2017年根岸ステークス レース回顧

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根岸S -回顧-

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カフジテイクの出遅れはいつものことだから仕方ないとして、コーリンベリーの躓きにはちょっと驚いた。上がりの勝負。
モンドクラッセが初めての1400Mにしてはよく逃げたとは思うが、このレースとしてはほぼ平均的な35.0-46.9ー58.8。

中山から東京に替わって、最初の週の重賞レースは、距離をこなせるという自信のある馬が先行してしまっては、他の馬の可能性もなかなか引き出されない。
大いに波乱の可能性はあったものの、流れにあまり左右されない自在タイプのベストウォーリアと、キレ味比べで歴代の名牝の名が出てくるほど現役馬の中では比較する相手のいないカフジテイクは、見せ場たっぷりのラブバレットをじっくりと構えた中で仕掛けて交わし去り、残り200ではもう2頭のマッチレースに持ち込んでしまった。
いやはや、穴党泣かせの重賞の流れは、1番人気の凡走のあったシルクロードSを除き、来週も続いていくのであろう。

実質的には、1800MまでをこなしたといえるチャンピオンズCの内容、その前に走った超高速決着ながら3着を好走した武蔵野Sの結果が、変なチューニングを掛けることになって、本来得意とする1400Mでの後方からのドカンは、もしかすると決まらないのではないかと思ったのだが、福永騎手とすると理想的ではなかったのかもしれないが、動いていくことができないタイプの生粋の追い込み脚質であるカフジテイクは、走りのリズムに一貫性があれば、しっかりと結果を残せる状態にあることがこれで証明された。
詰まる所、本格化したと言える時期に入ったのだ。

昨年は9回走って【3024】。加えて、夏に再始動してから渋った馬場でばかり走ってきたこの馬は、脚抜けのいい馬場向きのタイプにも思えたのだが、これもまたちょっと違うようだ。
ダートの短距離型は、芝のそのタイプよりもはっきりとした戦法で戦い抜く必要性に迫られる。
深い砂厚であったも、途中からリズムを変えて走る時間的余裕が、芝と比べたら圧倒的に生じにくいのである。
後ろから勝負する馬が少ないのは当然。

だから、カフジテイクのような馬の場合、前半でただ単に走っていこうと思わない気性であることが、大成に繋がった最大要因なのである。
求められるのはスピードであり、キレとスタミナは重視されない。
ギアチェンジの難しいダート戦において、スイッチの入れどころが難しい中団より後ろにいる馬は、長距離戦と全く同じで、下手なタイミングで脚を使ってしまっては意味がないから、どうしてもスパートのタイミングが完全に遅れてしまうのである。
だから、まずそういう馬は勝負にならない。

ただし、スピード能力を問われているのであれば、位置取りよりも自分のポジションからいかにスムーズに仕掛けていけるかの方が重要なのだ。
このレースには、奇しくも比較しやすい対象として、器用に色々な展開に対応する勝ち切れない馬の代表格・ベストウォーリアがいた。
芸は身を助くではないが、器用さは必ずしも、今回の場合は瞬発力ではあるが、能力発揮の武器として威力を発揮するものではないのだ。

初めて体験のモンドクラッセの楽逃げから、6着・0.8秒差負けでは、先行勢総崩れはちょっと情けない印象も受ける。
時計が速くないと繋がらないフェブラリーコネクションは、追い込み馬が勝ち切ると2012年の根岸S3着-1着馬による決着も有り得るから、希望はかすかながら残った。
5歳馬と7歳馬の上昇力が、そっくり結果に反映される形になったが、本番がスローというケースも近年はよくあるから、スピード型とすれば、流れてくれることを臨むところ。
ハイペースの中距離を経験済みのカフジテイクは、今度はハイペースにならないと辛い。


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