2015アイビスサマーダッシュ回顧

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アイビスサマーダッシュ -回顧-

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よく知っている馬の可能性を新たに掘り下げるようなことをすると、それは距離の短縮・延長、または芝とダートの走路を変えるのがセオリーなのだが、このレースに出てくる馬で、マイル以上で実績のあった者が一変するということはまずありえない。スプリンターの最後の一手となる選択肢は、今年もドラマを生んだ。

ある意味、全てのことをやってここに挑んできたベルカントは、変わってほしいという願いを直線競馬に託され、見事少し過剰とも思える支持に応え、それも54秒そこそこの時計で押し切って2馬身の差をつけての快勝だから、必然性と未来に箔のつく十分すぎる一変であったと言える。

ミルコがこのレースの2つ前のマイル戦で、人気馬に乗って、明らかにオーバーペースを演出してしまうグイグイ前へ行く競馬で、ちょっと失敗をしていたのが気掛かりだったのだが、鞍上がインタビューで語っていたように、ベルカントという馬がスタートで後手を踏むなどということはまずありえないから、この距離独特の外ラチ沿いにおける位置取りの争いもいち早く制することができたし、かつてのカルストンライトオと似た安心感が、数多くの彼女への投票者にゴールの遥か前から芽生え、それは楽勝へと繋がった。

残念な最期を迎えたが、ベルカントとの共通点の多いカノヤザクラ同様、ここに戻ってくればどんなに辛い思いをしてきても忘れることができるといったレースぶりに、オッズは割れていながら、しっかりと最後まで1番人気に支持したファンの目も、鞍上の力量込みで他との力関係が正確に判断されていたわけだから、頭が下がる。
残念ながら、彼女に抵抗するところまで持ち込めた馬はここにはいなかった。

北のレースと同じように、何かツボにはまれば仕事をするタイプの準オープン馬・シンボリディスコが2着に入った。
堅実型というか、昨年の今頃から大崩れをしなくなったこの馬も、前々走の千直・駿風Sで初挑戦ながら2着して自信を深めていたから、明らかに人気の盲点という存在だった。
昨年の好走馬を従えて、しかし、前には届かないというキャラクターは、一強の競馬ではよく幅を利かせるものである。

その前年好走馬は、2頭とも昨年の走破時計くらいは出せているから、年齢の面を考慮すると、ここは致し方なし。
新たな可能性を引き出された馬として、昨年は主役級としてレースに臨んだが、今年はもっとレベルの高いスピード勝負になってしまった。
さすがに、来年もとまでは言えない部分はあるが、勿論出て来られたならまた走ると思う。

リトルゲルダ、サフィロス辺りは、ゴール前の争いでは後れを取ったが、総合力ではベルカントと差はない。
さすがにGⅠではきついだろうが、レース選択如何では、次は主役になれるはずだ。

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