2017年新馬戦レース回顧

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新馬回顧<3/4・5>

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春と冬の狭間という気配の天候。
これからという時期になると、3歳馬のデビュー戦に芝の新馬という番組はなくなる。
未勝利戦に出走する未出走馬が本格的に増えてきた。
いよいよ、エリートコースを歩んでいた馬を陰からの一撃で倒すチャンスも、残り少なくなってきた。

中間の雨の影響を受けて、土曜日に行われた中山ダート1200は稍重馬場。
前を行った2頭をうまく使って、抜群のタイミング後続を突き放したトライデントミノルが、上々のデビューウインを決めた。
ディープスカイ産駒。母父ゴーンウエストで、上にサウンドスカイがいる血統。
地味に効いていそうなセクレタリアトのクロスは、比較的体が小さく出たことで、先行して持続力を活かす形に適性を見出していきそうだ。
兄より細く長くの印象を受ける。

大分パサパサの阪神1800では、エンパイアメーカー牝駒をそのまま示すエンパイアガールが、小牧騎手に誘われ、逃げ切りで新馬戦を制した。
バラード一族のメインではないラインの出身。
母ローズボーが人気になかなか応えられなかった印象はあるが、それより3か月早いデビューだから、ロゼッタストーンよりは活躍できるかもしれない。

日曜日も馬場は変わらず。
距離こそ違えど、似たような結果になった。
阪神1400は、小牧の逃げがまたしても決まって、人気薄のトビーズコーナー産駒・ヴァリーゲイトが押し切った。
人気の牝馬が線が細く、断然の支持を集めたエイシンクリッパーなどは、本当は芝を使いたいはずの血統の馬。
思惑は色々あっても、この時期にデビューせざるを得ない理由の方に、敗因があったようだ。
勝ち馬はローカルの芝などは合いそうなアメリカ血統だが、瞬発力に関しては望み薄か。

中山1800の方は、人気のディアデラノビアの弟・サンラファエルの卒のない競馬で見せ場を作ったが、内の苦しいところから抜け出してきたアイルハヴアナザー産駒のアナザートゥルースの勝負根性に屈した。
大野騎手と高木登厩舎という、今ではお馴染みの一発ドカンコンビ。
ついの一手に、兄はあのサウンドトゥルーというバックボーン。サンラファエル陣営はお気の毒である。



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