2017年京都新聞杯

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京都新聞杯(2017)検証

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行って持ち味を活かすしかなかったウインベラシアスが単騎先行するも、見た目よりずっと遅い1000M62秒台の通過。
が、ここでも馬群を牽引した組の能力は今一つで、伏兵は伸びきれなかった。
その流れを読んだかのようなサトノクロニクルは、どうやっても決め手比べでは見劣ってしまう馬だから、まだ1勝しかしていないということもあり、勝ちを狙った策のように映った。

しかし、序盤から少しストレスをかけた影響なのか、直線では大きく空いた内<京都外回りのスローではよくみる光景>にかなりもたれるように切れ込んで、ハーツクライ産駒でそこから立て直すのは少し時間がかかるから、時計のないダノンディスタンスくらいなら競り落とせたのだが…。

上手さを買って、それなりの自信をもって推したプラチナムバレットだが、これが意外と外枠からということもあって、すぐ隣のウインベラシアスの行きっぷりの良さを見て、大分無難な中団待機策となった。
京都外回りあるあるの前残しのパターンではあったが、そこはスマートレイアーの弟。
いつになく下げてからの直線勝負でも、ディープがいないのをいいことに、ただ一頭大外から前を捉えきって見せた。
黒光りこそ我が誇りという、サンデー系の継承者たるマンハッタンカフェの仔には珍しいこの芦毛馬は、やる前から結果は分かっているよ、と言わんばかりのわがままな差し切り勝ちで、ダービーへの出走をほぼ確定させた。

キレでも勝負できると分かった以上、一連の主要路線が異常な好時計決着になっている点からも、余力という面での魅力がある。
キャリアもある馬で、今回は中2週ながらプラス体重での出走。
弥生賞のダメージを感じさせない、鮮やかな勝ち方で優先出走権を得た東のダイワキャグニーともども、上手さを武器に戦えるこの中距離型の才能は、アドミラブル同様、侮れない伏兵となった。


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