2017年東京スポーツ杯2歳S レース回顧

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東京スポーツ杯2歳S -回顧-

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前走のいちょうSで好走した2頭は、近年稀に見る不良馬場になる前日の富士S直前の施行だったが、そこで一生懸命に走ったのに、1:51.4でしか乗り切れなかったようなタフな馬場だった。

それと似ないにしても、もう少し湿るかと思ってみていたら、遥かに京都の方が渋っていた。
でも、前走と似たようなファイトをコスモイグナーツが見せたから、想像もしていないようなハイペースで展開。
京王杯やアルテミスSにおすそ分けしてあげたいくらいの流れだったから、予想通り立ち遅れ気味のルーカスでも最後は出番が回ってきた。

予想の組み立てとして、ワグネリアンの後ろという手は有り得ないと思っていたのだが、キャリアが違うからなあ…、という完敗の2着。
一時は、カフジバンガードやいちょうS2着のシャルルマーニュに足を掬われそうになったくらい。

一方、クラシックほぼ当確という内容で、負けるはずのないレースを楽勝のワグネリアンは、ここまでのタフな展開とは全く別次元の、言ったらジャスタウェイクラスの脚で皆を圧倒した印象だ。
変な話、着差以上に圧勝である。
経験値もこの中では豊富で、尚且つ、無理をさせていないから、左回りもちょっと遠征も中京の新馬戦で経験しているから、もう何せずともゴーサインを出してあげるだけで、今回は良かった。

ストライドがぶれるような押圧される競馬は、登録頭数の少なさが際立っていた<自分という存在の影響力を象徴する出来事>ので、これは次以降に課題となった。
機動力もあるし、本当は中団から揉まれながら最後外に出して根性を発揮するような泥臭さも秘めているだろうワグネリアンは、本当の意味で、大勝負の前残りの展開にどう対応するかだけが、今のところの不安材料だ。
末がキレる馬は、往々にして気難しい。
鞍上のリスクの取り方が、世界レベルかローカルスターかの違いを生むことだろう。

 

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