2017年ニュージーランドT

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ニュージーランドT(2017)検証

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結果的には、中山マイルらしい内を卒なく回ってきた好位より前につけた組の上位独占。
とりわけ、重馬場巧者たる欧州のベテラン・シュタルケ騎手の勝負勘は、この日の中山では傑出していた。

ディープ産駒の人気馬を、絶妙の仕掛けで勝ち切らせた2勝の内容は、是非とも、若手の参考教材にしてもらいところだ。
このレースは、父ジョーカプチーノが勝ったファルコンSで、重賞3戦目にしてやっとこの路線で戦える目途の立ったジョーストリクトリを、スペースの空いた内で折り合わせ、馬場を意識し過ぎて外に張っていた先行有力馬の内を最後はついて、鮮やかに重賞馬にさせてみせた。

ジョーストリクトリは母父キングヘイローで、母系にはアメリカンなパワフル系の種牡馬が居並んでいるというのも味方した。
シュタルケ騎手のような、自分でペースを作るというよりは、相手に合わせて走らせるタイプにとって、直前の阪神でまたしてもやってしまった動きたがるデムーロ騎手の出番ではないシーンでは、強かな戦術が勝機を呼び込むということをよく理解しているのだ。

さて、問題はこちら。
正直言って、これをNHKマイルCにどう関連付けたらいいのか、何もヒントが得られなかったという印象しかない。
混戦の年はそのペースに拘わらず、中山-東京という全く繋がりのないコース同士で、互換性を見出す要素がないことも多く、上位組全切りでもいいのだが、ファルコンSともそこまでコネは強くないここで、連続して好走したメイソンジュニアやボンセルヴィーソは、意外と平均ペースで前に行ければ、結構渋とく粘り込める可能性はある…、ということしか見えたような、そうでもないようなといった具合。

差し馬勢の殆んどに重賞好走歴がない以上、2、3着馬の分析をしっかりするしか、今のところは手を付ける事柄は見つからない。
GⅠ級は果たして現れるのだろうか。


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