2017年エリザベス女王杯 レース展望

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

エリザベス女王杯 -予想-

読了までの目安時間:約 4分

 

昨年はスローの上がり勝負だったが、手駒手薄とはいえ、ディープに代わってマンハッタンカフェ産駒のワンツー。
その前は、ディープの中では異質の正攻法で戦うタフな馬場を好みタイプが3年連続連対。
ただ、相手がスズカマンボやハーツクライの産駒だった。
あくまでも2200M重賞。ムーア替わりのルージュバックだって、当然評価は上がる。

色々メンバーのキャラクターを比較していった中、お手馬多数ながら武豊騎手が不参戦というのはとても残念だ。
マイナス材料となり兼ねない。
クインズミラーグロ
スマートレイアー
トーセンビクトリー
リスグラシュー

ただ、リスグラシューは誰がどう乗ったところで…、の印象で、福永騎手替わりはマイナスではない。
うまく仕掛けられたら、3歳最上位入線は今度こそ可能だろう。
秋華賞好走も小回り向きの器用さはそれほどでもないし、距離延長は歓迎の配合。

しかし、たまに激走馬を出す京都大賞典の負け組は、今年はハイレベルで、同時に似た者同士の争いで先行激化、かなりの消耗戦になったから、そこでやけに積極的だったマキシマムドパリは、藤岡佑介騎手のこだわりの好位抜け出し策がその時は失敗に終わったものの、決して、それで悲観することはないように思う。
思えば、これも武騎手のかつてのお手馬。
歴戦の猛者というとレディに失礼になるが、女王決戦において、牡馬重賞で揉まれた実績は侮れない。
初めての古馬での混合重賞で結果を出せなかったことを、頭打ちと考えると、やや一長一短のある有力馬より自在な位置取りが可能となる伏兵の方が、狙って面白いように感じる。

何より、クリンチャーを鮮やかにクラシック好走馬に再び持ち上げて見せた藤岡騎手は、みんなが思っているよりもずっと冴えているように思う。
騎乗馬の質からして、今回だって、普通に乗っては味が出ない。
武騎手でも正攻法で乗る時期のあったこのマキシマムドパリで、キレを出す岩田騎手のような判断は、GⅢクラスでは十分通用するものの、この辺のクラスでは何の変哲もない末脚で勝負になるはずがない。
ある種の長期展望であり、勝負手をどうすれば見出せるかという考えの下、前走のようなタフな展開はあまり望まないものの、秋華賞3着の時は、唯一、ハイペースを好位組の中で残ったタフさは、今期の重賞の結果で、十分に証明できている。

地味だが、前走のようにはうまくは行かないと踏んでいるはずのクロコスミアは、好機を逃さない男に戻った和田騎手を配して、一応、然るべき流れを演出するはずだ。
それを好位で受け、差し馬勢の追撃を凌ぎ切るのはいかにも本命馬の姿に見えるが、有力馬ほど乗り替わりなり仕掛けのタイミングなどの難があるから、意外なほど粘ってしまうのではと思う。
決め打ちは好位のインもあるだろうが、位置取り争いで前走の失敗は想定外の存在の逃げであったから、ここは再びの強気の騎乗を期待する。

◎マキシマムドパリ
○リスグラシュー
▲クイーンズリング
注スマートレイアー
△ヴィブロス、クロコスミア、ディアドラ、ルージュバック

絞ることはないが、主軸は選定せざるを得ない。
どちらかというと半端な距離向きで、惜敗の多い馬やツボを持っている大舞台向きの馬を買いたい。
モズカッチャンも押さえないわけではないが、前走の内容で連外しだから、出しても引いても頭まではないと考え、ここでは手控えたい。
ミッキーはズブいから、良馬場ではキレな負けしそう。

 

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府中牝馬S -予想-

読了までの目安時間:約 3分

 

なかなか勝ち切れないことは歯痒いが、スロー見え見えでも、実績はあまり重要なレースではないから、武豊騎手を再び配して勝負気配のクインズミラーグロにはチャンス十分の一戦。
キレる印象はない分、小回りコースでばかり勝ってきたその他中穴グループが最後の最後で力尽きる展開は、ある意味予定調和か。

トーセンビクトリーに再び福永騎手、バッティングというより、この先も乗ってほしいという意思と、血統背景から、精々春までの現役期間だろう彼女のベストの状況作りと考えたら、クインズミラーグロはここで勝てば行けるところまでという今年の成績だし、諸々加味しても、勝負気配の差し馬はクインズミラーグロだけだろうと読める。

安定感は今年に入ってから得たもので、GⅢの中距離重賞全てに挑戦の馬が、満を持してエリザベス女王杯の前哨戦に登場。
ノーザンダンサーの血とまるで縁遠い血統は、ある意味では血統的価値も相応に高いこのマンハッタンカフェ牝駒。
リボーの孫であるホイストザフラッグの5×5を持つ。
古い価値観では嫌われる配合かもしれないが、今やこんな配合は、母系に入ったリボーにノーザンダンサー系がセットで多重クロスを生む構図になるわけだが、そうではない。

こうなると、早熟性をアピールするポイントはないし、カロとシアトルスルーが入った母系の影響で、テレンコになってしまうのがオチ。
今の惜敗街道は、比較的妥当な勝者にちょい負けのパターン。
いくらか相手強化で、こうした本格派の晩成型配合の底力溢れる血が爆発という展開に、昨年のクイーンズリングとリンクする面も大いにある。
GⅠには出ていない馬。最初にしてラストチャンスになる。
だけら、ここで武豊なのだ。

◎クインズミラーグロ
○アスカビレン
▲トーセンビクトリー
注クイーンズリング
△ヴィブロス、アドマイヤリード、ワンブレスアウェイ

GⅢ級の印象も、GⅠ馬不発なら○▲の2頭がくさい。マイルや小回りで不発は仕方ないのもある。
ワンブレスアウェイはその他の事情で田辺スイッチ。より上を目指す中で、この交代はチャンスになる可能性もあり、◎とは同位置にいるライバルだ。

 

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エリザベス女王杯展望

読了までの目安時間:約 3分

 

すでに昨年の再現を匂わせるような有力馬の臨戦過程。
ミッキークイーンは今年も直行
ヴィクトリアマイルは果たして本当にチョンボだったのか、宝塚記念の3着こそが真実の姿だったのか。
疑問を突き付ける前に考えたい古馬になってからの戦績、
阪神牝馬S②
ヴィクトリアマイル②
エリザベス女王杯③
有馬記念⑤
阪神牝馬S①
ヴィクトリアマイル⑦
宝塚記念③
というものを冷静に判断すれば、消すことはないという結論に達する。

勢いは果たして。
府中牝馬Sにヴィブロスとアドマイヤリードが登場
週末の牝馬限定重賞は、大変な盛り上がりを見せることになる。
しかし、色合いが血統に似合わず相反するところがあって、ステイゴールドはマイル路線の方へ…。
同期の華は、生き残りの4歳世代として大いに暴れてもらいたい。

現状、キャスティングボートを握る面々
タレント多数の秋華賞組は?
こちらからも、4歳組のように棲み分けが図られる可能性はあるものの、距離がいっぱいいっぱいの馬がいたところで、では、完全にノーチャンスということもなさそうだ。
つまり、1F延長になる外回りの女王杯で、スローが見えているレースにマイラーが混じっていても、全然違和感は生じないのである。
モズカッチャンとファンディーナは、ローズSより着順さえ上がれば有力候補。

3歳時以来の参戦はあるのか、ルージュバック。
それと同父、同期の前年覇者、クイーンズリング。
その他も含め、残りの穴埋めは5歳世代の才女になりそうだ。
マキシマムドパリに期待しようと思っていたのだが、キングカメハメハ産駒はあまり奮わない傾向もあり、前哨戦も見せ場なし。
ポカは多いが、トーセンビクトリーは府中牝馬Sの内容は重要ではない分、面白い存在になる。

問題はスローに流れた時か。
昨年はそうだったが、基本的に前残りのところに実力のある馬が最後に突っ込んでくるという展開が普通。
クロコスミアやゲッカコウら東京組と、昨年の逃げがパッとしなかったプリメラアスールがこの秋は調子がいいので、出てきたらマーク。

 

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