2017年ダービー卿チャレンジT

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ダービー卿チャレンジT(2017)検証

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最後は外の方がいいと傾向は、明けの中山開催でもあったが、この日は春先の気候でない上に渋った馬場状態。
Bコース替わりで内目が残るという展開が、あまり想定されていなかったことで、スローペースなのに、みんな外を目指して直線は3分どころより更に外を回る馬も出てきた。

結局、キャンベルジュニアはいい位置を取りながら、外に振った分前を捉えきれず、馬場はいいところだったかもしれないが、何故か大外を回ってきたマイネルアウラートも、わずかの差ではあったが、本来の粘り腰を活かせる叩き合いに持ち込むところまでが行かず…。

これ以上外を回ってしまっては…、という戸崎騎手の判断は間違ってはいなかったように思うが、真っ直ぐ走らせてあげないといい決め手を発揮できないグランシルクは、見た目にはイン強襲の進路選択も、ステイゴールドらしい根性のある馬ではないので、流れに合わせて何とか連を外さないようにと踏ん張ったキャンベルジュニアは捉えきれなかった。

元々大柄な馬で、変則開催の9月の新潟で32.2秒というとてつもない末脚を記録したこともあるロジチャリスが、内田騎手の言うところの「ダイワメジャーなので」というキャラそのままに、これまで結果を残していた先行抜け出し策で、初重賞制覇を果たした。
母父ロックオブジブラルタルで、マイルではこの上ない配合でありながら、日本では時計を求められる競馬になることで、晩成でも何ら違和感の血統の影響もあり、こうして1:34.7という高速ではない勝ち時計の決着も味方したのだろう。

しかしここにきて、15年ラジオNIKKEI賞組がやけに元気なのは、ちょっと痛快である。
グランシルクの芸風に1ミリも変化が見られないのに対し、先行力で勝負できるオープン馬になった3頭には、まだこの先の重賞路線での活躍に期待が持てる結果が続いているのは、何とも頼もしい。



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