2016年ジャパンカップ レース展望

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ジャパンC 予想

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霜月といいながら、おかしなもので雪まで降ってしまう時代になった今の日本。
そんな雪騒動を経た日曜日は、記録上13年ぶりの雨馬場のジャパンCとなる可能性がある。
暖かい日もあった1週間の天候は、極めて大きな変動の下、たとえ良馬場でも、事前に馬場状態を厳密に把握などできないはずだ。

確か、2年前は結構タフな馬場で、流れが速かったので、エピファネイアも引っかかることなく圧勝したが、その時は、不良馬場でGⅠを勝った者同士のワンツー。
ただ、良馬場の方がスタミナはより問われる距離適性の重視される傾向があって、それは、どの国の2400Mのチャンピオンレースより、明らかにアヴェレージをとると時計が速くなる影響もある。
それに伴い、高いレベルの適性が問われる。

05年のレコードの出た年は、フランスの2400MのGⅠを勝ったアルカセットと後に有馬記念、ドバイシーマクラシックを制するハーツクライがハナ差の争い。
前年覇者のゼンノロブロイが3着争いを制し、堅めの決着となった。

昔なら、もっと様々な可能性が問われたから、色々な国の馬も多く参戦していた関係で、中波乱の年ほど時計が速くなったが、外国馬の質そのものも、絶対数も減った今は、物差しがより日本の基準のものが正確な能力比較の材料に相応しい。
その基準を用いた時、この今年の外国馬3頭の扱いは、ほぼ軽視でよいということになる。
時計も大物感もやや足らないし、注目馬でもなかなか勝てない今のジャパンCの状況に見合った才能とは言えない。

さて、長距離適性で有利とされるキタサンブラック、ゴールドアクターや春よりスケールアップ必至のシュヴァルグランが、外差し傾向の顕著な東京の馬場状態に対し、内枠と大外枠とはっきり策が限られる窮屈なところに入ってしまった。
オールカマーを勝つ牝馬は、よくこのレースで来ていたが、今年はゴールドアクターが快勝。
牡馬だとなかなか馬券にもならないが、果たして。

3歳勢は、勢いはまあまあでも、GⅠで人気になった2頭に春ほどの勢いはない。
だからといって、レインボーラインというのはそこまで強い馬なのかと言われると…。
ルメール替わりで変に人気になるくらいなら、よもやの3頭上位独占の線は薄いから、どれか1頭に絞るべきだろう。
ここは馬場適性を買って、頭では狙いたくないが、ヒモならばディーマジェスティだろう。

そんなJC基準で、ハードルを上げていくと、今年の活躍馬で本命視したいと思う人気上位馬は居ないという結論になってしまった。
17頭のうちから、本当はもう一頭休み明けでも面白い存在だったトーホウジャッカルもいたのだが、これは回避。
ならばと、密かに期待していた除外対象のダービーコネクション・トーセンバジル<内田博幸騎手×藤原調教師>の上昇力でも、一気に大逆転の芽もあるのでは考え、これを軸としたい。

3連勝中の馬が、いかにも勢いだけで挑んで大コケしそうな臨戦過程にも映るが、元々期待された葉牡丹賞勝ちの実績から、当時からすでに、シュヴァルグランやデビューさえしていなかったキタサンブラックなどより、遥かに上位評価されていたのだ。
最初に2勝目を上げたハービンジャー産駒で、やはり、平坦コースだけではなく、中山のようなタフなコースでこそというイメージは、他も成長した翌年の未勝利という結果で、全てが瓦解した。

往々にして、欧州血統の馬は活躍期間が短いもので、その時期になかったという見方をしてもいい血統背景にあったトーセンバジル。
叔父はトーセンジョーダン。一族の長にはカンパニーがいるクラフティワイフ系。
元来、丁寧に馬を育てる藤原調教師でなくとも、ここはじっくり育てたいと思うはずだ。
神戸新聞杯で菊花賞出走権を得るも、それを行使せず、宝塚記念の日から使われ出し、2戦目から3連勝。
体は大きくなったが、動きのシャープさは終いの安定感に現れ、中京、新潟内回り、東京と左回りだけだが、しっかりとした末脚で前を捉えきる決め手は、明らかに本格化を予感させる内容で、どんどん強くなってきた印象がある。

フジキセキ、ノーザンテースト、クラフティプロスペクターなど、高齢になってもへこたれない産駒を代表産駒に持つフィリーズサイアーが、ハービンジャー自身が示した成長力と急上昇の大レース奪取の戦績をそっくりなぞるトーセンバジルの能力の根拠であるとすれば、全ての面で東京2400Mに不安のある有力馬よりも遥かに狙い目であるように感じる。

パンパンの良馬場はない。
ここまで湿った馬場3戦は全敗だが、何故か全て休み明けのもので、血統背景から、むしろ巧者の可能性がある。
急にダービーで評価落ちのエイシンフラッシュの時と同じで、中心視されない大舞台での一発が魅力の厩舎だから、極めて妙味のある存在と言える。

◎トーセンバジル
○リアルスティール
▲ゴールドアクター
☆ルージュバック
注キタサンブラック
△ラストインパクト、ディーマジェスティ、シュヴァルグラン

実績面で物足りない馬のフォローをすると、ルージュバックには外枠で好時計決着のオークス連対実績があり、GⅠ未勝利の2頭は2400Mで複数勝利している点を評価。
先週の東スポ杯もそうだったが、最後は差し馬が来る。


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