世代代表馬は、大井か新潟で決まる

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レパードSという伏線

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トランセンドが良馬場で記録した1:49.5という快時計は、未だに不可侵領域としてそれに3馬身と近づいた者さえいない。
2着のスーニの走破時計1:50.0も、未だ第二位の記録。
スタッドジェルランと後に2000M未満の競馬で強さを見せたインカンテーションが並んで3番手につけるという構図は、ミラクルレジェンド、ホッコータルマエらが平凡な記録ながら、強さをしっかりと見せつけた内容ある勝利であったのとは対照的に、GⅠに届かなかったボレアス、クロスクリーガー、ダートで頂点を極めるのに多分に時間を要してしまっているアジアエクスプレスなどは、これ以降で目立つ場面を作ることができない馬もいる。

「血統は関係なし」
主要血統がバランスよく、短距離戦と同じように、ヘイローの系統<3勝>に傾倒していない点で、直系ないし、国内に数多存在するダート向き血統の間口は広い。
唯一、小回りなので、先行型のアメリカ血統は当然有利にはなる。

一方、1000万勝ちの馬が4勝、GⅠ連対馬が3勝しているのだが、畑違いの朝日杯<厳密に言うと、別カテゴリーとまでは言えないレース>を制したアジアエクスプレスを除き、残るジャパンDD2着の2頭が、グレープブランデー<フェブラリーS>、ノンコノユメ<古馬GⅠ2着3回>など、息の長い活躍をしている世代のトップホースであったことがポイントになりそうに思える。
即ち、
「世代代表馬は、大井か新潟で決まる」
故に、怪我をしてしまったり、場合によっては体調を大きく崩してしまった昨年の悲劇といったこともあるのだ。

上がり馬に、そういったしがらみは一切ない。だからこそ、大成できるのである。
3歳での戴冠は稀でも、コパノリッキー、ベストウォーリアなど路線丸被りの憂き目に遭うインカンテーションのような例もほとんどなく、希望をもって戦ってくれるだろうタフネスチャンピオンの軌跡を描き始める場所としてのステータスは、いつまで経っても変わるようなことはないように思う。



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