2018年府中牝馬S

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府中牝馬S(2018)検証

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パワー勝負の結末は、1:44.7での決着。

昨年とは一変。ぶっちぎりのレースレコードで、秋華賞馬がきっちりここも勝ち切り、重賞連勝を決めた。

カワキタエンカの本気逃げは、やはり素晴らしい。

ディアドラはちょっと置かれるタイプ。

一方、出負けさえしなければ、真っ直ぐ上がって行くときの脚は現役の牝馬の中でも屈指のリスグラシュー。

オッズは拮抗し、尚且つ、今日はモレイラがいない分、そして、彼がしばらくは強敵にはならないことを確信したのか、ルメールとデムーロのマッチアップだらけの一日になった。

総合力勝負は歓迎のはずのリスグラシューは、得意のワンターンの競馬で、しかし、休み明けはあまり得意でもない点で、ディアドラに勝つには瞬発力勝負に持ち込めればよかったのだが、この日は普通に流れに乗れたのに、ペースが中団位置でも平均よりちょっと流れたくらいで、安田記念で経験した厳しい流れより、休み明けの分、鋭さをやや殺がれた面もあるだろう。

路線のキーマンであるフロンテアクイーンとの叩き合いには競り勝ったが、流れてくれるに越したことはない、再度使い始めのレースとなったディアドラには、何とも易しい競馬になった。

勝ったディアドラは、前走クイーンSの勝ちっぷりと上がりの決め脚が際立っていた。

その時が33.7秒であり、33秒台後半の上がりは何度か使っているものの、その前に勝ったのは京都の条件戦で同等の数字を叩き出した時だけ。

2戦とも1800M。今回は32.3秒という凄まじい決め手を繰り出したが、いっぱいいっぱいの印象はなかった。

こんな展開なのに、ジュールポレールはキレ負けし、若干の適性の問題もあって4着。

ディープがキレ負けするのだから、先行馬には苦しかった。

エリザベス女王杯制覇にリーチの掛かったディアドラの敵は、思われているよりその距離適性が短い可能性があるという死角なのかもしれない。


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