2017年第66回川崎記念 オールブラッシュ

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鮮やかな逃走劇

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ケイティブレイブでもミツバでもなく…。
最初の3コーナーにかかる手前では先頭に立っていたオールブラッシュが、ケイティブレイブ、ミツバの猛烈なプレッシャーを受けながら、終始リズムを崩されることなく淡々とリードを守り、断然人気に推された昨年の最優秀ダート馬・サウンドトゥルーに影をも踏ませない逃げ切りで、初重賞&初GⅠ制覇を果たした。

1日川崎競馬場で行われた第66回川崎記念は、GⅠ初参戦の5歳馬・オールブランシュが、長距離戦得意の日本の名手に仕事をさせず、ルメール騎手の完璧なエスコートにより、鮮やかな逃げ切りによるGⅠ勝利を決めた。勝ち時計は2:14.6。<良>

外から追い詰めるもなかなか前との差を詰められなかったが、サウンドトゥルーはいつも通りに無難な結果を残して2着。
3着争いは、混戦をインからの追撃で競り勝ったコスモカナディアンが制し、以下、ケイティブレイブ、ミツバの順で入線した。

それにしても、ルメール騎手が乗る時のオールブランシュは、いつも以上にアグレッシブであることは戦績を見れば明らかなのだが、武豊、横山典に主導権を譲らなかった鞍上のレースコントロール能力は見事というより他ない。
大きなタイトルを競う場面で、欧州(出身)の騎手はとりわけ、距離が長くなればなるほど、やや積極的に動くことを嫌うシーンをよく見えてきたが、相手に楽をさせない逃げで、ダートの2000M以上のレースや芝の長距離戦を制した外国人騎手というのはとても珍しい。

正しい展開の競馬における騎手の駆け引きが、久々に見られた気がする。
大野騎手のサウンドトゥルーも力は見せたが、小回りでは割り引きが必要だったか。



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