2016年エプソムC レース回顧

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エプソムC 回顧

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特別速い馬場でもなければ、マイネルミラノの作った流れは平凡のいいところの36.3-48.5-60.5。

しかし、さして体調万全とも思えなかったルージュバックでも、これはおあつらえ向きだった…、ということか。
レースの上がりが33秒台というのは、東京、京都、新潟では特段珍しいことでもないが、下級条件ではないこのGⅢで、外からまるで手応えが違う末脚を繰り出すというのは、極めて珍しいこと。
ただ単純に、ルージュバックが待ち望んでいたレースであった、という話ではない。

ハンデ重賞時代は、斤量の重い軽いに関係なく、約10年間で牝馬が4勝と、晩春の重賞らしい荒れやすい傾向の中での台頭は多かったが、トゥザヴィクトリーもダイヤモンドビコーもまるで歯が立たなかった別定戦になってからの20年間、牝馬の連対はただに一度もなかった。
それはそうである。
96年はマーベラスサンデー。以後、07年はエイシンデピュティ、12、13年の2着馬は後のマイルタイトルホルダーと世界最高評価を受けた馬。
そして、昨年も世界一の馬になったエイシンヒカリの記念すべき初重賞タイトル獲得の一戦となった。

「そんなに強い馬が出てくるのであれば…」
同日には、今はマーメイドSが行われている。
GⅠ馬であっても、流石に格負け必至のこちらに回ってくることはない。
10年前からは、ヴィクトリアマイルもできたから、ここが始動戦、叩き台ということもあり得ない。

牝馬で強い馬が出てくる可能性は、ほぼないだろうという時に、ルージュバックはヴィクトリアマイルで好走しながら、ここに出てきた。
GⅠはGⅠ。ここはたかがGⅢと言えばそうだが、相対的に見て、贔屓目なしでも牝馬にはタフで、GⅠを連戦しているに等しいレースなのである。

大外一気。
得意不得意の問題ではない。
それは相手が強い馬で、こちらが挑戦者だから成り立つ図式だ。
目下、この距離においては大崩れはないだろうという実質最重量58を背負っても好勝負必至のフルーキーに2馬身半差。
実質同斤の56だったとしても、恐らくは、半馬身前にはルージュバックがいる結果。
敵とはならなかった。

1分46秒台では、いくらGⅢとて、ちょっと物足りない結果ではあるが、レース上がりが33.9秒で猛烈でもない追い込みで直線独走。

かつて、ここで1番人気に応えたダイナフェアリーは、仔出しもいい馬で、自身と同様にGⅠに縁のある馬は出せなかったが、その血は今も脈々と受け継がれている。
条件こそ変化したが、彼女はエリザベス女王杯の4着馬だ。
仕方ない。この年はメジロラモーヌがいた。

きさらぎ賞1番人気、桜花賞惨敗、中山牝馬S2着。
今より使えるレースの幅が狭く、牡馬といっぱい戦わないといけなかった時代の馬で、中山金杯も2着している。
それぞれの結果を見て、妥当な1番人気。
それと極めて酷似した戦績のルージュバックは、後のGⅠ級が彼女くらいしか見当たらなかったから、ある意味では同情票もあったかもしれないけれど、当然の評価をされた本命馬であった。
上がり3Fは32.8。
人によっては、これがベストレースだとする評価がある新潟の新馬戦で繰り出した末脚と同じ。

でも、今回は坂がある。
これでリセット。左回りと実質ワンターンの競馬でこそ。
言い訳できない舞台で、真価を発揮した馬は、どう下の評価をしたところで、GⅠでは買わないといけない存在となる。
やっと、彼女はそういう馬になれたのである。



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