2017年シリウスS レース回顧

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シリウスS -回顧-

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ダートコースに入ったところで、好位につけようと理想的なポジションを取りに行った和田騎手のドラゴンバローズは、逃げる本命馬・マスクゾロの際どく切れ込んだ進路カットにより、掛かることこそなかったが、多少はリズムを崩される部分もあった。
自分の理想とする流れを、長距離戦が得意な和田騎手はよく理解していたはず。
その遅れを取り戻すべく、ピオネロと一緒にマスクゾロの逃げ切りを許すまいと厳しくプレッシャーをかけ、ペースそのものは平凡だったから、まだ万全ではないマスクゾロを交わして、ピオネロも振りほどいて抜け出したところまでは良かったのだが…。

道中は内で脚を溜め、直線で窮屈なところを少し強引ながら、勢いよく抜け出して一気の末脚で前を呑み込んだのが、古川騎手のメイショウスミトモだった。
1年間勝ち星のなかった6歳馬だが、ちょうどその頃が旬だったか、オープン特別を連勝。
鞍上は共に和田騎手という因縁もある。

そんなことより、年の離れた兄にロングプライドがいて、ウイングアローという頼もしい伯父の存在も、こういう結果に好影響を与えているのだろうけれども…。
テイエムジンソクに全く歯が立たなかったこの馬が、昨年は勝ったラジオ日本賞でも差し損ねて、ここで来るという理由が見当たらないから、単勝は74倍だったのである。

人気馬の敗因の方が問題だろう。
ピオネロはいつも通りの好位付けで、突如勝負強さを見せるようなタイプではない。これは納得。
レースの質が前走と特段アップしたわけではないのに、マスクゾロの行きっぷりが平凡だったのだが、少し残念。
ミツバも唸るような追い上げを見せる前に置かれてしまい、着外でこの2頭がハナ差の勝負を展開するゴールシーンということは、過大評価というより、調子が今一つだったとしか思えない。
斤量を敗因に挙げるほどのハンデ差ではなかった。

 

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2018年4月28日 東京10R 春光ステークス
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