2017年スワンS

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スワンS(2017)検証

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雨が降ったことは想定通りだったので、全く問題なかったのだが、ペースが落ち着いたことより、菊花賞の時のようなドタドタ馬場ではなかったこともあって、古馬戦らしいタフな叩き合いは、馬場の三分どころで繰り広げられた。

体が増えるとやけに元気になる体重倍増計画中?のレッツゴードンキが、ここ1年で3度目の二桁増での出走で、ついに桜花賞優勝時から50kgくらい増やして510kgになってしまった。
馬場状態を加味しての人気は、前日発売の時点から不変の1番キープであったが、キレというよりも、自分の中でやれることを一所懸命に頑張るタイプらしく、ここでも3着までに入ることはできたが、前は捕まえられず。
GⅠが本気の仕上げではなく、次のGⅡは…、などと簡単に問屋が卸すわけがない。

接戦をモノにしたのは、久々に本格参戦のクリスチャンの方のデムーロ騎手鞍上・サングレーザー。
ディープのくせに冴えない…、などと言われることもあっただろう期待馬は、武豊騎手を手こずらせた時期を経て、1600未満で3連勝、3度目の重賞挑戦全てがGⅡで、全部上位入線していたが、ついに勢いに乗って勝ち切ってしまった。
インの窮屈なところから、重馬場だから京都外回りのイン突きは決まったが、そこはやはり渋った馬場での争い。
重得意のマンハッタンカフェの仔・ヒルノデイバローといういい目標を、手応えよく上がってきた勝ち馬コンビはフルに活用して、しっかりと勝ち切ったことが何よりも素晴らしい。

3歳春の初めまでは、こいつは何をやってるんだか…、という馬だったのがウソのような勝負強さである。
故に、あまり軽くない馬場、叔母ロフティーエイムと似た雰囲気の適性での勝利の可能性も匂わせる結果になった。
底力があるのは確かだが、東のオルフェーヴル・ラッキーライラックもそう、こういう荒れ馬場専門のような馬に有利な馬場だったことは間違いない。



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