2017年阪神C レース回顧

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阪神C -回顧-

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1400なんてどこからでも来いという配合にも映ったイスラボニータ。

昨年はまだ、大いに傷ついたダービーショックを未だ引きずる形で、ゴール前3歳馬・シュウジの一発にまたしても惜敗を喫することになった。

あの時よりは遥かに馬場のいい今年。

フジキセキ×コジーン×クラフティプロスペクター。この血統に相応しいラストステージにおいても、自身の安定したレースぶりで、十分に有終の美を飾ることが可能な位置をキープした。

あとは、結果だけ。

驚かない先行争いに、驚かないモズアスコットの直線の伸び。

ただ、この馬にはまだやり残したことがあるという感じで、武豊騎手のダンスディレクターにガッツを注入し、内から伸び掛かっていたイスラボニータを外から一気に交わしてしまった。

万事休す。

ただ、上手さでは一枚も二枚も上、実績など他と比べるまでもないイスラボニータは、春にエアスピネルを競り落としたときの自分を取り戻したことを誇示するように、外から競り落としにかかる。

誰もまねのできないところで2000年代の初頭は200勝も通過点としていた武豊騎手は、渾身の騎乗で8歳間近のダンスディレクターをGⅠ馬にするための特別な何かを教えたのに、初の200勝を目指すルメール騎手が完璧なエスコートで勝利を強奪した。

マジック4としたこの舞台は、短距離馬にとっての今季ラストラン。

有馬でもこのレースでも、その時最も勢いがあるものと、最も強いものがぶつかるときに、両者は何度となく激突してきたが、接戦を制するのはいつもクリストフの方だった。

当たり前を可能にした男が残した道筋を辿る、すっかり日本の騎手となったフランス人が、今絶対的な頂点を極めようとしている。

その中でラストランのパートナーとなれたイスラボニータは、実に幸せな競走生活の締めとなり、心おきなくターフを去ることができた。

よくできた話である。

 

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