2016年新潟記念 レース回顧

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新潟記念 -回顧-

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メイショウナルトまでもが、直線は外へ膨れる展開。
たまに関東のベテラン騎手が仕掛ける猛烈なハイラップで、結局は穴でも人気でも来るディープ産駒のワンツー。

所詮は、直線が長ければ、軽い馬場であれば。そこは横山典弘、鮮やかな手綱捌きで全10場重賞制覇の偉業ではあったが、本当におめでとうなのは、言わずもがなアデイインザライフである。

思われているよりは外差し傾向ではなく、内ラチ沿いがそれなりに悪くなったという夏競馬らしい荒れ方であったというだけで、あとは雨の降る降らないの影響によるところが大きかったということで、良馬場なら、自分の位置かららしい仕掛けができたのなら、結果は自ずとついてくるという状態だった。

よって、ディープの力のある馬が上位に入ったわけだが、新潟記念の割に若い馬が上位に入れたのは<例年なら、高齢馬が必ず馬券に絡む>、それはメイショウナルト・8歳騸馬に感謝である。

最近は、箸にも棒にも掛からぬ内容に終始していたベテランは、前回あまりに落ち着いたレースでゆったりとした流れを作ってしまったがために、何だか煮え切らないまま夏を終えようとしていた。

2年近く馬券に絡んでいないのでは、次につながる何かをして、それでもダメなら…、という競馬をしないといけない立場であった。
そこは柴田善臣・大ベテラン騎手だ。味気ないレースを続けている馬には、何か刺激になるものが必要となる。

彼らがグイグイ先行し、前回と同じくらいのペースで離れた2番手につけたクランモンタナ以下を翻弄しているとき、勝った人馬は、己の道をただひたすらに進むべく、62秒強の1000M通過になるくらいの位置につけ、動くべきタイミングを見極めていた。

先行してバタバタになったメイショウナルトまで外に行ってしまった直線は、みんなでディープとかカンパニーみたいなシンザン作戦をとることは目に見ていた。
横山騎手は、そうなるだろうことは超縦長の展開なら、厳密には、直線は大分馬群全体が外に移動しながら、タフな消耗戦になることを見越して、大外へ馬体を誘った。

結果的には、それは正解だったが、アデイインザライフより少しは前にいた7分ところを通ったアルバートドックの方が、常識的には正しい競馬をしたように思う。
酷斤に唯一めげず、絶好調の戸崎騎手鞍上ながら、ほぼ力を出し切った内容で2着した。

ただ、そんな好走確実だったアルバートドックのややエンジンをかけるのに少々時間のかかる性質を横山騎手は知っていたから、今までの下級戦と同じような手応えでいつでもゴーサインを出せる状況にあったアデイインザライフを、外ラチの寸前まで誘った。
手応えが違うと確信したからであろう。

思われていたより忙しい流れになって、マイネルミラノもさすがに自分の型ではなかったから最後は伸びあぐねた。
それでも0.4秒差の8着。まだまだ出番はある。

ただし、勝ち馬はそれらローカル巧者のトップグループとは少し違う印象を与えた。
弥生賞の3着馬。そして、キャリア12戦目の重賞制覇。
5歳馬と言いながら、実は、4歳アルバートドックの18戦より、下手をすると1年分のキャリアが足らないくらいなのだ。

ほぼ完璧に人気馬の競馬をしたアルバートドックよりも、結果だけではなく、上がり目を含めた迫力が、この超大型馬・アデイインザライフにはあった。
変に人気になってしまい、穴党にこそ妙味ありの馬だと思っていた筆者の目論見は、想像以上の充実ぶりで大いに裏切られた格好だ。

反省である。
パドックから、休み明けを感じさせない体つきで、理想的な中距離型の作りになっていた彼は、今まで母父サクラバクシンオーのスピード能力を借りて、強引な競馬で結果を出してきたが、揉まれる競馬は不得手にしても、意外な鋭さが備わってきた完成期の牡馬の気配を漂わせていた。

生涯最高の32.7秒の決め手に繋がったのは、陣営の努力の賜物に他ならない。
怪我だけはさせてくれるな。
鈴木康弘先生の思いを、ダービートレーナーの萩原調教師がどう叶えてくれるのか。やるべき仕事はまだまだこの先にも山積みされている。



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