2017年新馬戦 レース回顧

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新馬回顧<12/9・10>

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ダートに見どころありの冬晴れ土曜競馬。
良馬場ながら中山ダート1200を1:11.9の破格のタイムで押し切ったオーロリンチェは、唯一のアメリカ産馬・ディスクリートキャット牝駒だったとはいえ、終始2着馬のマークを受けての逃げ切りは素晴らしい。
リボーの孫・プレザントコロニーのクロスを持つこの才能は、ただ者ではない可能性を秘める。

阪神1800では、人気馬が前で駆け引きをしてペースの割に疲弊したところを、中団から抜群の手応えで差し切ったゴールドアリュール産駒のウェルカムゴールドが独走。
人気のモズもリズムを崩された割に踏ん張っていたから、このダート2戦はハイレベル決着だったように思う。

芝戦はまずまずくらいの評価。
中山マイル戦は一騎打ちを人気のツヅミモンが制した。
母カタマチボタンで父はストロングリターンも、体を大きすぎる牝馬なので…。
西のスプリント戦は、人気のエヴァイエが人馬とも冴えず、2歩目からの逆噴射で撃沈。
器用に馬込みを捌いてきたベルガドの上手さが際立った格好。スズカフェニックス産駒。

日曜は、中京2000楽勝のステイゴールド産駒・ステイフーリッシュが良かったくらいで、あとはパッとしなかった。
このステイは母がカウアイレーンで、静かに枝葉を広げるブラックホーク一族。底力がある。

芝は東西で1800戦が行われ、外からじわじわ伸びたハーツ産駒のラルムドールはまあ普通くらいとしても、中山超スローの展開で先行残りのトーセンホマレボシ牝駒・ウィナーが超伏兵で、レースレベルがかなり怪しい。
どちらも現状パンチ不足。むしろ、ここで力を出し切れなかった人気馬の方が注目か。
中山ダ1800は、断然支持を集めたディサーニングがそれに応えたものの、気性なのか仕上げ具合のせいか、あまりいい反応ではなかった。
相手が軽いという意味では、阪神ダ1400も似たようなところがあったが、こちらは人気馬がだらしなく、唯一、上位人気で気を吐いたメイショウコゴミが意地を見せたものの、上がりが異常にかかる展開。
差し切り勝ちの印象だけで高評価を与えるのは、やや危険。

 

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