2017年毎日王冠 レース展望

JUST競馬予想ブログ – 血統予想・コラム

毎日王冠 -予想-

読了までの目安時間:約 4分

 

◎ソウルスターリング
○グレーターロンドン
▲リアルスティール
注サトノアラジン
△ダイワキャグニー、アストラエンブレム、マカヒキ

さて、誰が逃げるのだろうか。
いや、行けそうな、行ってくれそうな騎手が人気になりそうな組み合わせ。
だから荒れる可能性もあるのかと、一応、前哨戦仕様の予想も組み立ててはみたが、その企ては、アストラエンブレムにデムーロ騎手が乗れないことに、出走馬が確定した後に、雲散霧消となった。
即ち、頭に据える馬はともかく、人気上位組から買うしかない組み合わせなのである。

シメシメと、ラビットランやルージュバックを駆ったここ数年通好みの好騎乗を見せる騎手が、ここでも一発を狙っていそうなところだと思って、それを狙えそうな組み合わせを見渡してはみたものの、
ダイワキャグニー×北村宏司
ワンアンドオンリー×横山典弘
なくはないが、少々見劣る存在感という風情。

詰まる所、有力馬の誰が逃げるのか、ということになるわけだが、ここはルメール&ソウルスターリングとみる。
断言もできなければ、とても勇気のいる選択になるわけだが、逃げ馬不在となって、逃げることだけはやめてほしいというリクエストを口を酸っぱくして出している藤沢調教師とて、この戦いを、故障明けの初戦として選んだバブルガムフェロー<3着>や、元からゲートに難のあったペルーサ<5着>と同格という見立てだったのならば、似たようなローテとなるスティンガー<4着>もそう、そもそも素直に秋華賞を狙うはずだから、挑戦者としての競馬を決して否定的には捉えたりしないように思う。

これまでのソウルスターリングは、一度たりとも逃げたことはない上に、折り合いに当初は課題のあった馬だから、4角2番手以内というのもオークスが初めて。
しかし、それが長い距離で、もしかするとこれ以上長い距離は使う気はないのかもしれない陣営の皮算用を読み解くと、無理強いの壁を作ってそれを捌く、というノーマルの差しの稽古をここで行うことも、いつでも後ろから競馬はできるという自信はあるだろうから、スロー見え見えの競馬でわざわざ負けるかもしれない手は騎手も考えないだろう。
ダイワキャグニー辺りに逃げられるよりはずっと走りやすい。

阪神JFのハイペースを凌いで、後の桜花賞連対馬を早めの抜け出しで制した実績を考えると、ここでのスピード能力は間違いなく最上位。
時計の更新は、今後はより簡単になるだろうから、少なくとも総合力で勝負できるこの舞台に、やや適性に偏りのある面々が多い組み合わせで出られることは、何とも喜ばしい限りである。

グレーターロンドンは、もしかすると先行しても強い可能性があるし、何より賞金加算をしないことにはこの先はない立場。
田辺騎手で行く可能性はあるし、結局、それを追い詰められる、受けて立つような競馬でも凌ぎ切れるのは、正攻法で古馬タイトルと勝ったことのあるリアルスティールだけだろう。
マカヒキは本番でこそ、サトノアラジンは連チャンがあるタイプではなさそうだから、馬場回復間違いなしの日曜日は、平穏な決着になるのではと考える。

 

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若き女帝への道

読了までの目安時間:約 2分

 

「怪物フランケルの初年度産駒で、世界唯一のクラシックホース」
優駿牝馬の称号を勝ちとったソウルスターリング、その馬は、今秋の動向が最も気になる存在となった。

キタサンブラックは宝塚で、サトノダイヤモンドとて大一番の前の大敗で、それぞれミソがついた格好だから、最後の希望たる彼女の臨戦過程には、否応なしに注目されて然るべき状況だ。
東京の大統領による天下獲りは中休み、エネイブル圧倒の凱旋門賞の結果が与える意味を理解した直後、祭りの終焉を実感する秋の気配が漂う中、でも、日本競馬の最高潮はこの後にあることを思い出した。

その主役がソウルスターリングであって欲しい、と皆が思う。
「もともと神経質な馬」
師は語る。
藤沢厩舎はこの夏お引越しをしていた。
美浦にも最近導入されたトレッドミルで、せっせと汗を流していたのは山元トレセン。
そのせいではなく、精神面の細やかな部分で、慣れるのに時間がかかったようだ。

9月になってからの方がいい天気が多かったせいで、今はもう元気いっぱい。
新兵器の使い方に、今は人間の側も慣れてきたようだから、パワーアップした姿をこの秋見せてくれるだろう。
一定の手応えを得ているとのことだ。

「広いコースだし、速い流れの方が楽」
オークスで緩急の競馬を経験し、それも難なくこなした超良血牝馬が展望するものは、ファンや陣営が期待するそれよりも、ずっとハイレベルなのかもしれない。
まずは毎日王冠。
どんな相手にも勝てることを軽く証明することが、ここでの至上命題。
最近になって、少し本命馬が好結果を残している重賞のリズムも味方しそうである。

 

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