2018年関屋記念 レース回顧

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関屋記念 -回顧-

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さすがは斤量51。

キレッキレの直線は、牝馬だけの争いに展開し、上位人気の牡馬は皆消えてしまう結果に。

内にモタれながらも、3歳牝馬にはタフな中山マイルのフェアリーSを差し切り勝ちしているようなプリモシーンには、いい条件が揃っていたということだろう。

それをみんな理解していたから、誰よりも支持を集めた。

ここに合わせるように、鞍上の北村宏司騎手も勝ち星を切りのいいところにまで押し上げ、本番もきっちり馬の持ち味を引き出した。

表情その他、佇まいを見たところでおよそベテランには見ないジョッキーだが、もう四十路手前の20年目である。

周りを気にしながらの直線はいつものことだったが、休み明けと差し損ね連発中、斤量面が一気に有利になったことが、全て重なったからこその鋭すぎる反応だから、これは仕方がない。

みんなの期待に応えるという意味では、キタサンブラックに乗っていた頃にように、今はコンスタントに重賞を勝てている。

ルージュバックのオールカマーのイン強襲など、実に見事。

そういえば、やや古い話だが、ダンスインザムードを5歳時に復活に導いたのは、前年乗り手がいなくなり、藤沢調教師に全てを任せられたのも北村騎手、その人だ。

やや気が立つところのある若い牝馬には、ある程度の遊びが必要。

がっちり抱え込むように全てをコントロールしようとすると、日本で決め手比べで出番のあるタイプとは息が合わず、気持ちが萎えてしまうような失敗に繋がるケースもある。

陣営はそういうことを防ぐように鞍上をうまく選択しようとするが、プリモシーンだって世界のノーザンファームの生まれだ。

シルクの勝負服を身に纏っていなかったから、こんなに早く重賞2勝を上げることはできなかったかもしれない。

このレース。

オッズはかなり割れていたが、レースを見る限り、かなり次戦以降が楽しみな馬が揃っていた印象がある。

まずは逃げることは叶ったが、重賞級の男馬に好きなように走らせてもらえなかったエイシンティンクル。

兄のヒカリが多分に鞍上を手こずらせる気性だったから、妹も変なスイッチを入れさせないように大事に使われてきて、ようやく5歳夏にオープン入り。

1400の準オープンを抑えていっての好時計勝ちで乗り切ったから、評価がうなぎ上りになったものの、そこに過剰さをまるで感じさせない総マークの中での唯一の先行残りだから、勝ち馬と同格と扱えるし、何より、二番が利きそうな安定感が出てきた。

ワントゥワンは直線勝負型で、それを極めるように極端な策に出て2着。

こちらは鞍上次第で、キャラが変わる感じもする。1400ならもっと攻めていっても面白い。

ヤングマンパワーがあわやの4着。ようやく立ち直ったが、何故か今年も二桁体重増で好走。

ピークをここに持ってくるのはわかるが、今は変に体重を減らすこともないから、この辺りは6歳馬なので気にはなる。

期待のスターオブペルシャは、確かに意義ある先行には思えるが、かなり無理やりに位置をとりに行ったから、エイシンティンクルをいじめるだけで終わってしまった。

内田騎手の器用ではない面が、全てマイナスに出てしまった感じで、このコンビでの好走条件は限られるように思える。

少なくとも、前半猛ペースは有り得ない新潟には合わなかった。

 

 

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