2016年 アメリカジョッキークラブC レース展望

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

アメリカジョッキークラブC -予想-

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狙いたいのはショウナンバッハ。

久しく、(地)の古馬重賞勝ち馬は現れていないが、昨年一年間の進境は目覚ましいものがある。

出戻り初戦、言うなればモーリスよりちょっとだけ早く使い出された中山の2000M戦で、上がり3F1位タイを記録して以降、コンスタントに月1回のペースで使われ続け、4勝も挙げた。

栗東の水が合わなかったはずはない。

ダービートレーナーの矢作芳人調教師が管理していた馬である。

ステイゴールド産駒らしく、新馬戦がすでになくなっている5月にデビューして、5戦全て3着を外し、そのまま園田に転出。

母父はサクラバクシンオーであるから、レベルの問題も含め、1400戦を楽勝して、4歳になると同時に美浦の上原厩舎にやってきた。

先入観がなかったのが良かったのか。

いや、違う。

田辺騎手が2勝。福島に行ったときに藤懸騎手が乗ってかったこともあったが、あとは、善臣騎手や幸騎手が乗っている。

調教師の采配に、戦績の変化が現れたのだとすれば、間違いなくこの馬は、父がそうであったように、どういう風に脚を使わせた方がいいのか考えて乗ってくれる騎手が合うタイプなのである。

ここまで2戦乗って、東京の降級初戦の2000Mと前走のJCでも跨っている戸崎騎手が今回の鞍上。

少し錆びついていた勝負勘は、先週あたりから一気に冴えてきたような名手を再び確保できた点は、極めて強気になれる要素と言える。

ただ、癖があるからこういうタイプの騎手の選択になるわけであって、決して生易しい馬ではないのは確か。

加えて、土曜夜の降雪による影響がどう出るかわからない状況にあって、この手の融通の利かない馬は取捨の仕方一つでとんだ食わせ物ともなりかねない。

昨年と同じステイゴールド産駒をここで推すというのもまた筋が悪いのだが、最大の推し材料は、マリアライトやゴールドアクターなど、縁あって後にGⅠを勝つような馬が能力を開花させたレースで、全く力を出し切れなかったのに、JCは自分の末脚を信じた結果、ショウナンパンドラと0.5秒差だったこと。

恐らく、どう回ってきても掲示板の下が関の山という力関係だったのだろうが、追い込み一手のこの馬が、いきなり準オープンを勝った後に出た大レースで思い通りの競馬が出来たのだから、左回りが一見良さそうな戦績であっても、格上の馬は多数とはいえ、流石に今回、JCとは相手関係がやさしくなっている。

昨年好走した5戦は、全部JCよりも短い距離で、また同距離以上の4戦は、連対もなければ、見せ場も作れずの惨敗ばかり。

2000Mで3勝もしている馬だから、高速馬場は向かないにしても、前半追走に脚を使わされずに済むこういった条件の競馬はぴったりだろう。

中山記念のようなスピード能力も同時に求められる厳しい戦いには向かない。

4歳で唯一参戦のサトノラーゼンがあっさり勝ってしまうこともあるだろうし、ディサイファも武豊騎手を配して勝負気配。

ただ、目一杯の仕上げも考えにくい。

また前に行くと思われるマイネルフロストややっと走る気が出てきたように感じるマイネルメダリストにもチャンスはあるだろう。

今年も波乱含み。A級血統馬に敵わないような戦いは、GⅠ後のレースでは展開されないはずだ。

開催日の変更があっても、穴馬から入れば、何となくレースが冷静に見られる気もする。

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