スプリンターズS ファインニードル

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ファインニードルの鞍上決定

読了までの目安時間:約 2分

 

先日のセントウルSを制し、スプリンターズS参戦が決まっていたファインニードルの鞍上が、ベテラン・内田博幸騎手に決定し、態勢が整った。
これまで騎乗していたM.デムーロ騎手は、同レースの前年覇者で主戦を務めるレッドファルクスとのコンビで参戦することが既定路線だったため、有力馬の一頭ながら、鞍上探しの行方が関心事となっていたわけだが、これで一段落した形だ。

阪神コースが得意なファインニードルだけに、ここ数年よりは時計が速いように思われる中山でのレースでは、否応なしに期待が集まる。
10月最初の重賞レースであるスプリンターズSは、夏から続くやや不穏な空気漂う本命苦戦の流れを変える、一つのきっかけになるのだろうか。
重要前哨戦の勝ち馬の走りは、この秋のGⅠ路線の雰囲気にも大きな影響を与えそうだ。

有力と目されるGⅠ馬が皆休み明けという状況は、最近のスプリンターズSでは意外と珍しい。
ここを休み明けで制したレッドファルクスやウルトラファンタジーは、その年に初重賞制覇を果たしたような新興勢力で、人気馬の案外の凡走で台頭した部分もある。
実績のある馬こそ、しっかりと使われてから信頼に応えられる状況を作れるという傾向。
ファインニードルは実についているように思うが、果たして。

混戦を断つために必要な条件は整った。
キレるラインミーティアやレッドファルクス、正攻法のビッグアーサー、ファインニードルらの攻防は、見応えのあるものになりそうだ。

 

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セントウルS -回顧-

読了までの目安時間:約 4分

 

先行力のあるフィドゥーシアとファインニードルの争いは、いくらかは自在性のあるファインニードルに一日の長があった。
夏の阪神ほどの高速馬場ではなかったし、必ずしも先行馬有利の馬場状態でもなかったが、自己最高体重だったメラグラーナ、キレを出したかったのか出来が良かったのかまでは定かではないものの、小柄なダンスディレクターも休み明けだったので、前がやりあることにならなければ、どちらかは必ず残るという展開になった。

上手に先行して、フィドゥーシアたちをうまく風よけのような使い方で活用しきったファインニードルとデムーロの勝ちパターンに、他の13頭ははめ込まれてしまったような坂の辺りの攻防であった。
これは阪神が得意。
関西圏の4場で唯一掲示板を外していないこのコースで、1200Mに限れば【3100】としたファインニードルは、僅差でスプリントチャンピオンは逃したものの、煮え切らない最近の実績上位馬に正攻法で挑めるライバルにこれで数えられることになった。

千直だけでは…。
連続連対など、2歳時のこの時季に未勝利戦で3度続けてあっただけのラインミーティアが、覚醒を世に知らしめる2着好走。
東ではついにグランシルクが、こちらはファインニードルと同じく得意な中山のマイルで突き抜けてしまったが、それと同レベルくらいの破壊力がこの馬にはあったということか。
前走のアイビスサマーダッシュとコース形態も流れもまるで違ったのに、ほんのわずかなスペースを真っすぐに、極限の末脚を使って前を捉えにかかる競馬を、西田騎手と一緒にまたやってのけたので、これは痛快。

一瞬の脚だけなら、スプリンターとて中型のこの馬と440kg前後とディープと同じくらいの馬格しかないダンスディレクターとは互角、条件一つで先着もある。
死角の多い馬ほど、拾う神ありなのだろうか。

前走は失敗という風に捉えた、フィドゥーシアの石橋騎手の考えは、筋違いと言うことはないだろうが、ちょっと割り切れなかった有り得ない敗戦で、外枠ということがプラスされて、鞍上の方が掛かり気味だったか、先行馬でも力があれば粘り込める1分7秒台中盤での決着で、0.7秒差の9着は残念だ。
ペースの問題よりも、新潟の特殊な直線競馬にうまくフィットさせ過ぎているのではという死角が、前走の惜敗により、重賞としては平凡なレベルの展開に対応できないという答えをもたらした。
スピードは一番でも、そんな馬なら、誰でも走れる距離なのだから、未勝利クラスにだっていっぱいいるから、ここはGⅠを目指した戦いをしていなかった以上、こういう負け方をしたことを素直に力不足と考えるべきである。

素晴らしい血統を誇る日米のベストトゥベストの配合を施された良血牝馬に、身の丈に合わないレースの格を求めるのは、やはり愚の骨頂だ。
長くても来年いっぱいの現役生活の終焉をGⅠ制覇と考えた陣営には辛い結果となったが、春のオープン2連勝がうまく行き過ぎた可能性も感じてしまう。
絞って本番へ臨むことだけはご法度だ。

 

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セントウルS -予想-

読了までの目安時間:約 4分

 

母がこのレースを制しているという共通点のあるアルティマブラッド、フィドゥーシアらは、母と同じように古馬になってから活躍する馬になった。
今季のスプリントシリーズはここまで勝ち馬バラバラで、ポイントもそれらが1戦のみで横一線。
どう転んでも、ここで勝たないことにはチャンピオンにはなり得ない。

それに相応しい馬はもう一頭いると考え、前走大いに期待を裏切ったメラグラーナに、ここはしっかりと勝ちきってもらおうと思う。
直前の雨の影響で、この大型の牝馬には大きな死角が生じたとされるが、必ずしもそれだけが敗因となったわけではなさそうだ。

これまで、522kgまでは好走実績があったメラグラーナだが、それを超えてしまうと、
京阪杯<重>⑭ 532
高松宮記念<稍>⑩ 528
CBC賞<雨>⑩ 528
なかなかのコケっぷりである。

前走の内容、相手関係を考慮して人気に推されることが多かった彼女だが、後にGⅠを制することになるセイウンコウセイに敗れた福島のレース以外、この3戦を除くと芝1200Mは無敗である。
相手は当時とは全然レベルが違うかもしれないが、自分が強くなるきっかけを得た1年前の1200路線本格参戦以降、崩れる理由は雨と何故かうまく調整できない馬体重と、3敗に共通する18頭立てという足かせもマイナスに作用しているのだろう。

少なくとも、前走の敗因はそれだと筆者は考えている。
高松宮記念にはそれに加えてオープンでのキャリアというのも影響したと考えられるが、同じコースで2度とも、内から外へと持ち出さないといけないレースで、自慢の決め手はものの見事に封じ込められてしまったのだ。

今回は14頭と、とても手頃な頭数。
鞍上の戸崎騎手にしても、春先の冴えない感じではもうない。
ここを勝てば、勝機までは見出せないだろう北村友一騎手や東西とも重賞不参戦の秋山騎手を、WASJとは立場逆転のゴール寸前差し切り優勝となるかもしれない。
狙いはここではないが、実績上位に古牡馬2頭は、順調に使えていてもここは勝負レースではないから、一息入った彼らは敵ではない。
実質、人気も実績も最上位、近走の内容の不甲斐なさで人気落ちなら、むしろ買い材料豊富な人気馬である。

◎メラグラーナ
○ファインニードル
▲フィドゥーシア
注アルティマブラッド
△ダンスディレクター、ラヴァーズポイント

高速阪神快勝の馬が、この夏不発続きで痛い目に遭ったファンも多いことだろう。
一応、こちらはスプリント戦ということで、同じ場所に戻ってくれば、水無月S快走のファインニードルは消しづらいという風になるのだが、相手が少ない、有力馬の狙いがこの先というだけで押さえるのは、本命馬同様、少々リスクがある。
一方で、やけに差しタイプが多い組み合わせで、フィドゥーシアと彼だけはだいたいの位置取りが見える。
だから、結局は堅いレースになるのではと思ったわけだ。

 

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