血統予想・コラム

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こちらは順調

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日本の芝路線は一段落した。
一方、クラシック戦線が一応の終幕ということで、このあとはどこで古馬とぶつかって、勲章を増やしていくかという季節を迎える欧州競馬は、シーズン後半がこれから始めるという段階に入った。

トレヴは大丈夫か?
3歳から5歳秋まできっちり走った王道路線の女傑など、最近はウイジャボードとかアメリカではゼニヤッタくらいしか思い浮かばないのだが、それは日本のここ数年の流れで行けば、ごく自然なこと。
無理に使い込まなければ、十分馬は期待に応えてくれる。
アスコットに一度顔を出した程度の、ロンシャンメインのローテーションならば心配なし。

サンクルーの2400Mは今回が初めてだった。
ロンシャンでしか経験のない距離。でも、同場の2100Mで、生涯初GⅡに出走した前回は、彼の日にオルフェーヴルを置き去りにしたトレヴの走りであった。

第107回サンクルー大賞(典)は、一年前の今頃もたついていた自分との決別をする意味でも、絶対に1番人気に応えねばならなかった一戦。
奇跡のシンデレラストーリーを完結させたトレヴにとって、ヨーロッパの競馬の常識を粉砕するが如き挑戦の日々は、興行成績の良かった人気映画の2作目、3作目のお披露目に向けた、予定調和への期待感との戦いである。

結果は、フリントシャーをまた引き連れてのゴール。昨年彼女と勝負するまでに至らなかったあの男との圧倒的な差。
ゴールドシップのあの負け様は、今のトレヴにはどう映るのだろうか。


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