競馬ニュース 福永祐一騎手ダービー初制覇

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初制覇の因縁

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福永祐一騎手のダービー初制覇に、多くのファン、関係者が感嘆に浸ったのも束の間、ダービー同様、波乱の結末に終わった東京最終レースのGⅡ・目黒記念で、2つの初制覇が同時に達成された。

一つは、まだ開業3年目の杉山晴紀調教師の初制覇。

師にとっても滅多にない経験である重賞参戦は、ウインテンダネスにとっても久々の重賞戦になったが、内田博幸騎手の好判断によるインからの抜け出しで、見事、ゴール前で顔一つ前に出た。

ダービーのタイムフライヤーでは、何とも言えない地味な負け方で存在感を示せなかったが、その後の条件戦と目黒記念の騎乗は素晴らしかった。

まだ30代の調教師が最近増える中、40代のダービートレーナーも増加している近年の傾向から、この勝利をいいきっかけにしてもらいたいところだ。

もう一つの初制覇は、重賞を狙える馬の少ない種牡馬・カンパニーの初タイトル奪取という結果。

1月の京成杯で、後に皐月賞、ダービー3着馬となるジェネラーネウーノ、コズミックフォースらに続く3着に入ったイェッツトが、初めて重賞で馬券に絡んだ以外、GⅠ出走馬すら1頭のみで、まるで見せ場を作れていなかった産駒たちから、5歳の急進勢力であるウインテンダネスが登場し、鮮やかな勝ち姿を多くの競馬ファンが見守る中で、披露するのであった。

父が重賞馬になるのは4歳秋、1800戦として最後の年になった05年の京成杯だった。

そこから地道に力をつけ、8歳の秋、歴史的高齢馬によるGⅠ初制覇からの連勝で、大団円を迎える。

その時、福永騎手がライバルとして臍を嚙む思いに苛まれた、思い出深いお手馬とこの日は一緒に喜びに浸ることになった。



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