2016年 シンザン記念 レース展望

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シンザン記念 -予想-

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新馬戦を派手に勝ち上がってきた2頭に、武豊、M.デムーロを配してきたのは、既に数多くの重賞馬を送り込んでいる名の知れた厩舎。

そんな馬は四半世紀勝ったという記録が残っていないから、消してしまってもそれはそれでいいのかもしれないが、一昨年から、朝日杯は阪神JFと同じ条件で行われることになり、ついに前年は、1戦1勝馬が制したことで、そのものの持つ価値が大きく変質したのは間違いないだろう。

今回に関しては、他にも推したい馬がいるから軽視することはせず、とりあえず様子見で押さえることにはしたが、少頭数の方が荒れる謎の傾向からして、これまた聞いたことない18頭立てでの競馬で、中山金杯のようなよくわからないことが起きた後の超絶スローの縦長という摩訶不思議な展開も起こり得るから…。

まあ、他にいるなら、そっちを選んだ方が無難かと思い、それでも、簡単に収まりそうもない京都金杯の印象から、前走派手に勝ってきた未勝利組で大した人気にもなりそうもないショウナンアヴィドを、是非とも狙いたいと考えた。

例年の梅雨末期の大雨の影響によるズタズタ馬場ではなかった夏の中京最終日の新馬戦で、1番人気に推されながら、良血のアオイプリンセスには屈したものの2着。

その時の勝ち時計が、前日多少は馬場の良かったはずの中京2歳S圧勝のシュウジと0.4秒劣るのみで、レースのラップそのものは、前が潰れたかどうかの差が出ただけ。

アオイプリンセスは、その後赤松賞で、何度となく重賞で好走しているクロコスミア相手に2着と健闘している。

以降、時計は馬場状態の分だけ短縮することしかできず、3戦未勝利、前々走はルメール騎手を配すも競馬にならずに惨敗。

しかし前走、馬場が湿った阪神1600Mで岩田騎手が大胆に先手を奪い、上がりの脚も1番という完璧な内容で5馬身差圧勝。

その一変の根拠になりそうなのが、3勝全てを4番人気以下で挙げていた母ショウナンサリーレの本質。

どこに当たりがあるかわからないので、最初は芝の1200を使われ新馬勝ち。

故障した後は、ダートを中心に使われ、1800、1700での勝ち鞍がある。

日本では滅多に見かけないダマスカスの直系で、アメリカのトップホースだったキャプテンスティーヴが父親で、ストリートクライを送り出したマキャヴェリアンが母父という取っ付きにくい配合。

そこに、お利口さんでならした名馬・ゼンノロブロイが配されたアヴィドは、理想的な先行タイプの中距離型に育つのだろうか。

ただし、阪神や中京で結果を出したからと言って、現状スピード決着に十分なり得る京都戦では、速さが足らないというマイルを4戦も使っているせいで判然としてしまった弱点がある。

それでも、ベストタイムが1:36.7で、そこから時計を一気に2.5秒ほど短縮した三冠牝馬の例もあるから、キャリアを買って、2番手くらいでも大丈夫なのでは、と楽観視しつつ、昨年よりは面白いレースになることを期待したい。

中京の2000で2分2秒台で走れるなら、かなりのスピード能力を秘める可能性を感じるピースマインドを相手筆頭とし、荒れるだけ荒れてもらいたいという願いを込めて、腐っても鯛という言葉を信じて、唯一の朝日杯組であるツーエムレジェンドの末脚も妙味ありか。

人気馬が無難に立ち回れたら、きっといい感じで好走するのだろうが、18頭立てというのが少し引っ掛かる。


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