2016年小倉記念 レース回顧

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小倉記念 回顧

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久しく元気のなかったクランモンタナが、勝負所でどうなんだろうという手応えでありながら、直線では遠い昔に覚えた勝ち味を思い出したかのように、見事な粘り腰で若手の追撃をしのぎ切った。
ディープインパクト×エアトゥーレという、デビュー前から期待をされたこの良血馬は、今年に入って、
・1800M
 1:45.8
 1:46.9
・2000M
 1:59.5
 1:58.5
と、勝ち馬の競馬が派手すぎたレースが多かったせいで、着順が今一つということだけが盲点だっただけで、54なら、いくらでも近走冴えない実績上位馬相手なら勝負になる下地はあった。

メイショウカイドウが連覇した前後で1番人気は相当なレベルの敗戦の連続記録を積み上げていったわけだが、この頭数でメンバーが怪しいからといって、人気馬が全滅するとは思わなかったファンも多かったが、甘くはなかった。
今回も穴党に凱歌が上がった格好だ。

メイショウナルトが前回の七夕賞でガンガンいったせいで、今回は周りが自重気味だったのではなく、今回騎乗した松若騎手は積極策が得意だからこそ、スタートを完璧に決めたパートナーに気分よく走ってもらうために、無理な先手の主張をしなかった。
しかし、前回の反動というか、馬のリズムが多分に崩れてしまっている状況で、ましてや気分屋だからこそ去勢された経緯のあるこの8歳馬が、これほどまでに楽にいけたからといって、穴党に期待に応えられるほど優しい紳士にはなってくれないのもわかっていた。

即ち、自分から潰しに行けば勝負になる。
勝負勘の鋭い騎手、積極的に乗る騎手それぞれが、明らかに楽に逃げていることを知った向こう流しで位置を取りに行った。
が、己の力が及ばない部分があり、また正直ここで勝負したいという馬が少なかった組み合わせからも、穴党が敏感にこれは荒れると読んだ通りに、直線では案外の人気馬の動きとなった。

1000M通過が60.5秒だから、アングライフェンが盛り返して好位につけることも、競馬が上手になったダコールが中団後ろ目のいつでも動ける位置につけることも、また、正直サトノラーゼン推しの筆者からすれば勝利濃厚と思えた好位のイン追走のサトノラーゼンら全てが、自分のできることは全て勝負どころの前ではできていたはずだ。

がしかし、元来平均ペースの型の血統で、兄キャプテントゥーレ同様、全体の勝ち時計に速さの限界を露呈し続けてきたクランモンタナは、道中はギクシャクするかなり厳しい展開であったにもかかわらず、彼らのパフォーマンスがあまりにも人任せの展開で最後はごっつあんですみたいなタイプであるから、本来自力勝負でパワー勝負を好むベルーフ、エキストラエンドなど、距離や条件に注文の付く限定的重賞級の実績馬が台頭したように、実力伯仲の評価そのままに、人気馬の悪い面だけが強調されたような結果になってしまったのだ。

筆者の想定した勝ち時計より、実に2秒遅い2分ちょうどの勝ち時計は、道悪でかなりタフだった2年前の稍重馬場でメイショウナルトが今回と似た落ち着いた流れを作った時より、わずかながらも、圧倒的に遅い。
「格より調子」
まさしくである。
まあ、クランモンタナを絶好調とするにはあまりにも無理がある戦績ではあったが、12頭立てで、重賞馬も多数出走していたこのレースで、20倍を切っている馬が8頭もいたら、もはやこの決着は仕方のないことだろう。
穴党のためのレースになったという点で残念だったというよりは、たかがローカル重賞でモタついているような馬が、2000シリーズの優勝候補にいることが何だか切ない。

マーティンボロは、ここまで6着-5着なので十分チャンスはあるが、またしても物足りなかったダコール同様、単純にスピードだとか鋭さで勝負できない年齢になってしまったから、今年は北海道組が大いに有利の2000シリーズだと思われる。


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