

超高速決着に向いているようで、実は、底力勝負の良馬場で力を発揮するのがこの系統。

09年はデピュティミニスターインの実力馬がこぞってレコード決着で台頭したものの、この血が特別沢山あるわけではないことを考慮した場合、カネヒキリや昨年のゴールドドリームなどのように、自分でレースをコントロールするほどの競走能力を持っている馬になれば、この血があるということで、俄然、タフな展開は頼りになる存在となるのだ。

今年は、それがやけに多い。無論、重賞馬だけの争い。実力馬ばかりだ。

インカンテーション

キングズガード

ゴールドドリーム

サウンドトゥルー

テイエムジンソク

ノボバカラ

ロンドンタウン<父カネヒキリ>

不良のフェブラリーSを快勝したサンライズバッカスの甥っ子は、やはり、渋った馬場で特に強い。

ここは一度雑巾がけを経て、来年また…。

そういう組み合わせだ。

東京が初めてのテイエムジンソクながら、中京でもしっかり見せ場を作った。

コパノリッキーに最後に先着した内の一頭であり、それが初めてのGⅠでのこと。

前走も、ラップが途中で1秒近く変化することが中盤にあったくらい、見た目には楽そうに見えても、かなりコスモカナディアンがいじめてくるようなラストの展開。

きっと、その他のGⅠ馬であっても、あれは負けていた可能性のあるレースだった。

それでも勝ってしまったという状況で、敢えての休み明け参戦となるゴールドドリームは、ちょっと気の悪さが目立っているだけに、中京戦以上に苦戦の可能性も秘める。

こちらは相手に据えるのが良さそうだ。

◎テイエムジンソク

○ゴールドドリーム

▲ノンコノユメ

注サンライズノヴァ

△ニシケンモノノフ、ベストウォーリア、レッツゴードンキ、ロンドンタウン

軸馬に関係していそうな馬、とりあえずマーク。色々考えて、ノンコの復活を素直に評価する。

 

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京都牝馬S -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

またしてもダイヤモンドSも登場のフェイムゲームに注目は集まるが、その他が…、という組み合わせで、軸馬が定まりそうもない。

昨年以上に、西の方が質の高い組み合わせ。

今年は間違っても道悪にはならないだろうし、外差し傾向が出たところで、力のある馬が多い。

その中でも、実績、勢いは上位。やや荒れ馬場でこそのアドマイヤムーン産駒、昨年の好走実績に加え、石橋騎手も調子が良く、それとの相性ばっちりのワンスインナムーンが、55以外の要素が全て買いのような状態だから、これから入る。

スプリンターズSの逃げ方に象徴されるように、彼女は、特段速い先行型ではなく、ミスプロ系の同系配合でありながら、いや、その影響があるのだろう、スプリンターズSで記録した33.9-33.8秒の先行ペースが、番手で控えたものを除くと最速。

持ち時計は昨夏福島で記録した、33.3-34.3秒があるくらいで、ほとんどがスプリンターズSのような34秒を切らない程度の流れから押し切った記録で、どう考えても、1F分の距離延長がマイナスに働く馬ではない。

ミスプロ系の件。

要するに、これはその3×4を持つレイデオロなどに代表されるように、あまり快速型を作る意味合いにおいて、有効な手段とはなっていないのである。

重い血を少し取っつきやすくするために使える手。

それだけ、他の血統も快速型が出せる特性があるということだ。

1400戦では、若い頃にセイウンコウセイを完封した記録があるくらいで、軽いレースになるかはともかく、自分の流れに持ち込めるこの条件で、力負けはほぼあり得ない。

快速型だったエンジェルフェイスも、この距離でグイグイ行くのも考えづらい。

マイペースで押し切りが濃厚だ。

◎ワンスインナムーン

○ソルヴェイグ

▲デアレガーロ

△ヴゼットジョリー、エスティタート、オーヴィレール、ミスパンテール

人気上位馬からの狙い。デアレガーロのようなフレッシュ組を多く買いたい。

 

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