2017年京成杯(G3) レース回顧

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京成杯 -回顧-

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予想された通りのスローペースで、外から上がってきた馬が上位独占。この世代の男馬で、いい先行型の中距離馬はまだ現れなかったというのは残念だ。

上がりが36秒台で、それでも2分2秒中盤の勝ち時計だから、ゆったり横綱相撲の抜け出しで勝ち上がったコマノインパルスは、総合力で他を上回った一方で、重賞馬2頭とすでに対戦済みの休み明けだったガンサリュートだとか、ホープフルS2着のマイネススフェーン、評価材料はキャリアだけだったジュニエーブルもゴール前猛追という競馬となったから、言われたほどの評価をここで勝ったからと言って、据え置きの人気快勝馬という見立てでは、流石に寂しい。

この世代は、藤沢厩舎の重賞馬2頭やブレスジャーニーなど、決め手に自信のある馬が多いから、普通に抜け出せるというだけでは、コマノインパルスを距離実績で推すというのは短絡的すぎる。

しかし、よく追い詰めてきた連中とは違い、鋭さではなくスパートの自在性や相手なりに走れる器用さなど、1戦ごとにタフな戦いに適応してきた印象は、人気に推された理由そのものであり、それがしっかりと体現できた点では、十分に合格だろう。

ドラマチックなレースを演出する名馬が多く出しているシュリリー系出身のコマノインパルスは、夭折の天才・岡潤一郎騎手の名を世に知らしめたエリザベス女王杯優勝時のパートナー・リンデンリリーのひ孫にあたる。
なかなか大物が出ないというより、オグリキャップやキョウエイマーチなど、とてつもないスケール感のビッグネームをたまに出すことで、その血を多く残してきた経緯からも、ほぼ順当なタイミングでの活躍馬の出現といったところか。
バゴには結構振り回されてきたが、ここまで無難な競馬ができる産駒は、このレースの2着馬であるブラックバゴだとかオウケンサクラ以来だろう。

派手な仕事はできないが、着実に自分の地位を固めていくタイプという点で、天才型の一族の出世頭と似たイメージは今のところは湧かない。
だからこそ、混戦必至の皐月賞-ダービー路線の基準馬にはなれるはずだ。
2000Mしか走っていない馬が、オープンも経験し、クラシック候補とも当たっていて【2100】なのだから、この馬が順調であれば、相関関係はより見えやすくなる。

存外好位置につけられたので好印象だったベストリゾートが、ただ引っ掛かっただけの11着という寂しい結果など、チームハービンジャーは今年は出番なし。
また、こういう展開で中山内回りの重賞では当然起こる、直線の接触等における不完全燃焼の競馬に終わった馬が、実は大物かもしれないと期待されたサーベラージュ<14着>、イブキ<15着>などの明らかに器用さを欠く内枠の組に多かったのは、残念であっても、成長の糧にするしかないという点で、納得すべき結果となった。

ポポカテペトルとサーベラージュは、先週のシンザン記念でアルアインが受けた不利と同じような、先行馬が厳しくなった際にモタれてしまう必然の現象に、一番の勝負所で影響されてしまったのは無念である。
しかしながら、どの国のクラシック第一戦は、20頭ほどのメンバーで競われるのが普通。
皐月賞もそれに準ずる18頭が当たり前である。

この相手で捌けないというのは、馬に運がないこと以上に、彼ら自身のレース中の気づきが結果に伴っていないことが最大要因なのだ。
厳しい言い方をすれば、騎手に誘ってもらっているうちは、一介の3歳馬のままなのである。
再挑戦は2勝目を挙げてからだろう。



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