2014 下半期GⅠ前半回顧

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下半期GⅠ前半回顧

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重賞未勝利馬が今季のGⅠ戦線で舞い踊り席巻する一方で、実績馬の苦戦が目立つ結果にもなった。

中でも、GⅠ2連続2着となったヌーヴォレコルトは、秋華賞を負けられない一戦と定めたことで、陣営のモチベーションが最高潮にまで上ったのだが、結果には繋がらず苦杯を嘗めることに。
京都の2戦では、共に1番人気に推されながらも、正攻法での敗退だから察するに余りある。
ショウナンパンドラには、自身が少し出負けして後れを取った分だけの着差をつけられ、ラキシスに目標にされたエリザベス女王杯は、卒なく回ったことで競り落とされる結果に。
父ハーツクライ。悲哀の源泉はこれだろうか。

スプリンターズSでは、ハクサンムーンを始め、路線を牽引するGⅠ馬なども揃ったのだが、特殊な馬場状態が運命を分けた。
自分らしさを出せなかったスプリントの主役は馬群に沈み、正攻法のグランプリボスも安田記念の時のようにはいかず、スノードラゴンの追い込みが決めて、父のリベンジを果たした。
そこには、復帰の目途をたてた父のパートナーもいた。

前走3着はフロックではないことを示しつつ、父に縁のなったレースを制して忘れ物を取り返してみせたのが、菊花賞と天皇賞の勝ち馬である。
16年前にレコード決着で敗れたスペシャルウィークの仔は、1200重賞の勝ち馬を持つ血筋を味方につけ、大レコード走で快勝。
8年前に屈辱にまみれ、失意の季節を甘受したディープインパクトの仔は、名門のプライドを得意レースで取り戻す劇的逆転打を放った。
トーホウジャッカルもスピルバーグも、父と違い、ダービーに縁がなかったのも勝因であろう。

 

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