血統予想・コラム

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天皇賞(秋)-予想-

読了までの目安時間:約 5分

 


春の天皇賞でもこんなに少ない頭数で行われることはないのに、13頭立てになった。

回避したのが、

ワグネリアン ’18東京優駿

ディアドラ ’17秋華賞

この2頭、前哨戦快勝の期待馬である。

後者はローテの関係上、本気の参戦は余程の体調の良さがない限りはなかっただろうが、使い込むことにはまだ慣れが少ないとはいえ、ワグネリアンの回避は、筆者のように狙うしかないと考えていた者や、その反対に、史上初の3歳のダービー馬参戦をカモと考えて外すという手を考えた人もいただろうし、三世代ダービー馬揃い踏みなど08年JCくらいしか記憶にないから、その面で、興行的な魅力はかなり低下したと言える。

よって、気持ち半分、先週のフィエールマン対抗がある意味で、余計な口惜しさを加えられた菊花賞の結果もあり、候補多数でもはやカオス状態のアルテミスSの結果如何では、その気持ちの面もより萎えそうな状況にあり…。

ここで狙おうと考え直した最右翼が、一昨年の秋華賞快勝、昨春のドバイターフでかまいたち現象を体現した美熟女ヴィブロス。

ダービー馬2頭に、4歳のタイトルホルダーもレイデオロ以外に1、2、3といて、同期で今一番熱いのが勝ってないけどいずれ勝ちそうなサングレーザーと、より取り見取りでも、敢えてこちらから。

何も、配当目当ての穴狙いではない。

GⅠ馬がミッキーロケット含めて、計7頭。

大して先行力もなければ、決め手が抜けている馬もいない。

ただ、この路線で強いというだけなら、むしろ、方向性が似た者同士の中で、違う魅力がなければ有利に運べないだろう。

だから、サングレーザーはモレイラ鞍上で、また人気になる。

キセキも川田騎手と手が合いそうで、前にも行けるから期待は集まる。

実は行きたくない時ほど、強気が裏目に出ることの多いデムーロのスワーヴリチャードが行ってしまう可能性は大にある。

さすがのルメールでも、レイデオロは逃がせないだろう。

となれば、百戦錬磨の4000勝男に出番があるのかも…。

名手の手練手管は疑心暗鬼を生み、帯に短し襷に長しで、かつ、団栗の背比べ状態。

勝負のポイントは、乗り替わりではないような気がする。

フレッシュな有力コンビは、

マカヒキ 武豊<初コンビ>

アルアイン 北村友<前走から>

ダンビュライト 戸崎<初コンビ>

キセキ 川田<3度目・2戦連続騎乗>

大きく展開を動かす馬には、フレッシュで積極型の騎手は乗っていない。

アルアインは本質的なスピードを求めれば、行く手はある。でも、掛かる馬も結構いるので、絡まれたくはない。

紅一点、キレ味で勝るヴィブロスは、2000で不利のあった紫苑S以外2つとも快勝。

おまけに、時計勝負になりそうな雰囲気はない状況で、宝塚記念以来の死角はあるものの、振り返れば、道悪で内残りの競馬の外差し馬。

ワーザーの迫力に屈したのは事実だが、阪神には急坂があり、コーナー4つのタフな条件は、ワンターン向きの多いディープ産駒では、そこで大きなパフォーマンスの差が出る。

キレにキレる証明は、3歳夏の中京。

平均ペースで有利不利のない展開ながら、外差し傾向を差し引いても、11.9-11.7-11.7という異様な8Fからの上がりのラップの中で、外々を突き抜け、普通は終いが落ち着くところを自身の上がりそのままで、11.7秒の圧倒的な決め手を繰り出している。

それは秋華賞制覇に繋がり、あり得ない追い込みのドバイ快走の結果の直接要因となったわけだ。

素晴らしい決め手が必ずしも、勝負を決める武器になるわけではないが、いつでも掛かりやすいこの馬に乗ったこともあり、また勝っている福永騎手が、彼女の素晴らしい能力の引き出し方をとてもよく理解しているのだ。

何せ、3歳秋までは福永騎手のお手馬である。

再び、そのキレを引き出すべき舞台は整った。突き抜けてしまっても何ら不思議はないメンバー構成である。

◎ヴィブロス

○レイデオロ

▲スワーヴリチャード

注サングレーザー

△マカヒキ、アルアイン、ダンビュライト、キセキ

最後は3歳春の2400のパフォーマンスが重視されて然るべき大舞台。進境の度合いも考慮すると、17ダービー好走2頭が相手に相応しいか。

 

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レース予想

ジャパンC展望

読了までの目安時間:約 3分

 


今年はサンクルー大賞など重賞4連勝で凱旋門賞に挑み、本番は4着だったヴァルトガイストがとりあえずの予備登録があったくらいで、その他はちょっとなあ…、という海外勢のメンツ。

香港ヴァーズに行く馬もいるだろうし、アテにならない。

当のヴァルトガイスト。ガリレオ×モンズーンなので、2分25秒で速いと言われていた時代のJCではない状況で、優勝争いはさすがに苦しいように思う。

それよりも、秋華賞馬に止まらず三冠牝馬となった彼女のJC登場が、ほぼ見えている状況の方が問題。

2世代のダービー馬も、秋天次第でまるで用なしの可能性もある。

2000M巧者になれそうなスワーヴリチャードやサングレーザー、加えてギニーホースのアルアインら、4歳の専門部隊に快走されてだけでも死角になる。

敵の能力は世界レベル。

同じ距離で、格など比べるレベルにないはずの秋天が、子供の運動会状態に見えるのでは、その後の趨勢は見えている。

思われているよりパンチ不足の秋の天皇賞は、ワグネリアン推しではあったのだが、秋の復帰はなさそう。

さて、どういう展開になるか。

上がり目は高が知れているサトノダイヤモンドやミッキーロケット、昨年覇者のシュヴァルグランなどが、キタサンブラックとの激闘の末に、消耗度合いの大きさを体現する今シーズンがあるから、菊花賞からのエタリオウやブラストワンピースら、軽めのハイグレード競走の高支持馬が、適性面でも狙い目。

古馬では今年は大したレースをしていない馬が多く、春は特に低調。

ならば、春に元気だったGⅠ未出走のパフォーマプロミスが、JBCの裏でアル共を快勝してくれれば、結構注目できる。

2000以上の路線はそれほど手駒が豊富ではないので、この辺りの馬にアーモンドアイが負けるとは思えない。

となると、皐月賞、ダービーで戦ってきたタフな3歳馬が有利か。

菊回避組では、ちょっと物足りない面々が多い。

秋天でボチボチ好走でメンツは保てるレイデオロ辺りが、基準馬になれば、レースは盛り上がる。

 

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レース予想

有馬記念展望

読了までの目安時間:約 3分

 


スワーヴリチャードは、一体誰を乗せてくるのだろうと思っていると、最重要前走になるJCの開催週になっていた。
やや評価のしづらかった3歳のトップホースが、血統の印象通りということなのか、秋になってから本格化の気配を漂わせている。
陣営とすると、父や祖父が縁遠かったJCにどうしても…、ということを抜きにしながらも、結局そうなっているローテを組んでいるレイデオロという大物が、東のトップホースに名を連ねている。
JC一本の気持ちは揺るがずとも、何か不完全燃焼で、それでも力の一端をのぞかせたとすれば、比較的好走例も多い有馬記念も視野に入ってくる。

JC組は基本的にその好走馬と人気馬、有馬で人気ガタ落ちの長距離実績のある古馬のいずれかしか買う必要はないから、実は、あまり見直す意味はない。
キセキはどう考えても不器用な男だから、機転の利くハイレベル牝馬の方が、今のところは有力だろう。
タフすぎるディアドラやモズカッチャンなどが転戦してくる可能性は、ハービンジャーということでも、十分途中までは狙いをつけてくることも想定される。

意外と面白そうなのが、善戦ガールのリスグラシュー。
ほぼ父ハーツクライと似た印象の彼女は、父よりは早く完成しており、こういう場面で最後のひと押しを可能にする道悪実績でも推挙理由がある。
加えて、牝馬同士でズブい馬は、たとえ本質キレ馬でも、ルージュバックのようなことは結構あるパターンで、格上の相手の方がいいことも多い。

これらと古馬との争い。
サトノダイヤモンドは厳しい競馬ばかりで、叩いて良化よりは、走り慣れた舞台での一変に期待も、結局回避。
体調は必ずしもいいはずがない。事前の選択肢が、今の自身の格に似合わず、妙に手広かった。
それならば、揉まれてきたシャケトラや困った時のAJCC勝者のタンタアレグリアなど、体格と内面がリンクしないやや華奢にみせる才能が、刹那的な爆発力を発揮する可能性は留意しておきたい。
これらはJCの掲示板入りが必須条件となる。

 

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