2017年新馬戦 レース回顧

JUST競馬予想ブログ

新馬回顧<12/2・3>

読了までの目安時間:約 3分

 

荒れ放題の中山、馬場のいい阪神。
スタートは対照的だった土曜中央2場。
阪神の芝2000Mに登場したヴェルテアシャフトは期待に応えたが、相手が軽すぎたのか、好スタートを切って行くしかなくなったため、馬込みを経験させられなかったのは残念だったか。
母系がパワフルで、ディープ産駒らしからぬスピードを秘めるのだろうが、評価は次戦以降にした方がよい。

中山では芝・ダートの1200戦が組まれ、共に人気馬を駆った武藤騎手の明暗が、結果にも影響した。
武藤騎手だけではなく、減量騎手がほとんど仕事できなかったダート(牝)では、シュミノー騎手のゴールドタンバリンが好位抜け出しで快勝。ヘニーヒューズを信じればいいレースだった。
一方、スローの逃げに持ち込み、こちらは武藤騎手が制した芝の方は、Dジャニ牝駒のニシノアスカが押し切った。
ニシノラッシュの下で成長力が怪しいものの、小柄な割にパワーはありそう。

阪神ダート1400戦は、武豊騎手の全盛期によく見せた測ったような差し切りでメイショウイサナが勝ち上がった。
メイショウボーラーなので、決め手があると思わない方がいい。

注目馬多し、日曜新馬。1番人気馬がとにかく強かった。
阪1600 アンコールプリュ<ディープ×オイスターチケット>・好位から馬群を捌いて抜け出しは、価値あり。
中京1400 ミッキーワイルド<ロードカナロア×ワイルドラズベリー>・単純に強い。母系も重々しい配合ではなく、軽快なスピードが肉体の充実と比例する晩成型か。

中山は2頭とも牝馬。
ダ1800 メジャーラプソディ<ゴールドアリュール×キャッチータイトル>・逃げ切り楽勝も、芝適性も秘めるスピード型。もしかすると長かったか、手応えの割に最後は人気勢に追い詰められた。課題多しはむしろ歓迎の配合。
2000 エリスライト<マリアライト全妹>・この日再注目馬。道中の運びから、直線の反応の良さを含め、世代のトップホースという評価が相応しい才女。完成は姉より断然早く、キレがある。
目方は似たようなものだが、焦らず仕上げていけば、秋以降は大きなものを確実に狙える器。

 

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新馬回顧<10/28・29>

読了までの目安時間:約 3分

 

京都は今週も、渋馬場からレースがスタートした土曜競馬。
重のダート1200では、断然人気のペルペトゥオに並びかけられたところから早め抜け出しで押し切りを狙ったロードエースの粘り腰が、相手の戦意を奪って、後者に軍配が上がった。
エーシンフォワード産駒、母父エイシンサンディは渋い。
芝1800は稍重競馬。
人気のスーパーフェザーが勝ち上がった。上がりは36秒台で見た目以上にタフなコンディション。ディープインパクトでは、これくらいまでが限界であろう。

東京は雨がぱらつく程度。
ダートも一応良馬場で、しかし、こちらはさすがに重たい状態は有り得ないから、1:25.0の好タイムでプロミストリープが9馬身差圧勝を決めた。
ヘニーヒューズ×フジキセキの牝馬。貧弱さはなかったが、さて。
芝のマイルは牝馬限定戦。こちらでも対抗評価だったリリーノーブルが快勝。
使える脚が短いビーバップの系統にルーラーシップが入ったから、ガッツは十分ありそうなタイプか。

またしても不良の日曜・中央場所は、ディープ産駒が底力を発揮し、特に人気馬がガッツを見せた。
京1600はディープ×サクラサクⅡのレッドサクヤが快勝、東1800は結果人気順にディープの上位独占で、最後は外から根性でねじ伏せたサトノソクタスが断然人気に応えた。
共に雨が似合う鞍上の浜中、デムーロ兄両騎手の勝利。勝ち時計には驚くものもあったが、この経験は大舞台でのアドヴァンテージになるはずだ。
展開がよく似ていた東京の1400戦は、兄に先んじて弟クリスチャン騎乗のヒシコスマーがハナ勝ち。
コスマー系でブラックタイド産駒。消耗戦は案外歓迎だったか。

辛うじて重発表の新潟マイル圧勝のノーブルアース<ハーツクライ牝駒>と、京ダ1800を差し切り勝ちしたマリオ<エスポワールC×ヤマトマリオン>らは、明らかに道悪適性で浮上の馬。
加えて、メンバーの層が薄かった印象は否めない。
2週続けての不良馬場GⅠ。さすがの伝統と格式のレースも、ちょっとグレてしまわないか心配になってしまう。

 

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新馬回顧<9/23・24>

読了までの目安時間:約 3分

 

曇天の土曜競馬。
前日の雨の影響で、稍重馬場で行われた中山1600の新馬戦は、人気の良血馬が力を見せつけた。
万全の抜け出しで危なげなく初陣を勝利したのは、ロードカナロア×ザレマの牝馬・グランドピルエットだった。
うまく走れることは予想がつく配合だっただけに、2番人気で置かれながらも猛追したディープ産駒のクリッパーとは、その差も大きかった。

ドスローの阪神芝1200は、こちらも牝馬、アドマイヤマックス産駒のトンボイが先行して押し切り勝ち。
6月の新馬でもないのに、前半が36秒台というのはいささか度を越しているので、時計を縮めないことには…、である。

日曜日は晴れ。
東西で2000M戦が組まれたが、対照的な結果に。
阪神は三つ巴の攻防がゴール前で2頭になり、最初に仕掛けたドンアルゴスが粘り込む展開。
ドリームジャーニー×シンボリクリスエス。血統では人気馬に見劣ったが、根性が違ったという印象。故に、人気勢は成長がないことには…。
中山は人気馬同士の争い。
良血・ノヴェリスト×Dスカーレットのダイワメモリーが、ちぐはぐな競馬で1番人気のマイネルプリンチペの粘り込みを許しそうになるも、ゴール寸前でグイグイ伸びて、差し切り勝ち。
道中動く馬多数で、揉まれる競馬を初戦から経験できたのはいいだろうが、これは本来の形ではない。

ダート2戦は、阪神1400がスペイツタウン産駒らしくスマートに逃げ切ったオペラグローブ<牝馬>、重の中山1200では直線後半は独壇場に持ち込んだヨハネスブルグ産駒のデンコウケンジャの強さが目立つ展開。
後者に関しては、若いうちは距離をこなせそうな短距離型という印象で、やってくれそうな気配はする。

全体的に重賞レベルに育つには、もう一皮、ふた皮剥けないといけない馬が多く、枯れてからももうひと踏ん張りできそうな馬が生き残れるように感じた。
グランドピルエットは母も伯父ももうワンパンチ足らなかった馬だから、ロードカナロアの決定力がプラスに働く可能性もあるだろうが、彼も4歳夏までは人気に応えきれないところがあった。
スケールアップには時間と経験が必要だ。

 

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新馬回顧<9/16~18>

読了までの目安時間:約 3分

 

さてさて。
土曜の中山はまだ雨が降る前。
芝1800もダート1200も逃げ切り。
芝は人気のマイネルファンロンの追撃をハナ差凌いで、ヴィクトワールピサ牝駒のスピアーノが制した。近親にファイトガリバーがいる系統。底力はある。
ダートの方はシニスターミニスター産駒の関西馬・メイショウヒサカタが他を圧倒。コツコツ走るステファニア系らしい馬になっていきそう。

この日の阪神からは天候・馬場を記していく。
芝1400 雨・稍
雨量が増え始めた頃のレース。これもダイワメジャー産駒のハゼルが逃げ切り。母がミスワキ×サドラーだから納得にスロー押し切り。

日曜
中山芝1600(牝) 雨・稍
悪化の一途をたどる状況。
大外ブン回しの後方一気でトーセンブレスが快勝。1番人気も同じディープ産駒のプリモシーンだったが、これも内をうまく回ってくるのは得意ではなかったか。道悪では急なギアチェンジは難しい。

阪神芝1800 曇・稍
台風はまだ遠く、むしろ、馬場は回復気配の状態。
自ら高速決着を演出した人気薄のリュクスポケットが逃げ切り。
1:47.7で後ろから突かれながらの結果。ダイワメジャーとキングカメハメハの決着だから、前にいた方が有利だったのだろうが、勝ち馬は素晴らしい。

月曜
3レース全て、晴・稍で施行。
阪神芝1600(牝)
エイシンフラッシュ産駒2頭の一騎打ち。ボウルズが外から、ウスベニノキミはそれを受けるように好位から抜け出し、最後はボウルズが競り落とした。良血馬は両者含め多かったが、案外の凡戦の印象。

ダ1800
好位抜け出しでゴールドアリュール産駒のサクラアリュールが、低評価を覆す好内容で快勝。母系の大元は世界的名血で、フロックではないだろう。

中山芝1200
兎にも角にも、外々を別次元の脚で伸びたアンフィトリテが別格という競馬。
リアルインパクトの姪でロードカナロアの仔。自信を持って戦える時の強さは、超A級というのが特長の注目すべき血統であり、むしろ、マイル辺りが完成期での主戦場になる可能性もある。

 

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新馬回顧<9/9・10>

読了までの目安時間:約 3分

 

9月の中央競馬は2場開催。
阪神と中山で、そろそろ好素材が満を持してデビューしてくるのがこの時期。
土曜の東西の芝のメイクデビューからは、そういう存在が現れてくれた。

阪神のマイル戦は、ミッキーアイルの全弟・スターリーステージが断然の人気を背負うも、レースの主役は常に、絶好位につけたビリーヴの仔・ジャンダルムだった。
直線入り口では、すぐ後ろにつけたロードラナキラと一騎打ちムードになるも、内から迫ったスターリーステージとの三つ巴の競馬にはならず、直線の伸びは一枚違うものを感じさせた。
食わせ物も少なくない兄弟だが、果たして。淡白ではないと思う。

中山2000で豪快に外から伸びたバレリオは、アイスフォーリスの全弟。
体つきからレースぶりまで瓜二つの印象も、ある意味で牡馬の割には反応のいいタイプと思える。
東京、京都で同じ競馬では通用しないだろうが、このコースは合いそう。

日曜は阪神で注目馬が順当に勝ち上がり。
2000M戦で一気の末脚を見せたシルヴァンシャーは、POGファンお馴染みのアゼリの仔。1400の牝馬限定は、慎重に下ろされた印象のオルフェ全妹・デルニエオールが楽勝。
ビリーヴの産駒と同じで、なかなか常識にかかってこない兄弟は気がかり。
相手が強くなった時にどうなるかを見てからでないと、ここでは力が違ったので何とも言えない。
前者の2着馬はオルフェ、後者はノヴェリストのそれぞれ人気馬で、母系も筋が通っている。
無理に重賞を使わなければ、2勝目までは確実だろう。

中山マイルでは、人気のネイビーアッシュをゴール寸前で捉えたタイムパラドックス牝駒のウインディマンシュの末脚が際立った。
よくある中山スペシャルの類だろうが、小柄な馬にダートの制約は伴わないことはよく知られるところ。
時計が掛かるスローのレースでは、こういうこともよく起こる。
ダート1800戦では、小差の1番人気馬・スペースファルコンが逃げ切り。父の名は記すまでもないか。意外とやれるタイプかもしれない。

 

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新馬回顧<9/2・3>

読了までの目安時間:約 3分

 

台風の影響は最小限。
良馬場の土曜日は短距離カテゴリーの2戦。
札幌1500Mは、人気馬の手応えが馬体の作りの差として、勝負所で現れてしまった。
勝ったスズカフェラリーは、430kgの牝馬ということもあり、折り合い重視の後方待機策も、前を行く約100kg目方の多いサトノアレスの半弟にピタリと張り付き、手応え十分で4角を回ると、あとは突き放す一方。
スズカフェニックスのいいところだけを受け継いだこの決め手は、大一番でこそ発揮される。

新潟1400も人気馬同士の決着となったが、今度は大型馬・ランスマンのゴール前競り落としという展開に。
断然人気のダノンスマッシュが実にお行儀のいい競馬で抜け出しにかかるところ、小回りの遠心力をうまく使うようにして押し上げてきたこのダイワメジャー産駒は、父譲りの競り強さを初戦から遺憾なく発揮した。
コランディア系だから、平坦馬場も合う。夏馬だと馬主孝行にもなるが。

日曜の小倉と新潟は、芝の1800戦が組まれたのだが、ワンパンチ足らない人気馬同士の争いとなった。
小倉で最後に外から伸びてきて勝ったメイショウテッコンは、マンハッタンカフェでもダート向きの配合で、小回りで平坦なら対応可の馬にも見えた。
新潟は人気のサンリヴァルが末脚比べを粘り勝ちの印象といった具合も、ウメノファイバーの系統で、スパッとキレるようなタイプではない。
両者先行できるようならその方がいいのだろうが、それだと味が出ない可能性がある。

新潟ではダートの1200戦も行われ、セイウンスパイの粘り腰が見事だった。
父はミッドシップマンでミスプロの同系配合がなされた早熟型。
輝く時期はあまり長くないだろうから、どんどん勝っていきたい。

芝2000の未勝利戦が各場で行われて、それぞれ見どころがあったのと比べてしまうと、大分こじんまりとした印象しかなかった。
その未勝利組では、小倉のシャルドネゴールドが一番伸びしろがありそう。新馬でロックディスタウンに敗れていた馬だ。

 

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