2016年 セントウルS レース展望

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セントウルS -予想-

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ビリーヴとその他で、スプリンターズSの実質的に唯一の前哨戦であるセントウルSのここ16回の勝者との違いは、極めて明確だ。
GⅠ馬であるか、否か。ただ、ビリーヴは夏に力をつけてきた再挑戦組。

連覇を決めたゴールデンキャストは、NHKマイルCで押し出された1番人気になったことはあっても、本番では用なしというような負け方で、残念ながら、名馬として名を刻むほどの功績は残せなかった。
加えて、ここ10年は、サマースプリントシリーズ最終戦にして、最大のレースで、また、かなりの確率でここでの結果がそのままポイント争いの決め手にもなるから、正直、お久しぶりです状態の春の実績馬以下、GⅠを狙って来る馬にとっては、簡単に勝てるようなレースではないのである。

スプリンターズS連覇という、GⅠ昇格後はわずか2頭しか達成していない偉業を成し遂げたロードカナロアでさえ、その前哨戦として選んだこのレースは、正直、負けるはずもない相手のエピセアロームのゴール前強襲とハクサンムーンに気持ちのいい競馬をさせてしまっての、都合2年連続の2着という記録であった。
有り得ないことがあっさり起こるから、牝馬もまだ幅を利かせている秋口の競馬だけに、穴狙いから入るのが常識的判断となる。

ただ、今年の異常な点は、サマーシリーズ対象レースの勝者が一頭も出ていないところ。
そんなことは、前述のエピセアロームの快走した12年の一度しかないから、普通のことではない。
このレースの前に、優勝が決定してしまったことは何度かあるが、その年は確かにパドトロワがリードしていたが、マジンプロスパーもスギノエンデバーもチャンスが全くなったわけではないから、出走していた。
ただ、カレンチャンもいたくらいで、GⅠ参戦組とのがっぷり四つの組み合わせではなかっただけ。

今年は、そういう雰囲気が漂っている影響で、13年以来の13頭立てになってしまったのだろう。
このところよく当たっているビッグアーサーとダンスディレクターだが、鬼の居ぬ間にではないが、エアロヴェロシティとダンスディレクターが回避した高松宮記念で、正真正銘、日本のトップスプリンターとしての地位を確固たるものにしたレコードでの優勝が、ファンならずとも、他の陣営に少なからず対抗意欲を失わせた部分は想像される。

対抗できるのは、もはや、GⅠ馬になる前に敗れた相手であるダンスディレクターか、まだ全能力の知れない意外な伏兵しかないだろう。
残りは百歩譲って、エイシンブルズアイである。

が、冒頭のことがある。
ビッグアーサーが、中央場所の急坂で多少は割り引きになることと、昨年秋以降のもたもたの原因が、騎手の問題以前に、やや時計を要する馬場を少々苦手とする面があるというのも、人気馬だけに気にしないといけない。

おっかなびっくりで推せるようなタマではもはやない、この結構強いだろうGⅠ馬は、ロードカナロアのような成長曲線を描いている。
縁あって騎乗することとなった福永騎手が、短距離戦において安定した成績を残していること、知る人ぞ知る傾向なのだが、それを長所とするにも、このレース史を裏切るような迫力は、まだやったことのない逃げ切りにしか可能性を見出す以外で、この一戦でそれを醸し出すことができないように思う。
福永スタイルならば、無難に好位抜け出しの前哨戦であろう。

◎ダンスディレクター
〇ビッグアーサー
▲ウリウリ
注エイシンブルズアイ
△スノードラゴン、ティーハーフ、ラヴァーズポイント

何が逃げるかわからないが、1200Mなら条件不問に近いダンスには、アーサー以上に時計の幅に対応できる柔軟性がある。
よく出遅れる馬だから、まともに使えないことも手伝って不安は多いが、猛ペースは考えにくい。
位置取りが重要ではないという意味では、彼らの相手には、ある程度の実績を上げている馬や単純に時計を持っている馬がいいのではと考える。
まあ、雨量が読めないという意味で、ビッグアーサーだけいくらか割り引きしただけの話である。

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