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波乱の予感

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ドバイ・メイダン競馬場のダートが、どうもおかしい。
前年馬場のタペタ(オールウェザー)とナドアルシバ時代のダートとの比較で、アルマクトゥームチャレンジR3<GⅠ・2000>がAWの平均より1秒以上遅く、ナドアルシバの最後の5年の平均より3秒近く劣る2:04.92での決着。
スピード馬の集うマハブアルシマール<GⅢ・1200>も同比較で、前平均時計に対し0.6秒、後時計だと1.7秒以上も遅い1:12.13で決まったことで、まだ馬場の方が仕上がっていないというのが、大方の見立てとなっている。

「大井に似ている」
西浦調教師がこのようなコメントを残したくらいで、今我々の知っている速さを競うダートのイメージとは、一線を画した競馬となる予感がする。

それを察してか、マクトゥームファミリー随一の相馬眼を持つと言われるハンダム殿下が、
「ワールドカップは、アフリカンストーリー、プリンスビショップ、ホッコータルマエの争いになるのでは」
と、馬場傾向を加味した推察を記者に語ったとのこと。
タルマエの前に挙げた2頭は、前記前哨戦GⅠの1、2着馬であり、また昨年のワールドカップとその前哨戦の勝者である。
同時に、カリフォルニアクロームやリーといった、アメリカのエース級は今年も苦戦するとの見解を披露した。
エピファネイアはどうなんだ?
少なくとも、アメリカとは違う馬場質ならば、かなりの勝機が見込まれる。


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