ニュージーランドトロフィー ラップタイムデータ

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ハイペースの怪・NZT

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今のニュージーランドTは、実に肩身が狭い。
超スロー当然の阪神中距離組の圧倒的なコネクションが厳然と存在し、今では、淀みなく流れるのが自然となった皐月賞からの組の底力が、生ぬるい競馬経験しかない正統派トライアル組の弱点を突く、といった傾向。
東京1400時代にわずか4年で4頭の連対馬を出した栄光は、開催地のお引越しとともに、すっかり色褪せてしまった。

中山開催最初の年の覇者・エイシンプレストンは、直後に骨折。
3着好走のアグネスデジタルも連敗し、イーグルカフェだけがいい叩き台として7着したのち、本番で巻き返した。
この年の3F目からの3つのラップタイムが、
35.4-47.0-58.7→1:34.4

33.9-44.7-55.9→1:32.1
02年、③-⑥-⑦のタイキリオンが勝利、本番は2人14着。

34.9-46.3-57.9→1:33.5
04年、⑦-⑥-⑦のシーキングザダイヤも、本番は2人7着。
翌年、もうちょっと速く流れて、猛烈に追い込んだマイネルハーティーが、3人で13着。

ただ、同じ追い込み競馬でも、
34.8-46.2-58.4
09年、サンカルロは本番は二重降着でにっちもさっちもいかない結果に終わったが、②-②-①のジョーカプチーノが勝利。
結果が似ていても、
34.6-46.0-57.8と流れたのに、先行型が1、2着した06年は、⑥-⑦-⑥のロジックが本番で巻き返した。

トータルで時計が出ても、5Fで58.0秒以上であれば、10年のサンライズプリンス-ダイワバーバリアンのように、先行粘りからでも、また本番で見せ場を作ることはできるが、14年のように、Hペースに乗じて追い込んできたような馬は、本番がどう流れても出番はない。

万能性の一端を、厳しい流れになりやすい条件で、スピード能力を見せつける形で力を示す意味。
34.0-45.6-57.6の流れから、好位抜け出し楽勝を決めたカレンブラックヒルは、この時点では、確かに速い馬だった。
以後、1800重賞を2勝。
今年はサーブルオールが狙い目か。気性のせいでこの路線なのだろうが、2000M位が合う血統はよく走る。

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